疲れている人におすすめ! 森林セラピー 穴場スポット!? ~赤城自然園~
こんにちは。カブトムシの母です。
昨日、群馬県に住む友人に誘われ、赤城自然園という所に行ってきました。
友人も他の人からおすすめされて初めて行くスポットということでした。
高崎から車で1時間ほど行ったところにひっそりと佇んでいた赤城自然園。
植物園?と思っていたけれど、120haという広大な森林でした。
県営か市営だと思ったら、運営はクレディセゾン。
一般企業がこんな所に森を持っているとは!?
入場料は、大人1000円、子ども無料
セゾンカードかUCカードがあれば500円
珍しい植物やきのこも
昨日は気温36度の予報でしたが、標高が少し高いからか、思ったほど暑くなく、木陰はとても涼しくて気持ち良かったです。
緑の匂いがあふれていて、鈍感な私でも「空気がおいしい!」と、違いがわかりました。
まだセミの声が聞こえ、鳥の鳴き声も聞こえてきました。
人工的な植物園や庭園と違って、ここはもっと自然に近い森!
途中、広々とした広場や、ツリーハウス、あちらこちらに木のテーブルとイスが置かれていましたが、それも自然の中にうまく調和し、景観を損なうようなものではありませんでした。
きのこが好きな友人は、超珍しいという「キヌガサダケ」を初めて見たと言って、興奮していました。
2週間ほど前、職場の同僚に誘われ、リトリートというものを体験しました。
※リトリート:日常から離れた環境で過ごし、心身をリフレッシュさせる活動
そこでも緑の中でヨガをしたり瞑想をしたりしてリフレッシュしたのですが、ちょっとお高いのが難でした。
しかし、ここなら森の中で瞑想もヨガもやりたい放題で、たったの1000円!
(あとで調べたところ、こちらのリトリートは食事つきで9000円でした。
でも、やり方がわかっていれば、個人的に自由にやっても効果はあるのではないかと思いました。)
結局、友人とはヨガも瞑想もしなかったのですが、ただ歩いているだけで、緑に癒されました。
ここは「森林セラピー基地」というものに認定されているということです。
運営大丈夫?
それにしても、こんな広々としてステキな場所なのに、平日のためか来場者はほとんどおらず。
私たちより年配の女性の二人組、大きな望遠カメラを首から下げたおひとり様が何人か…
それよりも胸に「クレディセゾン」と書かれたシャツを着たスタッフさんの方が多いように見えました。
なんだか非常にもったいない。
来場客、こんな少なくてやっていけるのかしら?
こんなに素晴らしい場所なんだから、もっとマーケティングを工夫すれば、多くの集客が見込めるだろうに…。
日本屈指のマーケター、森岡毅さんだったら、どんなマーケティング戦略を立てるかしら?なんて、想像したりしてみました。
しかし、調べてみたら、この場所は、そもそも儲けようと思って作られていないことがわかりました。
赤城自然園とは
もともとはリゾート開発のため1970年代から1980年ごろにかけて、取得された土地だったのを、当時のセゾングループの代表、堤清二氏が「デパートの屋上でカブトムシやオタマジャクシを初めて目にする子ども達の姿にショックを受けた」ことで、総合自然観察園として運営することが決まったそう。
ということで1993年にオープンしたものの入園者は年間6000人と赤字。
西友がウォールマートの子会社となった際、赤城自然園は不良資産とみなされ、2009年にはいったん閉鎖。
従業員も全員解雇されたものの、一部の社員が無償で管理を継続。
新たなスポンサーを探した結果、クレディセゾンが運営を引き継ぎ、2010年に再オープン。
現在は入園料に頼らず、本園の思想に賛同する企業からの協賛金を収入の柱として運営されているということでした。
そんな美しい理念✨のもとで作られた自然園だったんですね!
まとめ
本当にステキな自然園だったので、ぜひ、都会でお疲れの方に行ってほしいです。
特に、山登りは苦手だけれど、公園でちょっとお散歩じゃ物足りないかなという方!
それから、カメラを抱えた人も何人かいたので、自然の写真(蝶とか?)を撮影するのが好きな方にもいい場所なのかもしれませんね。
イスやテーブルもたくさんあるので、レストランやカフェに行く代わりに、お弁当やお茶を持ってきて、ここで語り合うのもおすすめです。
あ、本来は子ども達のために作られた場所なので、自然と触れ合わせたいというファミリーにも注目のスポットです。
(地元の子ども達は遠足とかで行くのかしら??)
私がもし、近くに住んでいたら年パス買って、通うのになぁ…というくらい、一目ぼれしたスポットでした。
今日も読んでいただき、ありがとうございました。
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