🐢鶴亀杯短歌一覧(124人🏄336首)
「鶴亀杯」に投稿された短歌(記事へのリンク付)を掲載しています。最新の投稿順です。
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✨7/25(月)13人🏄33首
336.純白の雲より出づる木漏れ日に射抜かれて照る土間の残り香
🏄
335.キャベツってさ切ったらこんなにあったっけわぁほんとだってわらうぼくたち
334.夜涼み(よすずみ)のベランダで読むストーリー英雄感じるその風我も
333.大好きよあの夏花火レモン味いつから呪いにかわってしまったの
🏄
332.知らぬのに興味本位でやってみて冒険してるここんとこずっと
331.晴れた夜見上げなくてもすぐわかる満ちていること欠けていること
330.風呂上がりタオルぐるぐる頭の上でソフトクリームみたいになってる
🏄
329.だれも好きなんていったりしないのにどうしてくっつけようとするの?
🏄
326.それぞれの想いの深さに傷ついて心あるのに足りない言葉
325.今月も笑顔見せ合い語り合う一期一会の覚悟持ちつつ
🏄
323.湯上りのサマードレスでじゃれている子猫の爪はチクッと刺さる
🏄
319.ゆずチュウを梅田娘にたのむとさぷっと吹き出し笑顔が咲いた
318.蝉時雨 木々のざわめき風涼し陽射しこぼれて笑顔あふるる
🏄
317.熱帯夜ここ鎖骨っておこりんぼ見えませんって目が覚めた
316.熱うつつ頭の中はパステルに色とりどりのケーキキルキル
🏄
313.まだ来ぬとバス待ち侘びて仰ぎ見るジリリ照らされ右手右頬
🏄
🏄
308.のんびりと日陰を伴ともにウォーキング道渡る風暑さ一服
🏄
🏄
304.あの歌を見たくてすべりこむ座席 ふたりに青く光る海風
✨7/24(日)7人🏄17首
302.ゴメンねは言わないだって不登校を失敗なんて思ってないから
301.その辺になんかいいこと落ちてない?ただ待つだけの変わらぬ日常
🏄
300.泳ぎ過ぎ手のひらふやけていつの日か水かきできたら海で暮らすの
299.潜っては水面見上げ空仰ぐあぶくのぼってキラキラゆらぐ
298.手をかくとぐんと進むのうれしくてわたしは真夏のあざらしになる
🏄
297.フィラメント胸のはしっこふぃらめんと遠雷ってセピアの音色
295.ひとにぎりたそがれた後待つ夜明け夜のひまわりそっとちぎって
🏄
🏄
293.一泊の旅に付き添ふボランティア浴衣着る頃には打ち解けき
292.病院の最上階の喫茶店クリームソーダ飲んで忘れる
🏄
290.なつかしきかをりただよふこのへやで夏の夜のことふと懐かしむ
289.薄日射す枝の透き間の彼方よりとろりとろりと蜜の音聞こゆ
🏄
287.人恋しくだんの森の迷路にてわれ呼びし名は広がりゆくや
✨7/23(土)7人🏄18首
286.我れ先に陽を浴びようと背伸びするミツバチも喜ぶ向日葵の夏
🏄
284.どうしようクサくないかな今わたし見上げられずに浴衣の袖ギュ
283.女子マネが渡すポカリが美味そうだバスケコートに背を向け麦茶
🏄
282.イラつくし寝ても起きてもだるいのよ君が言ったから更年期宣言
🏄
279.ハシゴもスライムジャンプも御用心アスレチックに不死のトーテム
278.前進キー押せジェットコースター我らが地球眺め行く末に勇気あれ
277.水流が回るよメリーゴーランド鸚鵡ノリノリ首をフリフリ
🏄
276.避暑地にて浮かぶアイスも心地よく心なしかな顔もにんまり
🏄
🏄
271.生霊の髪が茶色い電柱にからみていたり最北の街
270.くちゃくちゃとガム噛む音のしては消え後部座席の天鵞絨(びろうど)の影
269.真夜中のジョッキの泡に耳澄ます亡者の声の聞こえてきたり
✨7/22(金)4人🏄10首
267.文科省そろそろ気付け欲しいのは課題図書より作文マニュアル
266.さいばしを入れると泡が上がります熱波の街で鳴くアブラゼミ
🏄
265.夕日色川面に落とす今日の日よ暫しの別れまた明日の日に
🏄
262.あのときの涙は風に吹かれて雨になり波のしぶきに形を変えた
🏄
261.ジム通い褐色の肌傷だらけ背負う紋章刺青(タトゥ)に勝る
260.ポーズとる不敵な笑みにアツくなれ燃える祭り日男の決戦
259.殴り抜くバチバチ火花散らしつつ拳は強く光るは誉(ほまれ)
✨7/20(水)2人🏄6首
257.噛み合わぬ会話しながら喜ぶふたりこれぞコントと腹を抱える
