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私的ハロプロを語るうえで必要な10要素③

本人たちがなにより楽しそう、ハロプロが好きであること。
「好きこそものの上手なれ」を体現する彼女たち。
私にとってハロプロは非常に学びが多いのだ。

1.楽しいは伝染する

「楽しく見せる」のと「楽しんでいる」違いはなんとなく感じ取れると思う。フィクションとノンフィクションの違いと言えばいいのか。文章で伝えるべきこのコンテンツでなんとなくというのは気が引けるが、人間には言語化できない領域があるという。言語化できないというより、人により解釈が多岐にわたってしまうといったほうが近いのか。

人を楽しませたいのなら、自分が誰よりも楽しむこと。

学生時代に無意識的に尊敬していたお姉ちゃんのような人に言われたひとことである。その意味が彼女たちを見ていると理解できる。楽しいは伝染するのだ。人の「楽しい」を見てネガティブな感情を抱くのはその時の自身の精神衛生状態がよくない時くらいで、普通の状態であれば「楽しい」がそのまま伝染するのではないか。このご時世、ウイルスではなくこういうものが広く伝染してほしい。

2.好きだからこそ・・・

好きだからこそ、もっと上手になりたい。どうすれば憧れのあの人みたいになれるだろうか。何を身につけたらもっと輝けるだろうか。彼女たちのそんな熱量や向上心もパフォーマンスに表れる。

好きだからこそ、自分が情けなくなる。どうしようもなくふがいなくなる。どうしてうまくできないんだろう、あの子と何が違うんだろう。そんな葛藤や苦しみもにじみ出るときがある。

好きから派生するさまざまな思いが、衝突が彼女たちをより輝かせるのは間違いない。何かを好きになり、没頭したことがある人は共感できるはずだ。彼女たちの歌やダンスに触れながら、きっと心のどこかで自分と重ね合わせている。そして、「がんばれ」とステージにエールを送りながら、自分にもそう言い聞かせているのかもしれない。

3.自分をスタートとして

自分が楽しいと思っていることでまわりに楽しんでもらえたらどんなに素敵だろうと思う。自分が好きなことでまわりを幸せにできたらどんなに幸せだろうと思う。彼女たちを応援するファンであると同時に、彼女たちが本当にうらやましい(笑)

身を粉にして犠牲にしてできることは限られてくると思うから、どうせ汗水流して歯を食いしばるなら、自分が楽しいと思えることでやったほうがいい。ハロプロは世知辛いこの世の中で夢を見させてくれる貴重な存在だ。
私も必ず楽しいを伝染させてみせる。

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