クラロワリーグ | CRL Asia | 2019-S1 | 日本(JPN)の4チーム
「クラロワリーグ アジア」(Clash Royale League Asia, CRL Asia) 2019年 シーズン1 の開幕ロスターが2019年4月16日、遂に発表された。CRL Asiaは全12チーム(58選手)で構成され、そのうち日本から参戦するのは4チーム(19選手)。日本の4チームは昨年2018シーズンから増減はない。S1の開幕日は4月25日、試合地は全試合韓国である。
今回は、この日本(JPN)の4チームについて昨季と顔ぶれがどう変わったか、今季の選手起用はどうなりそうかなどについてざっくり確認していきたい。(明日以降日本の4チームを1つずつ、もう少し詳しくチェックして行く予定。韓国・東南アジアについては調査と情報整理中なので少しお時間を)
※追記(2019/4/22) 日本4チームの1チームずつ紹介も無事、作成・公開できました。本記事の各チーム紹介の下部に記事へのリンクを追加しました。
1. DetonatioN Gaming
DetonatioN Gaming(DNG) CRL Asia JPN-Div Wiki
Lewis/ピラメキ/天ぷら
IN: HANExHANE(new)/れいや(new)/oda(監督)
OUT: koo
DetonatioN Gaming(DNG)の2018年は、S1 S2連続で地区4位というきびしい結果だった。2019年開幕ロスターから分かるDNGのテコ入れ策は、(1)4人体制→5人体制に。(2)Lewisを選手に専念させ新たにoda氏を監督に。の2つだ。チームスローガンは『One for all, All for one』。
S1の一時期を除きDNGは2018年を4人で戦った。必要最小人数ではあるのだが、Lineupのバリエーションは限られたし、練習にも苦労した筈だ。5人体制を選択したのは賢明に思える。また、Lewis選手兼監督(2018年) の細い肩にかかる負担と責任は界隈から心配される程の過大さであった。チームがマネジメント面を厚くしようと新たに人を割いたことはポジティブな印象だ。
2019年シーズン1のDNGの予想布陣は「1v1: Pirameki、天ぷら、れいや。2v2: Lewis-HANExHANE、Lewis-れいや」。新人2選手は共に最多トロフィーが7000を超える猛者だ、既存メンバーも刺激を受けていることだろう。シーズン序盤は、2018年の2v2メイン Lewis-koo組に代わる新たなペアを探りながらの戦いになりそうだ。
▼選手1人1人の紹介
クラロワリーグ | CRL Asia | 2019-S1 | DetonatioN Gaming(JPN)
https://note.mu/kabutom/n/n3dd7ed6b337e
2. FAV gaming
FAV gaming(FAV) CRL Asia JPN-Div Wiki
けんつめし/だに/おこめちん(監督)
IN: JACK(new)/きたっしゃん(new)/nichrome(アナリスト)
OUT: RAD(PNS)/焼き鳥(GW)/Oz
FAV gaming(FAV)の2018年は、S1: 地区3位 & Wildcard敗退、S2: 地区2位 & Wildcard敗退という結果だった。2季連続ポストシーズン進出という成績は悪くないのだが、FAVの目指す目標はもっと上にある。チームスローガンは『楽しく、そして勝つ!』(Fun And Victory!)。
FAVの2019 S1開幕ロスターには、いいビッグニュースと悪いビッグニュースがある。JACK(日本唯一のグローバルランキング1位経験者)の加入と、RAD-焼き鳥(2018 S1 ベスト2v2ペア)の退団である。共に影響度が大きすぎて、プラスマイナスで結局どちらに転ぶのかとても予測が難しい。いい意味でも悪い意味でもファンはハラハラさせられそうだ。
2019年シーズン1のFAVの予想布陣は「1v1: だに、JACK、けんつめし。2v2: けんつめし-きたっしゃん、けんつめし-JACK、だに-きたっしゃん」。魅力は強力な1v1陣。課題は2v2の経験値不足だ。恐らくキャプテンのけんつめしを軸に新たなペアを模索するのだと思うが、だに-きたっしゃんのクランメンバーコンビもありそうだ。また、4人体制は色々大変なので、近いうちに5人目の獲得発表がありそうな気がする。(おこめちん監督の「代打、俺!」も・・・ありえ、る?)
