
年末をぶちっと切って、もう一献。
一年経てば、ぼくの皮膚も、内臓も、脳も、骨も、まったく新しいものに変ってしまう。
だから正確には、ぼくは、それまでのぼくではなくなる。
それでも、ぼくをぼくだと断定できるのは、消滅しなかった記憶、ぼくをぼくだと記録している記憶による。
大晦日、時の流れはぶちっと切れて無くならないけれど、
そこは、ご容赦願って、新たな時が流れ始めるのだ、ということで、
まずは、一献。

暮れてゆく日々、
大晦日に、
そして、お正月に。
どちら様も、素敵な夜を。
一年経てば、ぼくの皮膚も、内臓も、脳も、骨も、まったく新しいものに変ってしまう。
だから正確には、ぼくは、それまでのぼくではなくなる。
それでも、ぼくをぼくだと断定できるのは、消滅しなかった記憶、ぼくをぼくだと記録している記憶による。
大晦日、時の流れはぶちっと切れて無くならないけれど、
そこは、ご容赦願って、新たな時が流れ始めるのだ、ということで、
まずは、一献。
暮れてゆく日々、
大晦日に、
そして、お正月に。
どちら様も、素敵な夜を。