クラロワリーグ | CRL2022 | ゴールドチケット大会② Queso Cup Golden Edition - Phase1, Phase 2の結果
16名のファイナリストに日本からは3選手、「たぁ」「むぎ」「くり」! 決勝グランドファイナルは、今週末4月30日・5月1日に開催🔥
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クラロワリーグ2021のゴールドチケット大会「Queso Cup Golden Edition」の1次予選が4/11~16に、2次予選が4/23~24におこなわれ、世界中のクラロワプレイヤーたちの中から、ファイナル(4/30~5/1)に進出できるたった16名のプレイヤーが決まりました。
今回のnoteでは、大会のここまでの流れと結果をざくざくっとまとめました。今週末のファイナル応援には、これ1本で追い着けます!
Phase 1. グローバル大会 の結果
Phase 1. グローバル大会/GLOBAL TOURNAMENT
日程:4月11日(月)~16日(土)
形式:ロイヤル大会(グローバル大会)※5敗ルール
条件:上位128名が次のフェーズへ
「Queso Cup Golden Edition」の1次予選は、ゲーム内のグローバル大会(ロイヤル大会)で上位128人に入ることでした。グローバル大会とリアルの大会が紐づけられるのは初めての試みで、世界の頂点を目指す選手たちが本気モードに突入。挑戦の様子を生配信するトップ選手も多数見られました。
最終的なトップは、42勝のSandBox(韓国)。ボーダーラインの128位は、33勝のMorten(ドイツ)でした。実際には複数のアカウントで上位入りする猛者もいたので繰り上がりも行われましたが、32勝しても次に進めない選手が出るほどの競争率でした。
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残念ながら指摘しておかなくてはいけないのは、大会ルール周りについて。公開の遅さとあいまいさ、そして複数アカウントの取り扱いに関するルール変更発表の遅さは、選手たちに不必要な動揺を与えてしまいました。ルールに基づいてプレイヤーは戦略を練るものなのに、そのルールが不確かでは勝負に集中しきれません。新しい試みだったり、CRLの一部ということで関係者が多かったりで動きが遅くなったのかもしれませんが、今後の課題と言えそうです。
順位表(上位:1位~10位)
順位表(ボーダーライン:121位~130位)
選手の声
Phase 2. クローズドブラケット の結果
Phase 2. クローズドブラケット/CLOSED BRACKET
日時:4月23日(土)~24日(日)23:00 JST
形式:128人シングルエリミネーション方式トーナメント x 2回
試合:デュエル BO3
条件:獲得ポイント上位16名が次のフェーズへ
「Queso Cup Golden Edition」の2次予選は、1次予選を通過した128選手によるポイント制のトーナメントでした。2日連続で2度トーナメントを実施し、勝利ポイント合計の上位16人が最終フェーズへ進めます。優勝した選手はその時点で確定となります。
DAY 1を制したのは、Mohamed Light(エジプト)。”王”の覇道は2022年も全く揺らぐことがありません。そしてDAY 2をものにしたのは、Wallace(ブラジル)。”ブラジルはSamuel BassottoやLucasだけの国じゃないんだぜ”ときっちり証明しました。
日本勢は、ベスト4入りする選手こそ現れなかったものの、ファイナリスト16選手の中に国別最多の3人を送り込むことに成功しました。Phase 3は、たぁ、むぎ、くりの”ひらがな2文字3人衆”の活躍に期待を託しましょう。
◇
2次予選で惜しかったのは、定員128人で大会設計されていたのに、実際に参加登録したのが97人であった点です。そのため1回戦では不戦勝・不戦敗が少なからず発生してしまいました。不戦勝であってもポイントは獲得できてしまう訳で、組合せこそランダムなのでしょうが、不公平感出ますよね。
ルールではToSチェック(利用規約審査)や重複アカウントを排除した繰り上がりをすることになっていましたが、試合が23日なのに、通過者への連絡が21日では「遅すぎて間に合わない」の一言です。スケジュールが悪かったのか、補欠も含めて通知すべきだったのか。課題を残しました。
DAY 1 の結果
クローズドブラケット 1日目(4月23日)のトーナメント結果がこちら。
優勝はMohamed Light(エジプト)、準優勝はAsaf(イスラエル)。
日本勢では、たぁのベスト8が最高順位。くり、Seimei、YUYA、RAD、KKの5選手がベスト16まで進みました。たぁと言えば、ちょうど1年前、クラロワリーグ2021の4月マンスリー大会に勝ち上がり、みごと日本勢として初となる公式大会世界一に輝いたことが思い出されます。4月は彼の月?