256.年老いた母の所業に苦笑い明日は我が身と身の引き締まる
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✨7/19(火)2人🏄6首
251.地球儀外交世界が認めたインド太平洋構想
民主の光世界に灯す
250.ああぼくら失った代償あまりにも大きく暗闇を照らす太陽はいずこ
🏄
249.一度だけ「抱いてほしい」と書いた夜もあるにはあった昔のことよ
✨7/18(月)10人🏄28首
246.吹き抜ける木陰の風に思い馳せ冷房(エアコン)の下汗拭う午後
245.「痩せたね」と 娘に言われ ほくそ笑む日に 「焼けたね」と 聞き違えたり
244.例年(いつも)なら 梅雨明け未だかと待つ日々に早過ぎる夏うれしおそろし
🏄
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🏄
237.「また明日」その一言に立ち止まるとりあえずあと一日だけは
236.ごほうびに欲しかったのはソレじゃないコレが欲しいと背中指さす
235.0時過ぎぼんやりにじむ夏の月スマホ持つ手がかすかにふるえ
🏄
234.仰臥するセミの世界は明るいか「黙祷」をかき消す蝉時雨
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🏄
229.同窓会上目遣いのキミ近い夏恋sky is the limit
228.書く描く歌う撮る弾く編む建てる得意なことは我でいること
🏄
226.ゼンマイが壊れたように鳴き尽くしセミは飛び立つ灼熱の空
🏄
224.去り行きて気付いた想い灯りなき窓に映つるは夜空の花火
🏄
220.哀しみはラムネのびんのビー玉よ泡の想ひをからから鳴らす
✨7/17(日)2人🏄4首
218.大文字ご先祖さまとの再会を待ちわびながら送り火を見て
216.人混みで下駄履くキミの肩をだき会話続かぬ祭りの帰路よ
🏄
215.背伸びして本木をつかみ香りかぐてまりのようなトウネズミモチ
✨7/16(土)2人🏄6首
214.雨音がマティスの「ジャズ」のリズム打つ雷鳴響きしばし足止め
🏄
✨7/15(金)1人🏄3首
208.日差しさす木陰に腰をおろしてはそよぐ薫風ついうたた寝し
206.にわたずみ流れる小道キラキラと素足て添いて涼を迎える
✨7/14(木)2人🏄6首
204.ニセモノの私に気づいて嫌いになって愛さないでそばに置いてて
203.月明かり魔法の解けた君がいた恋の魔法はいまだ溶けなくて
🏄
200.猫の声そのなまめかしさを春と呼ぶ路地裏のジャズワインの一滴
✨7/13(水)1人🏄3首
198.サンダルをぶらぶら遊ばせ飲むコーラ二人で紡ぐ夏色の時
✨7/12(火)3人🏄7首
196.短冊に書ける勇気をくださいとそれすらできぬわたしの願い
195.もうすこし見ていたいから落ちないでふたりで灯す線香花火
🏄
193.旅をして美味しく食べて笑い合う未来の日々もあなたと生きる
192.らしくあれ生ききる君を応援す離れて暮らすわが子を思う
🏄
190.ちいさな手零れ落ちゆく時の砂全て消えゆくいのちも時も
✨7/11(月)3人🏄9首
🏄
186.場を探し斜上からボイン覗く一瞬だけでもときめくココロ
185.浮かれすぎ見える胸元飲む唾液イきそうな程エッチな身体
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✨7/10(日)2人🏄4首
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177.子が育ち自由研究ない今はちょっとさびしい親子のお休み
✨7/9(土)4人🏄10首
176.キミの肩顔をうずめて見惚れてた揺れるカーテンまどろみの午後
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173.銃を模し戦車を模して遊ぶ子ら平和の意味を知らず生い立つ
172.掌に長寿の手相握りしめ兵士は果たす無言の帰還
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🏄
169.疲れたねそう言いながら笑み交わす夫と義母の今日最良の日
167.予てより待ち望みにしこの佳き日心浮き立ちいざ、晴れの式場へ!
