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おひとり様 日帰り登山日記 ~月居山・袋田の滝~

こんにちは。カブトムシの母です。

先週の金曜日、仕事が休みだったので、月居山袋田の滝に行ってきました。

富士山の次に登る山は湊かなえさん『山女日記』を読んで、金時山と考えていました。

が、登山当日の天気予報は、くもりで、夜にかけて下り坂に向かうということだったので、小説で読んだような景色は見られないだろうと思い、急遽、月居山と袋田の滝に行くことにしました。

↑ こちらを見て行きました。


朝5時過ぎに起きて7時過ぎの電車で鈍行と特急を乗り継いで袋田へ。

平日とはいえ、日本三大名瀑のひとつ、袋田の滝なので、観光客は結構いるかなと思いました。

しかし、袋田で降りたのは私一人⁉
しかも無人駅
ここはインバウンドとは無縁?

山小屋のような駅

月居山

まずは、袋田の滝のすぐそばにある月居山(つきおれさん)へ。

月居山 標高404mの双耳峰

車道をしばらく行くと、小さな道標が。

見落としてしまいそうな道標

そちらへ向かうと、一気に山道になっていきました。

山に入っても、人っ子一人おらず。


もし、熊に出くわしたり、滑落したりしたらどうしよう…とちょっと不安になってきました。

前日に雨が降ったのか、道がぬかるんでおり、滑らないように気をつけて行きました。

3か月前、土砂降りの中、富士山に登ったので、それに比べたら楽勝です。

とはいえ、思ったより急勾配?

と思ったら、また車道に出て、しばらく行くと、舗装された道になり、その後また山道になりました。
(こちらが本当の登山口だった?)

ガイドブックに「入門」とあった通り、駅から山頂まで2時間かからないくらいでしたが、最後の方は、どんどん斜面が険しくなっていき、ラストは大岩にかけられた紐をよじ登るというなかなかハードな山道で、初心者向けだからといって舐めてはいけないという感じでした。

急斜面


ここをよじ登ったら山頂

山頂近くで、ようやくおひとり様の男性ふたりと、年配の男性3人組に会いましたが、女性には誰にも会いませんでした。

山頂は城跡ということで、石碑があり少し開けた感じになっていました。


そこで給水と行動食を摂取。


富士山で友達になった人にもらったスポーツようかん。
次の登山で食べようと決めていました。


袋田の滝の分岐点まで下りて行き、袋田の滝を目指しました。

しばらく行くと、お寺の鐘が。

せっかくなのでついてみると、「ゴーン」と予想以上に大きな音がしてびっくりしてしまいました。

石仏群の前を通り、今は非公開になっている観音堂を通り過ぎると、石段が。

この中に運慶の菩薩が⁉
源義家も戦勝祈願をしたというお堂


何十段もある石段を上がって、やっと最後の一段!
と思って歩いて行くと、また次の石段が⁉


そこも上がると、また次の石段!



と何度か続き、ついに上がり切った!と思ったら、今度は下りの石段が出てきて…。


石段は高さが微妙だったり、大きさもまちまちで腿と膝にきました。

下っていくと滝の音がしたので、「やっと着いた!」と思ったけれど、音だけでなかなか見えて来ず。

最後のほうは石段から鉄筋の階段に変わり、

結局、何百段も上り下りして、やっと滝にたどり着きました。

普通に山道にしてくれたら、よかったのに💦

ここまででかなり消耗しました。


階段の途中で垣間見えた滝


袋田の滝

ようやくたどり着いた袋田の滝は、華厳の滝、那智の滝と並び、日本三大名瀑というだけあり、圧巻✨

観爆料300円を払って、ライトアップされたトンネルを通って観爆所へ。

オシャレ…なのかな?


間近で見る滝は、すごい迫力でした!!