DAY 1 優勝:Mohamed Light
クローズドブラケット DAY 1を制したのはMohamed Light(エジプト)でしたが、その戦歴も圧倒的でした。
2-0 Viiper (1-0 1-0)
2-0 SK Morten (1-0 1-0)
2-1 Mugi (1-0 0-1 1-0)
2-1 YUYA™ (0-1 1-0 1-0)
2-1 RSたぁ (1-0 0-1 1-0)
2-1 SandBoxCR (1-0 0-1 1-0)
2-1 ASAF (1-0 1-2 1-0)
見てください、この顔ぶれを。”強い奴を全員直接倒して優勝する”とかね、マンガの世界かという話ですよ! 日本勢むぎ・YUYA・たぁも善戦むなしく… BO3(3本勝負)の1-1まで行けたとしても、最後の壁が分厚い…
▽使用デッキ(vs むぎ)by RoyaleAPI
▽使用デッキ(vs SandBox)by RoyaleAPI
人の集まるところ、荒らしあり
DAY 1の配信を見ていて、これは難しいなあと思ったのは”荒らし”の対処です。具体的には、Round 5のMohamed Light vs たぁ戦で、Lightが建てた試合にたぁが入るべきところ、”荒らし”が勝手に入ってしまった件です。この”荒らし”はオールLv1の作り立てアカウントであり、ヒューマンエラーなどではなく悪意100%であることは明白でした。
今大会は特設クランに選手を集めて、クラン内フレンドバトル形式で試合をしています。このクランリンクを誰かが漏洩、もしくは悪用して”荒らし”をしたようです。こんな事態はルールでも想定されておらず、善後策の競技を含め、大会進行に水が差される形になりました。
しかしそもそもの話をすると、今大会の運用は、1つ前のゴールドチケット大会(BCCGolden)の反省を生かしたものでした。
BCCGoldenでは選手をクランに集めず、対戦する選手間でフレンドリンクを交換して、フレンドバトルで対戦する形式で運営されました。しかしこのフレンドリンクを漏洩、もしくは悪用した輩が出たせいで、人気選手にフレンド依頼が殺到してしまう厄介な事態が起こったんですね。
フレンドでもダメ、クランでもダメとなると現状のゲームシステムではこの手の”荒らし”を完全に排除することは難しいです。できるとしたら、担当者を置いてこまめに”荒らし”をクランからキックすることくらいでしょうか。
人気のゲームで注目度が高い大会だからこそこういう”荒らし”が現れる、それも事実でしょう。”荒らし”自身は「やったった!」とガッツポーズして悦に浸っているかもしれませんが、別に何かすごいことをやった訳でもないですし、本人以外360度全方向誰一人として得をしませんし、ただただ面倒を増やしただけです。ホント勘弁してほしいですよね。
DAY 2 の結果
クローズドブラケット 2日目(4月24日)のトーナメント結果がこちら。
優勝はWallace(ブラジル)、準優勝はArdentoas(メキシコ)。
日本勢では、たぁ、むぎ、ぐりこら3選手のベスト16が最高順位でした。
DAY 2 優勝:Wallace
クローズドブラケット DAY 2をものにしたのは、Wallace(ブラジル)。クラロワ強国ブラジルにあって、日本での知名度は同国の他選手に劣りますが、いやいやどうして勝負強い選手です。なお名前は”ワロス”と読めなくもなくないですが、”ウォレス”ですからね、ウォレス。
Bye
Bye
2-0 Jasper (1-0 1-0)
2-1 Guriko (1-2 1-0 1-0)
2-0 Trainer Adnan (1-0 1-0)
2-1 Käfer Faust (1-0 0-1 1-0)
2-0 [VTR]Ardentoas (1-0 1-0)
Wallaceは、2020年秋にCRL WestのpaiN Gamingでプロデビュー。そしてそのシーズン、”新人4人”というピーキーなロスターにもかかわらずpaiNは世界大会にまで勝ち上がったのでした。あれ以降も、彼は着実に実績を積み重ねて来ています。
