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50代母、中2の息子とゲームセンターへ行く

こんにちは。カブトムシの母です。

先週末、息子に誘われてゲームセンターへ行きました。

これまでもイオンで映画を観たあと、ゲームコーナーに付き合ったりしたことはありましたが、バイパス沿いの巨大なゲームセンターに行くのは初めて。

窓もなく怪しい建物なので、私はこれまで一度も中に足を踏みいれたことはありませんでした。

ちなみに、息子は私に似たのか、わりと一人で行動するのが好きで、ゲームセンターやカラオケにも時々一人で行ったりします。

かといって、友達がいないわけでもなく、学校にあまり行ってないわりに、クラスの友達とグループで出かけたりして、このゲームセンターにも来たことがあるようでした。

(起立性調節障害は、周囲から理解されず孤立してしまうケースもあるので、息子の場合、理解のある先生やクラスメートに恵まれてよかったと思っています。)

これまで、そんなことを言われたことなかったので、「母さん、ゲーセンに行こう」と言われて、「え、なんで?」と思いました。

もし、私が中学生だったら、「中2にもなって、母親とゲーセンなんて、マザコンじゃん。キモ😖」という感じですが、今の子は、あまり気にしないのか、うちの息子が変わっているのか…?

息子はマザコンではないし、私も「息子ラブ💕」でもない…どちらかと言うと、性格が合わないのでケンカばかりしていますが…。

しかし、別に断る理由もないので、行くことにしました。

正直、私自身、ゲームはあまり得意でも、好きでもありません。

が、息子との関係を良好に保つため、息子の好きなものは、できるだけ理解しようと努めてはいる…という感じ。

ドライビングゲーム


まず、最初にやったのは、画面を見ながら車を運転するドライビングゲーム(正式名称は知らないけど)。
似たようなものなら、何回かやったことがあります。

どうやら、息子は何度もやったことがあり、無免許ながら自信があるようで、免許を持っている私と勝負したかったようです。

車種と色が選べたので、なじみのあるTOYOTAを選びました。
マニュアルかオートマかも選べましたが、もちろん簡単そうなオートマを選びました。

スタート音が鳴り、アクセル全開。

しかし、ハンドル操作とスピードの加減がうまくできず、カーブの度に、右にぶつかり左にぶつかり、前方の車にぶつかり。
「ドドーン、ドドーン」と衝突音ばかり。

息子はあっという間に消えてしまい、全く勝負になりませんでした。

「何、これ、もうやだー!」とキレながら、なんとかゴール。

全然楽しくない!

息子曰く、「オートマだと速さを調節できないから逆に難しいかも」

ということで、2回目はアウディのマニュアルに。

30年ほど前、一応、免許はマニュアルでとりましたが、免許取得以来、一度もマニュアル車には乗っていません。

ゲームにはあまり関係ないかもしれないけれど、今度は、ギアチェンジしようと片手になるたび、車体が揺れて、また右にぶつかり、左にぶつかり。

ということで、今度も息子に負けましたが、アクセルの踏み方やカーブの曲がり方が少しわかったからか、息子の車が見えるくらいまで行けました。

私、もしかして、学習能力は高いかも?

と思ったら、少し楽しくなってきて、「もう一回、やろう」
と、息子に勝負を挑みました。
3度目は白いベンツで勝ちに行きました。

操作方法のコツが少しわかり、今回はほとんどぶつからず、カーブを曲がっていきました。
最初は私がリード!

しばらくすると、息子に追い越されましたが、かろうじて後ろは見えました。
そのまま、なんとか追いついていき、最後は追い越すことができ、私の勝利!!

顔にはあまり出しませんでしたが、めちゃくちゃ嬉しかったです😂
息子は「途中で止まったから」とか何とか言い訳してましたが。

たいこの達人

次に「たいこの達人」

ゲームがあまり好きじゃない私も「たいこの達人」は何度かやったことがあり、大好きです。

ちょうどこの日、ニュースで、ゲームにハマるシニアを特集していました。

ゲームは脳にもいいということで、「たいこの達人」を熱心に練習し、60歳以上が参加できるゲーム大会に出場するシニアたちが映し出されていました。

そんな映像を見て、私もボケ防止に「たいこの達人」をやろうかな、と思っていたのでちょうどよかったです。

私たちの前に、高校生男子が二人、「マイバチ」で、「むずかしい」よりさらに上の「鬼」をフルコンボしていました!
三脚を立て、動画を撮っていたのでYouTubeにアップするのでしょうか。

↑ こんなやつ

「鬼」のフルコンボを生で見るのは初めてだったので、その華麗なバチさばきに思わず見とれてしまいました。

以前、「たいこの達人」をしたとき、「ふつう」もロクにたたけなかったので、「鬼」なんて一体誰がたたけるんだと思っていたら、目の前にいました!

ドラマーみたいで本当にカッコよくて、感動すら覚えました。
これを見られただけでも、今日来てよかったと思いました✨

しばらくして演奏が終わり、高校生たちが去って行ったので、私たちの番になりました。

二人で200円で4曲できたので、2曲ずつ選ぶことにし、私はアニメ主題歌の「Bling-Bang-Bang-Born」「青のすみか」を選びました。
息子が選んだのは知らないゲームの曲でした。

息子は「ふつう」、私は「かんたん」で難なくクリアできたので、私も「ふつう」にすることに。

打つタイミングが微妙に合わず「良」ではなく「可」ばかりでしたが、クリアはできました。
やり慣れている息子にはかなわず、2万点くらい差がついてしまいましたが。

シニアにも推奨されている「たいこの達人」。
私も老後の楽しみに、マイバチを購入して、極めてみたいかも…と思いました。

まとめ

そんなこんなで、3~40分遊んで二人で500円(普通のゲーセンより安かったので)。

昔はゲームセンターと言えば、不良のたまり場でしたが、今は親子で行っても浮かないくらい健全(?)な場所になったんだなと思いました。

通い詰めて散財するのはよくないと思うけれど、たまに息抜きに来るのはいいのかなと思いました。

この話をママ友にしたら、「私の周りには母親と出かける中学生の息子なんていない」と驚かれ羨ましがられました。
母親と一切口をきかない子とか、母親にひどい暴言を吐く子もいるとか。

私からすれば、多少親子関係が悪くても、毎朝元気に起きて、学校に通える子が羨ましいですが、息子が病気になったことで、私も接し方や声かけなど気をつけるようになったので(いつもできているわけではないけれど)、そのことで、多少親子関係がよくなっているとしたら、「けがの功名」なのかも?と思いました。

今日も読んでいただき、ありがとうございました。


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カブトムシの母
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