▼選手1人1人の紹介
クラロワリーグ | CRL Asia | 2019-S1 | FAV gaming(JPN)
https://note.mu/kabutom/n/ne19ff0a4e5e2
3. GameWith
GameWith(GW) CRL Asia JPN-Div Wiki
ユイヒイロ/KK/ZEROS(監督)
IN: ブロッサム(new)/Rolaporon(元PNS)/焼き鳥(元FAV)
OUT: アマテラス/shun/大庭(監督)
GameWith(GW)の2018年は、S1: 地区1位 & Playoff準優勝、S2: 地区3位という結果だった。ファン的にはS1の快進撃の印象が鮮烈だが、チームにはS2の悔しさの記憶の方が鮮明なことだろう。チームスローガンは『ゲームをより楽しめる世界を創る』。
2018年のGWは、shun-kk組とアマテラス-ユイヒイロ組という2組の強力な2v2ペアを持つことが特長だったが、2019年ロスターにはshunもアマテラスもいない。新加入の焼き鳥(元FAV)も含め2v2の経験値十分な選手は複数名揃っているので、後はベストな組み合わせを探すだけである。
2019年シーズン1のGWの予想布陣は「1v1: KK、Rolaporon。2v2: 焼き鳥-ユイヒイロ、焼き鳥-ブロッサム」。KK、Rolaporon(元PNS)という1v1の2枚看板はアジア屈指の破壊力なため、2018年とは違ったローテーションを採用しそうな気がする。彼ら2人が順調ならば、他のメンバーに1v1の出番は回ってこないかもしれない。
▼選手1人1人の紹介
クラロワリーグ | CRL Asia | 2019-S1 | GameWith(JPN)
https://note.mu/kabutom/n/n9b047d688d83
4. PONOS
PONOS(PNS) CRL Asia JPN-Div Wiki
みかん坊や/天GOD/ライキジョーンズ/フチ(監督)
IN: kota(new)/RAD(元FAV)/tight(アナリスト)/ガリレオ(マネジャー)
OUT: Rolaporon(GW)
PONOS(PNS)の2018年は、S1: 地区2位 & Playoff優勝、S2: 地区1位 & Playoffベスト4 & 世界大会ベスト4 という結果だった。日本チームの中では最も良い成績を挙げたが、彼らは依然勝利に飢えている。チームスローガンは『100年、勝ち続けるために』。
PNSの2019年S1 ロスターは見るからに充実している。世界大会出場メンバー3人を擁し、2018年の2v2ペア: 天GOD-みかん坊や、天GOD-ライキが欠けることなく、更にRAD(元FAV)を補強したのだ。加えて、みかん坊や・フチの役割分担も昨季よりスッキリと整理された。PNSが隙のない盤石の体制に思えるのは私だけではないだろう。
2019年シーズン1のPNSの予想布陣は「1v1: ライキ、RAD、kota。2v2: 天GOD-みかん坊や、天GOD-ライキ、天GOD-RAD」。チームの課題を探すなら1v1になる。レギュラーシーズンは3 Setマッチなので1v1が五分なら2v2の安定度で優位を取れるだろうが、プレイオフファイナルは5 Setマッチだ。KOH以外の1v1が3 Setもある。フチ新監督のことだから、そんな先の先まで見据えて色々なLineupを試すのではないだろうか。
▼選手1人1人の紹介
クラロワリーグ | CRL Asia | 2019-S1 | PONOS(JPN)
https://note.mu/kabutom/n/n909eb9e42e02
Overview
日本4チーム全19選手。新人6人。国内移籍3人。
・新人 HANExHANE、れいや、JACK、きたっしゃん、ブロッサム、kota
・移籍 RAD(FAV>PNS)、焼き鳥(FAV>GW)、Rolaporon(PNS>GW)
日本4チーム全19選手のうち、初めてCRL入りするルーキーの数は6人。0からのリーグ立ち上げとなった昨季と比べるとぐっと狭き門となった。しかしその狭き門を潜り抜けた6人はいずれも、オンライン・オフラインで名を馳せた精鋭ぞろい。プロの舞台に立つ彼らを早く観たい!