✨7/8(金)2人🏄5首
166.セスナ機の沸き立つ雲の間抜け見上げる子供ら顔(かんばせ)に汗
165.鳴き止まるその日が来るまで灼熱の月夜のセミは大きな命よ
164.ドンドンと恋の太鼓も忙しいよ打ち上げ花火あがるといいな
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162.ソーラーの羽で飛びたいどこまでも夏の太陽味方につけて
✨7/7(木)3人🏄9首
161.名も知らぬ翠(みどり)の石を縦横に駆けるクラック寝いき吸ひこむ
159.幸ひ(さひはひ)をあふれるほどに持ちいでて指のあいまで星くずこぼす
🏄
158.心太葛切り蜜豆水羊羹グルテンフリーで夏を満喫
157.永遠に叶うことなき片恋を持続可能な恋と呼ぶらむ
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✨7/6(水)1人🏄3首
152.暑き日の青海原にはしゃぐ君寄せ返す波笑う声永遠(とわ)に
150.初参加みんな楽しく鶴亀杯気になるショップへ踏み入る気分
✨7/5(火)3人🏄8首
148.レベッカのフレンズ聴くたび思い出す泣き腫らした日と仲直りした日
147.ミエハルと名付けてくれた初恋の君に会いたく夢をまた見る
🏄
146.見守る目振り返らずとも分かるから波迫る青恐れず駆ける
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✨7/4(月)5人🏄15首
141.あそこにもキラキラ光るさくらんぼリボンみたいに木々を彩る
140.さくらんぼこぼれおちそう小さな手慌ててポンと笑うボクたち
🏄
137.座らずば見えたであらう由比ヶ浜阿弥陀如来に蝉しぐれ降る
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133.灼熱の夏に負けじとウォーキング三日坊主で夏バテに沈む
🏄
132.真っ直ぐに青のミニカー梅雨の星僕の行く道はごまかされない
131.喜雨降らすカウンセリング土曜日に流した澱は透明だった
130.みんなとさ同じじゃなくていいんだよ君の出来るがママは嬉しい
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129.蒼月の下(もと)に生まれし吸血の終わり語らばいとエモしかな
128.帰れない過ぎ去り日まで写真から念を辿りて君を見つける
✨7/3(日)5人🏄15首
126.しっぽりと露天で愛されイカされて蜘蛛這う如き揉みしだき欲
125.甘すぎる温泉宿の一夜床(いちやどこ)そんなに喘いで乱舞されまし
124.舐めあげて突かれて激し我を忘れ消えぬたま汗愛しみつづけ
🏄
122.発車後はスピードあげて振り切って景色とともにはしる雨粒
121.名を呼んで夏空の下駆けてくる小さき手が指す明日も輝け
🏄
118.夏が来たザリガニ食べる中国の食文化にはついていけない
🏄
117.きみも今日も夏の月までも見過ごしてただ山の端に宵の来つらむ
116.叶ふならもしと訪ひたきいづくにか夕べの君をさがしてをりぬ
115.夏祭りはや暮れゆきて灯のともる明るき顔の人映ゆるを見つ
🏄
114.絶え間なく行ったり来たりを繰り返す海目覚ましを聞く旅先の朝
✨7/2(土)4人🏄12首
110.パラレルな世界にきっと住んでいるすれ違う今日同じ空見る
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108.障害で苦しんできた我なれど幸多い訳は等価によるから…?