▽使用デッキ(vs ぐりこ)by RoyaleAPI
▽使用デッキ(vs Faust)by RoyaleAPI
順位表(1位~16位)
DAY 1優勝のMohamed Lightが1位、DAY 2優勝のWallaceが2位で、残る14人が表のとおりです。
筆者はボーダーラインを「8-10ポイント」と予想していたのですが大外れ。実際には「5ポイント」が正解でした。ランキングを見ると、1日目に好結果でも、2日目に早期敗退する選手が散見されるなど、2日続けて結果を残せる選手が非常に少なかった傾向も見られます。それだけ今のクラロワのトップ層の実力が伯仲している証しでもありますね。
選手の声
今後の日程
今週末(4/30~5/1)にPhase 3のグランドファイナルが行われ、賞金総額50,000 USDとゴールドチケットのゆくえが決まります。
Phase 3. グランドファイナル/GRAND FINALS
日程:4月30日(土)~5月1日(日)
形式:16人ダブルエリミネーション方式トーナメント
試合:デュエル BO3
※選手はカメラの使用が義務付けられる
Phase2と同様、日本語公式配信はラッシュさんのチャンネルです。
(※具体的な開始時刻は、発表され次第追記します)
Phase 3(ファイナル)の出場選手
出場16選手の数字やプロフィールを無理くり1枚に押し込んだのが上の表です。Twitterで拡散するにはこういう図表の方が好まれますし、晴れ舞台に挑む選手たちを多くの人に知ってもらいたいですしね。(見るのは簡単、作るのは大変という奴で、毎回用意できる訳でないのが難しい所…)
国別最多は3人の日本。ブラジル、メキシコも2人で続きます。渦中にあるウクライナの選手(Archangel)がいる点にも注目です。
ベストシーズンの1桁フィニッシュは16名中8名とほどほどですが、2桁勢にも大会実績がある選手が多く、”本当に無名な選手”というのがほとんどいない顔ぶれと言えそうです。”誰でも参加できるオープンな大会であっても、最終的に勝ち上がるのはいつもの実力者”というのは、それだけ経験値だったり踏んだ場数だったりが大事であることの裏返しなのかもしれませんね。
Phase 3(ファイナル)のみどころ
ゴールドチケットを手にする世界で2番目の選手はいったい誰?
大本命Mohamed Lightを止めるプレイヤーは現れるのか?
日本の3選手はどこまで勝ち上がれるか?
4月30日、5月1日は、日本の3選手「たぁ」「むぎ」「くり」の挑戦をみんなで応援しよう!■
+ 関連DATA:Phase 1 全結果
Phase 1 順位表(1位~200位)
https://royaleapi.com/players/gt/leaderboard
+ 関連DATA:Phase 2 全結果
https://www.queso-cup.com/brackets
DAY 1 のトーナメント全結果
▽Round 1 - Round 4
▽Round 5 - Round 7(Final)
DAY 2 のトーナメント全結果
▽Round 1 - Round 4
▽Round 5 - Round 7(Final)
Phase 2 順位表(1位~128位)
https://www.queso-cup.com/ranking
+ 関連SNS
▽drew(コミュニティマネジャー)
▽らくだ
+ 試合動画/Archives
▽Phase 2.(ラッシュ)
▽Phase 2.(ライキジョーンズ)
+ 大会情報/Event Information
+ リーグ情報/League Information
最後までお読みいただきありがとうございました。
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それでは、また次の記事でお会いしましょう! (kabutom)
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