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五十年前、京都河原町四条下ガルで出会った味。

崎陽軒の赤飯弁当待ち。時間調整はジンギスカン定食+餃子ひと皿。

神田小川町の歯医者さんの帰り。

「丸善本店」で森博嗣さんの『リアルの私はどこにいる?』と「文學界五月号」を買った。

あとは大丸地下の崎陽軒だ。

家人に云い使ったのは」お赤飯弁当」。

「シウマイ弁当」のおかずダウンサイジング化がそうさせる。

崎陽軒に到着するとお目当てはまだ納品前。

それでは時間調整にランチでも。

八重洲グランフロントの「珉珉」へ。

オーダーは五十年前、高瀬川そばの二階にあった「珉珉」で食したあの味。

山口の田舎から出て来た十九歳は、ジンギスカン定食の旨さにほぼ落涙寸前。

あの頃は、ジンギスカンと餃子をいっしょに頼めなかったなぁ。

ご馳走様でした。

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