107.他人(ひと)からは認められてた母なれど 家ではヘイトスピーチも言う
106.シベリアで苦しんできた父なれど子育てなどは我慢足りなく
🏄
105.上座かみざどこ座布団抱え母に聞く四十九日の夏の吾子かな
103.若き日の英雄気取りのこだわりが執着だったと気づく父の死
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✨7/1(金)4人🏄12首
99.大輪の花を見上げて思いしはこの後何処のホテルに行こうか
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✨6/30(木)5人🏄11首
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85.汗タラリジリジリ太陽身体にキツイ熱中症には気をつけよう
83.ねぇねぇちょっと質問だけどパート社員って使い捨てなの?
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✨6/29(水)5人🏄15首
75.ふーふーと冷ましてくれるたこ焼きをあーんと口を開けたまま待つ
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72.アラビアンジャスミンという白い花君の名前は茉莉花なのか
71.すききらいすききらいすききらいあっすききらいすききらいすききらい好き
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63.切り札の夏に恋を期待する 髪をショートにした日のままで
62.メット二つ浜に並べて僕達はウルトラマリンの海を見ている
✨6/28(火)4人🏄10首
61.スカートが濡れないように腰で折る君の進路を応援している
59.教科書にないまぶしさだカルピスの濃いめが並ぶコンビニの夏
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57.白雨(しらさめ)の濡れそぼる髪滴りて一秒のキス隠し暮れゆく
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54.あしもとにノウゼンカズラふたつみつおさなごひろいほほあんずいろ
53.麦茶には鉄のひょうたん入れるべし鉄分補給生き抜けむすめ
52.梅の実を氷砂糖が甘やかす憂うれう むすめに香れシロップ
✨6/27(月)2人🏄5首
50.ボクのあと少し遅れて響く下駄繫ぎたい距離もどかしく浴衣の君と盆花火
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49.ジリジリとタバコと肌が焦げつく晩夏母親が燃え尽きるのを待つ
✨6/26(日)5人🏄15首
46.立ち位置を教えてほしい花菖蒲いかなる場所でも凛と咲ききる
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40.サイダーのペットボトルを開ける音同時に鳴ってしまう絆だ
39.待ち合わせしたけどついに夕立ちでびしょ濡れだけどきみを待つけど
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37.心から楽しむことのできぬ夏それでも陽に焼けコーヒー色に
36.水着着てはしゃぐ若者横に見てカバン、マスクのクールビズか
35.三年経たちマスクはずしたプールサイドどっと歓声子たちは笑顔
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34.かく読みきツァラトゥストラの夏休み孤高の己れ悪くないかも
✨6/25(土)11人🏄31首
31.受験の夏公民館で出会った娘(こ)目があっても声かけられず
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24.傷付くの怖くて怖くて身を守る自分は傷付けてるの気付かず
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20.夏祭りカラオケ行って歌うのはWhiteberry?JITTERIN'JINN?
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13.アイタイの気持ちが膨らみすぎたのか手足が生えかつ踊ってた
12.嫌なことあったらたららうらうらら君思い出し忘れちゃおう
11.めいどいんじゃぱんの歴史に残したい世界に飛び出せわが大根
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5.はにかんだほたるのひかりつつまれて空の果てまでふたりのせかい
4.赤ペンのしるし残したカレンダーことしも一緒に見上げた花火
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