煮込み料理とラグビーの幸せな土曜日。

久しぶりのラグビー・日本代表VSサンウルブズ戦。TV観戦しながら当然の録画。だから今夜は至福の食卓。

この後、日本代表はブリティッシュ・ライオンズとのテストマッチに向かう。

さて、今夜は何にしようか家人と作戦会議。

録画があるということは、これを微に入り細に入り、もう一度観直すということで、今夜の食卓が「反省会」の場となるということだ。

ぼくはラグビーをやっていたし、家人も20歳の頃からいっしょに秩父宮ラグビー場へ通ったいっぱしの目利き。

だから、今さっき観たのにまた観るの！とはならないのだ。

「反省会」の料理と云えば煮込み料理がわが家の定番なのだ。

鶏肉、じゃがいも、にんじん、玉ねぎ、いろいろな豆類をトマトソースでじっくり煮込む。

これをきりっと冷やしたカヴァでワシワシ行く。

友だちが大量に送ってくれた食パンのトーストもスタンバイ。

本来、オムライスの横にセットされるはずだったタコとセロリのマリネも、今夜は忘れずに。

「ハーフのスターターは、斎藤君になるかなぁ？」と家人。

「案外、サンウルブスに入っていた荒井君が抜擢されるかもしれないよ。　でも、ジャパンのハーフとなると、今回休養中の流君が、ちょっと抜けてるかな。」

「そーなんだ。遠征で斎藤君が頑張ればいいね！」

こうして、ぼくらの大切な人生の残り時間が過ぎていく。

これでいい、こういう風がいい、とふたり、納得。

あの赤くて可愛いやつはすっかり家人に懐いてしまい、絶品のエスプレッソコーヒーを提供してくれる。

ご馳走様でした。