大きすぎてカメラに収まり切りませんでした💦


華厳の滝は縦に長かった記憶がありますが、袋田の滝は横に幅広く、四段に渡って落下していました。(落差120m、幅73m)

そこから別名「四度の滝」(よどのたき)と呼ばれるそうです。

昔、西行法師が、「四季に一度ずつ来てみなければ、真の風趣は味わえない」と袋田の滝を評したからこの名がついたという説もあるとか。


エレベーターを上がって第二観爆所から
マイナスイオン✨


今は「恋人の聖地」にしようと、力を入れているようです?
パートナーがいる方は、デートで来るのもいいかもしれませんね💕
夜はライトアップもされるようです。


お昼は滝の周りにあるレストランで食べようと思っていましたが、予定より時間がかかってしまったので、アユの塩焼きを一本買い、歩きながら食べました。

駅へ

袋田の滝を後にし、袋田駅を目指しました。

山登りの後は温泉!

しかし、袋田の滝に近い滝見の宿 豊年万作袋田温泉 思い出浪漫館は現在日帰り温泉休止中ということだったので、隣駅の常陸大子へ移動することに。

14時37分の電車に乗らなければ、次は16時37分
駅の周りには時間をつぶせる所などなく。
なので、なんとしても14時37分に乗らねば!

ということで、余裕をもって歩き出しました。
20分前くらいに着けば間違いないでしょう。

しかし、途中で地図アプリを見ると、到着時間と歩く速度が合ってないみたい?

変だな?

とよく見たら、自転車の時間で検索していました😱

もう一度徒歩で検索したら、ギリギリ間に合うかどうか😨

絶対に間に合わせねば!と走ろうとしましたが、先ほどの階段にやられて足が痛く、走ることなどできません😭

仕方なく、大股で必死に早歩きをし、なんとか9分前にたどり着きました💦

一人旅で、いつも電車やバスの時間に追われている私😂


道の駅で日帰り温泉

日帰り温泉はいくつかありましたが、タクシーは使いたくなかったので、駅から徒歩10分で行ける道の駅 奥久慈だいごへ。

15時ごろ着いて、まずは遅めのランチ。

私以外、客がいないレストランで、けんちんそばと地ビールを注文。
登山の後のお疲れビールは最高でした✨


その後、2階の温泉へ。

日帰り温泉500円。

タオルは荷物になるので借りようと思っていたらレンタルタオルはなく。
フェイスタオル250円、バスタオル1000円。

こんなところで1000円使いたくなかったのでフェイスタオルを一つ購入しました。(なのでタオルは持参をおすすめします。)

温泉は内風呂が一つ。

私の前に、地元のおばあちゃんと思しきご婦人が入られていましたが、しばらくすると上がって行かれたので、貸し切りに✨

足の裏やふくらはぎ、腿を念入りにマッサージしました。

いつもは複数のお風呂を出たり入ったり、1時間以上入浴しますが、内風呂一つでは長風呂もできず、30分ほどでさくっと上がりました。

おみやげ

この辺りはりんごが名物ということだったので、アップルパイとりんごクッキーを購入。
それから、りんごソフトクリームを買い、食べながら駅へ向かいました。

滝へ行く途中でりんご園も見かけました。

アップルパイは豊年万作の女将考案の手作りのものガイドブックに紹介されていましたが、売り切れで買えず。

しかし、道の駅のアップルパイも生地が分厚く、りんごもたっぷり入って、かなり美味しかったです🍎

帰りは特急を使わず(特急を使っても10分くらいしか変わらず)、水戸から湘南新宿ラインで4時間かけて9時前に帰宅。

丸一日、満喫できました😊

まとめ

ということで、月居山&袋田の滝の日帰り旅行日記でした。

紅葉には少し早かったので、木の葉はほとんど緑色でしたが、あと数週間たったら、相当美しくなるだろうと思います。

紅葉はまだ

紅葉と袋田の滝、きれいだろうなぁ~。

もし、チャンスがあれば、ぜひ、お出かけください!

今日も読んでいただき、ありがとうございました。

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カブトムシの母
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