Supercell | ”Clash系”新作3本に続報。『Clash Mini』のOBTが近日開始!
2021年11月5日、Supercell社が”Clash系”新作タイトル3本の開発について進捗状況を伝える動画を公開しました。
3本まとめての情報発信は、今年4月に3タイトルの開発が同時発表されて以来になります。あの時と同様に今回も、noteで詳しくまとめていきます!
▽関連note(2021年4月)
11月5日の発表内容(まとめ)
11月5日の発表動画は、5分ほどですし、日本語字幕もついているので見てもらうのが一番。で・す・が、お忙しい方のために簡潔にまとめました。
最大のニュースは、やはり『Clash Mini』のOBT開始(オープン・ベータテスト)でしょう。開始地域は、北欧とカナダなどの一部の国から。動画内では明言されませんでしたが、開始日は11月8日の週とのことです。
これまで「まだなのか、いつなのか」とファンから大いにせっつかれていましたが、遂に来ましたね!
◇
それでは次節から、各タイトルの進捗報告について触れていきます。お時間のある方はお付き合いください。
1. 『Clash Mini』(クラッシュ・ミニ)
『Clash Mini』は、いわゆるオートバトラー系の”戦略ボードゲーム”です。現在開発中。プレゼン担当は、コミュニティマネジャーのVladislav氏。
世界リリースやベータテストについて何か発表があるのかな・・・?
来ました! OBT(オープン・ベータテスト)の開始! フィンランドからスタートして、北欧諸国やカナダなどに順次展開します。
そして、動画内では明言されませんでしたが、Supercell社の公式HPによれば、開始日は11月8日の週とのことです。すぐですね!
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2. 『Clash Heroes』(クラッシュ・ヒーローズ)
2つめの発表は『Clash Heroes』で、こちらも担当はVladislav氏。『Clash Heroes』は、Clashの世界を探検し、お気に入りのClashキャラクターを連れて未開の地へ行き、クエストをクリアしていくアドベンチャーゲームです。こちらも現在開発中。
動いている『Clash Heroes』の画面を見れるのは久しぶり。ステージには様々なギミックやトラップが用意されているようですね、ふむふむ。
今年4月の時点でも『まだ開発の初期段階』と言っていましたが、11月時点でも『開発序盤』ですか・・・。まだまだ時間がかかりそうですね。
3. 『Clash Quest』(クラッシュ・クエスト)
3本目『Clash Quest』の発表は、クラクラでおなじみのコミュニティマネジャーのDarian氏から。『Clash Quest』は、”ターン性で戦術的な冒険ストラテジーゲーム”なのですが、要するにパズルRPG系のゲームです。
前の2本より一歩先を進んでいて、現在一部の国でOBT中。
大ベテランだけあって、”すしざんまい”ポーズも決まってます。
『Clash Quest』では、つい先日の11月3日に、”今までで最大のアップデート”が実装されました。新ソーシャル機能「クラン」と「クランリーグ」、新ボス「ボーンブラザーズ」に新ユニット「ボムディガー」、新エリア開放、新要素「魔法アイテム」と盛りだくさんな内容です。
そして、チームは次のアップデートの開発を既に始めたそうです。新敵施設「魔法の巨大クロスボウ」に新ボス「スリザリンスネーク」ですって。
分かりましたね? Clash.comに忘れず登録しておきましょ。■
Column 1: 広がっていく”Clash”ユニバース。新しい舞台に新しいキャラ
ここからは考察というか感想を。
4月のnoteで「Supercellが”Clashユニバース”を広げることに本腰を入れた」と書いたのですが、今回の発表と映像からもそれを強く感じました。
既存の”Clash系”タイトル、『クラクラ』も『クラロワ』も他コンテンツとのコラボはほとんどやって来ませんでしたが、”クラクラのキャラが装いを変えてクラロワに登場する”みたいな感じで相互の交流だけはありました。
新作3タイトルをくわえた”Clashユニバース”が広がり、新要素が開発されていくことで、既存タイトルにどんな刺激が生まれるのだろう? と想像してみるの、楽しくないですか?
◇
そんな訳で、今回の動画をくまなくチェックして、”Clashユニバース”にとっての新しい舞台や新しいキャラを探してみました。『クラクラ』や『クラロワ』の将来の新キャラがこの中に隠れているかもしれませんよ。
△『Clash Mini』のミニキャラ
右上のヴァンパイアっぽいキャラがそのまんまヴァンパイアだとすれば、”Clashユニバース”に初登場です。むしろ、ネクロマンサーやスケルトンがいるのに、なぜ今までいなかったのか。
右下のキャラは、『クラクラ』のヒーラー、『クラロワ』のバトルヒーラーっぽくありますが、槍的なものをかついでるんですよね。本当にヒーラー?
