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ちょうど良い呼び方 ~車屋先生と呼ぶ理由~

選手と対面した時は別として、友だちやSNS上で話す際の呼び方は実に様々。
わたしは大好きな車屋選手のことを「車屋先生」と呼ぶが、それについて語ってゆこう。

まず、例を上げて他の選手がどう呼ばれているか、何故なのかを紐解いてゆく。

大島選手。
フルネームは「大島僚太」
選手たちからは主に「りょうた」と呼ばれている。
ふろん太もそうだし、公式もリョウタ、リョータである。
高卒入団だったこともあり、チャントでも「笑顔がキュート」と謳われるくらいに可愛らしさを携えていたため、サポーターにも呼び捨てが多く見られる。
小林選手も同じく、生え抜きで親近感が高く、どこか弟のような雰囲気のある選手は呼び捨てが目立つ気がする。

最近は年齢も上がり、若い選手も増えたため彼らからは「リョータくん」とくん付けで呼ばれることも多くなった。

「大島」と名字で呼ぶサポーターは少なく、他チームのサポーターがそう呼ぶ印象だ。 
主にメディア媒体発で大島選手のことを「王様」というデコラティブな呼び方もある。ピッチ上の王様。
あまり見かけず、わたしもたまにするくらいだが背番号である「10番」という呼び方もする。これもメディア寄りの呼び方だ。
他にも個性的な「おりょう」という呼び方も見聞する。
ピカイチの技術とピッチを見抜く力には、またこれからも様々な呼び名が作られることだろう。

登里選手。
フルネームは「登里享平」
選手たち、ふろん太、公式にも「ノボリ」と呼ばれる。
年若な選手たちは「ノボリさん」「ノボリくん」いずれも「里」は省略されている。
省略は長い名字あるあるである。

近年ではその目覚ましい活躍と手腕で「ノボリP」と呼ばれ、みなさんご周知の通りに「P」は「プロデューサー」の「P」だ。
ピッチ外の行動の際にスタッフやサポが主に呼ぶ。

登里選手も大島選手と同じく高卒入団で生え抜きであるが、彼はサポや選手たち「享平」とは呼ばれない。
珍しい名字あるあるである。
わたしも割りと珍しい名字なので、小中学生の頃は名字で呼ばれることが多かった。
呼びやすさもあるのか、サポーター、選手のほとんどは「ノボリ」呼びである。時折、ノボリPを略した「ノボP」呼びが散見される。

そして、本題の車屋選手だ。
フルネームは「車屋紳太郎」
選手たち、スタッフ、ふろん太、公式には「シンタロウ」
ピッチ上ではより、呼びやすく「シン」
後輩には「シンくん」「シンタロウくん」橘田選手は「紳太郎さん」
…と、たくさん車屋選手の名前を羅列していたら…興奮してきてしまったので、呼吸を整えよう。
ふぅ~~~~。

車屋という名字は全国にも数少なく、恐らく車屋選手の親族のみではないかと推測される。
それくらいレアな名字なのだが、登里選手と違い名字で呼ぶひとはあまりいない。
名字メインで呼ぶはサポーターだと思う。
「くるまや」という名字は省略しにくい。「くる」じゃ変だし「くるま」だと分かりにくい。
そもそも「車屋」という響きも字面もインパクトがある。
なので、省略されないのだと思う。

そして、かなりの大多数で呼ばれており、わたし自身も呼び続けている「車屋先生」という呼び方。
確かに車屋選手は教員免許をお持ちなので、「先生」は「先生」なのだが、由来は異なり
モバフロにて連載されていたブログを憲剛さんが褒め、「文豪」のようだ、ということから「先生」と呼ぶようになった。
一時期、憲剛さんとモバフロのムービー担当のスタッフさんは「先生、先生」と車屋選手を呼び止めている。

そこから月日は経ち、ブログは音沙汰がなくなり、脇坂選手もインスタライブで「まだ、車屋先生って呼んでるの?」と
公式やら選手たちには過去の呼び方となっている「車屋先生」呼び。
確かにサポーターの中でも、少しずつ減っているような気がする…。

それでもなお、わたしは「車屋先生」とお呼びする。
何故かというと、わたしにとって非常に呼びやすくありがたい呼び方なのだ。
「先生」というのは尊称である。わたしの敬愛の心を調度良く彩ってくれる。
「シンタロウ」なんて呼び捨てになんて、畏れ多くて出来ないし、車屋選手って言うのは余所余所しく、だからといって「シンタロウくん」「紳太郎さん」も恥ずかしい…!!!!
わたしは元々、親しい男性や恋人を呼び捨てにしない。単に男性を呼び捨てにするのが好きではないという個人的趣味なだけなのだが。
(部下の男性は呼び捨てにする時もあるが、基本、くん付け)
それ故、くん付けもさん付けもちゃん付けも、どこか近しい愛が滲み出るので、到底、敬愛と憧憬の的である車屋選手をそんな風には呼べないのだ。

この暑苦しく重々しく禍々しい個サポの感情を、畏敬の念をトッピングしながら表してくれるのが「先生」なのである。
車屋選手のことを「先生」と呼んだ憲剛さん、本当にありがとうございます。

わたしの心 is 先生(何)なのです。
車屋先生フォーエバー…。

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