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日銀 大胆な修正 株式相場どうなる?

●はじめに

筆者:かぶざる
新卒で証券会社へ入社。大口契約賞を受賞するなど営業担当として活躍。
現在は兼業投資家であり、投資系クリエイターとして活動中。

相場全体の雰囲気のみならず、決算書や四季報などを活用したファンダメンタルズ分析を得意としています。基礎基本をしっかりと活用することで、株式相場分析に定評があり、セミナー登壇実績も多数あり。

🚨4月20日(土)都内にて、会場型セミナーへ登壇いたします。
詳細はTwitterでお知らせしますので、フォローをお願いいたします。
https://x.com/kabuzaru55/status/1770388592944410848?s=61&t=UmmVYxVZZ78IkRVAVHH5uQ

🔵概要

修正内容
・政策金利残高に対する金利を-0.1%から0-0.1%に引き上げ
・イールドカーブコントロール(長短金利操作、YCC)を撤廃
・ETF・REIT、新規買い入れを終了
・CP・社債、買い入れ額を段階的に減額 1年後をめどに買い入れ終了

継続内容
・長期国債買入、これまで通りおおむね同程度の金額での買い入れ継続

🔴詳細はYouTube動画で!

🔵内容

「物価目標の持続的・安定的な実現、見通せる状況に至った」
「長期国債買入、これまで通りおおむね同程度の金額での買い入れ継続」
「長期国債買入、賛成8、反対1」
「金融市場調節方針、賛成7、反対2」
「当面、緩和的な金融環境が継続すると考えている」
「YCCとマイナス金利政策は役割りを果たした」
「経済・物価・金融情勢に応じて適切に金融政策を運営する」

🔵見解

・決定内容は事前報道の通りで、異次元緩和の要素が削除された。
・マネタリーベース目標や追加緩和の言及はなく、緩和的な金融環境の継続が示された。
・春闘での賃上げが市場の利上げ期待に影響を与える可能性がある。
・日銀の発表を受け、政府のデフレ脱却宣言も注目される。
・長期国債の買い入れは維持され、金利急上昇の回避が日銀の方針として示された。
・金利の動向や長期国債の買い入れ減少ペース、日銀の発言、当局者の動向が注目される。
・日銀は緩和的な金融環境の継続を明示し、ハト派的な姿勢を示した。
・日銀の様子見により円相場に影響が出る可能性がある。

🔵植田総裁会見内容

・現時点での見通し前提なら緩和的な金融環境が当面継続する
・短期金利操作を主たる政策手段として適切に政策運営する
・賃金と物価の好循環の強まりが確認されている
・今回の措置で預金金利や貸出金利が大幅に上昇するとは見ていない
・緩和的な金融環境が、経済や物価を支える方向で作用する
・政策変更に伴う短期金利の上昇は0.1%程度に留まる
・2%物価目標実現の確率はまだ100%ではない
・将来どこかの時点で、国債買い入れ額を減らしていくことを考えたい
・新たな政策枠組みの名称は特に考えてない、短期金利を主たる政策手段とする普通の金融調節になる
・基調的な物価上昇率がもう少し上昇すれば、短期金利の水準引き上げにつながる
・国債買いオペや保有残高の調節、能動的な金融調節の手段としては用いない
・春闘の動向について、予告した通り大きな判断材料にした
・物価見通しがはっきり上振れる、もしくは上振れリスク高まれば政策変更の理由になる
・基調的な物価見通しが2%を下回っている間は、広い意味で緩和的な環境が続く
・為替の短期的な動きについてはコメント控えたい
・ある特定の金利水準か緩和的かは、中立金利がどれくらいかに依存する
・現状でははっきりと緩和的な環境と言える
・中小企業の賃上げについて、ある程度以上上がるという自信や根拠があるわけではない
・異次元の緩和は役割を果たした
・(為替動向について)経済や物価の見通しに大きな影響及ぼすなら、金融政策としての対応を考える
・賃上げの動きが広がっていくかは政策を決めるポイントになる
・ETFなど異次元緩和の遺産のようなものは当面残り続ける
・バランスシートの縮小をいつから始めるか、現時点で確たることは申し上げられない
・短期金利引き上げとバランスシート縮小のタイミング、どちらが先か考えてない


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