△『Clash Mini』のヒーロー
上はアチャクイとババキンで決まりでしょうが、問題は下の2体です。左下は白髪のホグライダー・・・いやホグに乗ってないな。さては免許返納したのか。持っている武器はハンマーに見えない、何だろう?
右下のヒーローは、4月から気になっていたキャラです。重鎧に盾と、タンク的な防御力がウリっぽく見えます。パラディン的な? 目が光っているのは眼鏡なのか、マジック的なアイコンなのか。うーむ、気になります。
△『Clash Mini』のボード(試合の舞台)
左上は『クラロワ』のビリビリ渓谷(アリーナ11)っぽく、右下は大工の作業場(アリーナ6)っぽくあります。あとの2つは見覚えがありません。
カラーリングや装飾的に、右上のボードは上に出てきたパラディンっぽいヒーローに、左下のボードはヴァンパイアっぽいミニキャラに通ずるものを感じます。彼らにゆかりのある舞台なのではないでしょうか。
あと余談ながら、右上のボードには2か所だけ模様の違うタイルがあるのも気になります。そこだけ何か特殊な効果があったりして?
△『Clash Quest』のボスやユニット①
ラヴァハウンドやガーゴイルはド定番として、下の2つですよ。
ボーンブラザーズ(スキニーとスクラギー)は一見『クラロワ』のスケルトンドラゴンから羽をむしり取った感じの造形なんですが、動くと明らかに違ってて犬なんですよね。これが意外や愛らしい。
ボムディガーは、ボンバーがディガーしましたという既存要素のMIXです。きっと穴を掘りすぎて骨になっちゃったんでしょうね。働きすぎだで。
△『Clash Quest』のボスやユニット②
4つとも新しいです。左上からサンドドラゴン、ビビりスケルトン、魔法の巨大クロスボウ、スリザリンスネークです。
『クラロワ』民として目を引かれるのは魔法の巨大クロスボウですね。見た目からしてマジックアーチャー譲りのカッコよさがあって、しかも貫通能力持ちですよ。コスト7くらいで『クラロワ』に来ませんか?
スリザリンスネークの体が複数のテスラを連結してできているというのも面白いです。『クラロワ』にこんなん出てきたら、まずもって防衛を突破できる気がしません。
◇
みなさんは、どのキャラ、どの新要素が気になりましたか?
このnoteのコメント欄やTwitterなどで教えてもらえるとうれしいです。■
Column 2: ”非Clash系”の新作もつぎつぎに。『Everdale』『Boom Beach: Frontlines』『Beatstar』
今回の発表と直接の関係性はないのですが、Supercell社は”非Clash系”のタイトルも複数開発中です。ひょっとしたらまだご存じでない方もいるのかもということで、いい機会なのでまとめて紹介してみます。
1. 『Everdale』(エバー・デール)
『Everdale』はSupercell社の完全新作で、自分の村を育て、仲間と谷を開発していく平和な建築ゲームです。今年8月から一部の国でOBT中。
どんなゲームかを既存ゲームでたとえると、”ヘイデイ2.0”とか”優しい世界のクラクラ”と言った感じでしょうか。クラクラでバトルよりもファーミングが好きなんだ、という方に向いていると思います。個人的にはストライクど真ん中で、今もこつこつとプレイ中です。
2. 『Boom Beach: Frontlines』(ブーム・ビーチ・フロントライン)※Space Ape社
『ブーム・ビーチ』のIPを使いつつゲームジャンルを変えた新規タイトルが『Boom Beach: Frontlines』です。開発はSupercell傘下のSpace Apeです。数度のCBTを経て10月にOBTを開始し、10月19日にはカナダでソフトローンチもされました。
プレイ感としては、カジュアルなMOBA。『ポケモンユナイト』よりもMOBA入門向きかもしれません。操作感は『ブロスタ』っぽく感じました。アクションが苦手な筆者は、自分の弾は当たらず相手の弾はこっちに当たる愉快なことになり果てていますが、アクション好きにはオススメです。
3. 『Beatstar』(ビートスター)※Space Ape社
Space Apeからもう1本、『Beatstar』。公式音源で遊べるのがウリの新感覚リズムゲームです。日本を含む一部の国で選考リリースされていましたが、9月2日にグローバルリリースされました。
Supercellファンにとってうれしいのは、『クラクラ』『クラロワ』『ブロスタ』『ヘイデイ』といった既存タイトルのテーマソングも収録していることです。(Supercell IDを登録すると1曲プレゼントで貰えるのも心憎い!)。音感のない筆者はちょっと難しい曲になると完走もままならないイバラの道ですが、失敗して体で覚えるのが音ゲーというもの。これはこれでアリ。■
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