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私的ハロプロを語るうえで必要な10要素⑩【やっと最終回】

この先どんな仕事が生まれ、なくなっていくのだろう。
そのひとつの基準となるのが「目の前の人を幸せにする」だと思う。
この言葉を知って「アイドルはなくならない」と強く確信した。
私にとってハロプロは非常に学びが多いのだ。

1. アイドルの宿命

アイドル達はまさに目の前にいる人たちを魅了し、元気づけ、感動させている。それそのものが仕事であり、宿命である。歌、ダンス、表情、しぐさ、トークといったパフォーマンスに彼らの物語性とライブを核とする刹那的な空間が相まって「アイドルこそ最高峰のエンターテイメントだ」と言えるだろう。

世界にはたくさんの仕事があり、たくさんの人が働いている。自分のやっていることが直接誰かに影響を与え、反応が得られるものもあれば、これはどこかの誰かに届いているんだと思いを馳せる必要がある仕事もある。アイドルはその両面を兼ね備える。なんていい仕事なんだ。今年は”目の前”に与えることが難しかった1年だったが、確実に彼女たちの存在や歌に勇気をもらっていた人たちは存在する。

2. ピンチなときにこそ試される本質

2020年は本当に世界中がピンチだった。人やモノがふるいにかけられたような、時には残酷に現実を突きつけ、時には未来への推進力になった。いままで「なんとなく」でやってきたもの、「しかたない」で諦めていたものに「本当にそれでいいの?」と本質を突きつけたと言ってもいい。そこに向き合えた人たちは着実に前進できたと思う。

「○○を止めない」が各界で聞かれた。ハロプロも「エンターテイメントを止めなかった」。本当にありがとう。人間の優れているところは思考と行動を止めないところだと思っている。ピンチなときほど原点に立ち返り、『歌』にフォーカスしてパフォーマンスをしてくれた彼女たちに最大の拍手を送りたい!

3. どんなことがあっても

目の前の人を幸せにする仕事はなくならないー市場規模とか売上高とかではなく、仕事のひとつの本質であるこの基準がこれからの仕事を決めていく。アイドルは、ハロプロは、永久不滅である。

来年はハロプロ曲について熱い想いを書き綴ろうと思います。2021年がわくわくした年になりますように。よいお年をお迎えください!

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