2018年シーズンのプロ経験者の中からは、国内移籍を選択した選手が3人出た。しかも、FAVで2v2の”黄金ペア”を結成したRAD-焼き鳥がそれぞれ別チームへと移籍するとは! 全く予想だにしなかった移籍劇で非常に驚かされた。今もまだピンと来ない。
選手兼監督2→0人。監督転向2人。
・みかん坊や、Lewis 選手兼監督(2018)→選手専念(2019)
・ZEROS、フチ 選手(2018)→監督転向(2019)
次に、監督(Coach)人事について。2018年シーズンに選手兼監督に就いていたみかん坊や(PNS)、Lewis(DNG)の2人は今季選手に専念すると発表された。兼任の負担度は外野から見ていても大きかったので納得の人事である。
そして、2018年シーズンに選手として活躍したZEROS(GW)、フチ(PNS)の2人が監督へ専念することになった。「監督(Coach)」と言ってもチームによって人によってその職の定義や守備範囲、指揮スタイルは異なる。表に名前の出ない裏方さんたちの環境面や情報面でのサポート体制もチームによりけりだろう。そんな中、2人はプロ監督としてどう”色”を出していくのだろうか。彼らの新たな挑戦にも注目していきたい。
外国人選手0人。女性選手0人。
「クラロワリーグ チャイナ」(CRL China)に”CRL初の女性プロ選手”が誕生したことからほんの少し期待していたのだが、今季も女性プロ選手は0人となった。男性以上に参入へのハードルが高いことは承知しているが、残念。
また、日本チームの外国人選手も2018年シーズンに続き0人となった。これはおそらく、日本人選手のレベルの高さやプロ志望者の数と選手枠の兼ね合いの結果であって他意はないのだろうとは思う。ただ、「貴チームに外国人選手を受け入れる準備は出来ていますか?」と尋ねてみたくはある。CRL 2018→2019の制度変更で、EU, NA, LATAMのCRLプロチーム数はかなり減った。優秀だが契約先の見つからないFA選手もいることと思う。実際、同じCRL Asiaでも韓国や東南アジアには世界から選手を補強しているチームがある。プロの戦いというのは実際の公式戦のみならず、そういう受け入れ態勢などを含めたチームの総合力での勝負だと思うのだ。■
【クラロワリーグ アジア】日本4チームの全19選手が決定!新規加入選手や、チーム間の移籍も! (クラロワ日本公式、2019/4/16)
“クラロワリーグ アジア2019年”プロ19名が決定!チーム間の電撃移籍や新選手も (ファミ通App、2019/4/16)
4月25日韓国で開幕「クラロワリーグ アジア2019」日本代表4チーム計19名のプロ選手が決定! (おたくま経済新聞、2019/4/16)
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+. League Information
「クラロワリーグ アジア」Clash Royale League Asia, CRL Asia
Official HP(JP/EN/CN/KR)
https://crl-asia.com/jp/
Youtube(JP) クラロワリーグ アジア
https://www.youtube.com/channel/UCtECyE5fuzAqMi1zNLnttIg/featured
Youtube(EN) Clash Royale League Asia
https://www.youtube.com/channel/UC93yASowKvnrUpvWsCe4F7A/featured
Youtube(CN) 皇室戰爭職業聯賽 亞洲賽區
https://www.youtube.com/channel/UCpmxCb5IK9HrN91zqGIt20w/featured
Youtube(KR) 클래시 로얄 리그 아시아
https://www.youtube.com/channel/UCHckjM64zrnMdB-D8cvuPew/featured
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