クラロワリーグ | CRL2023 | 3月マンスリー大会(シーズン1)の大会結果。王者Mohamed Lightは揺るがない
おつかれさまです、kabutomです。
今回のnoteでは、2023年3月19日にMohamed Lightの優勝で幕を閉じたCRLマンスリー大会のシーズン1について、大会結果をまとめました。時間のない方は、最初のセクションだけでもチェックしてみてください!
【CRL2023】シーズン1(2-3月)。世界王者Mohamed Lightは揺るがない
2023年2月から3月にかけて、クラロワリーグ(CRL)2023のマンスリー大会・シーズン1が行われ、Mohamed Light(エジプト)が優勝しました。
第1ステップの伝説の道レース(2023年2月6日~3月6日)では、大会形式が似ていた2021年と同様に日本勢の層の厚さが確認できました。あれから2年経ちましたが、世界の勢力図にそこまでの変化はなかったようです。
第2ステップのマンスリー予選(2023年3月11日、12日)では、国としてはブラジル勢、個人としてはFaustやHasiel、ilianeといった新鋭の躍進が目立ちました。色々な意味での”タフさ”が要求される大会だったためか、日本勢はここでやや苦しんだ印象です。
最終ステップのマンスリー決勝戦(2023年3月18日、19日)は、昨年の世界大会決勝と同じカード「Mohamed Light vs Morten」という1回戦にはもったいないくらいの1回戦で注目され、開幕から早くも熱を帯びました。
このビッグマッチをストレートで取ったMortenが今度こそ悲願達成なるかと期待されましたが、新鋭Hasielに待ったをかけられ、最終的にはまたしてもLosersからよみがえったMohamed Lightが頂点に立つ結果となりました。
今月のMohamed Lightは勝ち上がり方も圧巻でしたが、その試合内容やプレイングの面でも圧巻でした。
筆者は一視聴者として、Mohamed Lightの華麗なうえに粘りづよく、先が読めないユニークなプレイングを堪能させてもらって、はちきれんばかりにお腹いっぱいになりました。
一方で、彼のあまりの強さで心配になったのは、対戦相手や、未来の対戦相手たちがこの結果をどう受け取ったのかという点です。サイヤ人のように胸躍ったのか、それとも、心折られたのか…
2023年のCRLも、Mohamed Lightというまばゆい太陽を中心として星々が回っていくことになるのは間違いありません。ですが、更なる盛り上がりに必要なのは、ライバルの存在です。その登場をクラロワ界が待っています!
◆ ◆ ◆
【CRL2023】シーズン1(2-3月)の結果
CRLとは? マンスリー大会とは?
クラロワリーグ(CLASH ROYALE LEAGUE, CRL)とは、2018年に発足した『クラッシュ・ロワイヤル』(クラロワ)の公式eスポーツリーグのことです。2023年の大会形式は、オープン参加の個人戦。ゴールドチケット(冬の世界一決定戦への出場権)をかけた闘いが、7カ月連続7シーズンのマンスリー大会で繰り広げられます。
マンスリー大会には、3つのフェーズがあります。
伝説の道レース
マンスリー予選
マンスリー決勝戦
マンスリー予選・決勝戦での試合形式は、デュエルBO3です。
▽CRL2023についてもっと知りたい方は
伝説の道レース(2023年2月6日~3月6日)
CRL2023各シーズンの第1ステップが伝説の道レースです。ゲーム内「伝説の道」(1v1マルチ)の世界ランキング1000位以内に入ることで、次のステップに進むことができます。
伝説の道レース(2023年2月6日~3月6日)のトップ10はこの通りです。
CAL Pedro 3674
Flash Light 3640
Pedro 3639
EL PATRON✨ 3636
Samuel Bassotto 3615
Takuma 3613
⭐LUMINARY⭐ 3608
Mohamed Light 3606
Light Bulb 3590
Ryley 3578
Pedro(1位・3位)、Mohamed Light(2位・8位・9位)、Ryley(6位・10位)など、この月は世界トップ10の高みに複数アカウントでランクインするプレイヤーが続出しました。世界は広い…
らくださん調べによる国別集計では、1位 日本(206人)、2位 メキシコ(71人)、3位 アメリカ(64人)、4位 フランス(63人)、5位 ドイツ(57人)といった国が上位に来ました。
日本・メキシコのツートップは2021年から変わりませんが、フランスが最近伸びていますね。
マンスリー予選DAY 1(2023年3月11日)
CRL2023各シーズンの第2ステップがマンスリー予選です。DAY 1では、最大1,000人の有資格者がスイス形式(最大11回戦)でバトルしてゆき、1日だけで一気に32人にまで絞り込まれます。
▽予選DAY 1(スイス形式)の結果
Faust(ドイツ) 9-1
LucasXGamer(ブラジル) 9-1
Samuel Bassotto(ブラジル) 9-1
Ian77(アメリカ) 9-1
Pedro(ブラジル) 9-1
Kodigo(コロンビア) 9-1
T-Bag(ロシア) 9-1 ※失格
Wallace(ブラジル) 8-2
Hasiel(メキシコ) 8-2
Tourist(ロシア) 8-2
SandBox(韓国) 8-2
ChetiFLGod(フランス) 8-2
Morten(ドイツ) 8-2
Brewzany(アメリカ) 8-2
Chief Keef(イタリア) 8-2
Mohamed Light(エジプト) 8-2
Gui(ブラジル) 8-2
Surgical Goblin(オランダ) 8-2
HERO(日本) 8-2
Miniminter(ペルー) 8-2
Sosaa(ドイツ) 8-2
KickAsh(韓国) 8-2
Hajime(日本) 8-2
Nexus(フランス) 8-2
Jota(グアテマラ) 8-2
SB(オーストラリア) 8-2
Chacha(韓国) 8-2
Brqko(フランス) 8-2
Gabo(メキシコ)8-2
きたっしゃん/Kitassyan(日本) 8-2
Erick(ペルー) 7-3
Rubén(スペイン) 7-3
Coco(韓国) 7-3
Osama(シリア) 7-3
Victor(ベネズエラ) 7-3
本来11回戦行なわれるはずが、10回戦で終了しました。大会ルールブックを見ても判断基準が分かりませんし、きちんと説明がほしいところです。
9位のT-Bag(ロシア)は居住地規定で失格したため、33位のCocoが繰り上がりました。これもウクライナ危機の影響です。規定は”国籍”ではなく”居住地”なので、住所次第では参加も可能なようですが。
国別で集計してみると、1位 ブラジル(5人)、2位 韓国(4人)、日本・ドイツ・フランスが同数3位(3人)という結果に。
日本勢がやや苦戦気味だった原因を考えてみると、①日本時間23時という開始時間、②終わってみれば約6時間半という長丁場、③トラブル含みで外国語で運営とコミュニケーションを取らねばならない、④慣れない大会ハブ、等々の諸条件がハードルになった可能性があります。
今後も状況が大きく変わるとは思えませんし、プレイヤーたちには”そういう強さ”も問われるということでしょう。
マンスリー予選DAY 2(2023年3月12日)
DAY 1翌日のマンスリー予選DAY 2は、ベスト32の選手たちが4人組8グループに別れてのダブルラウンドロビン(2回戦総当たり戦)です。決勝戦に進めるのは8人だけ、つまり各グループで1位になる必要があるのです。
▽予選DAY 2の結果(グループ1)
▽予選DAY 2の結果(グループ2)
▽予選DAY 2の結果(グループ3)
▽予選DAY 2の結果(グループ4)
▽予選DAY 2の結果(グループ5)
▽予選DAY 2の結果(グループ6)
▽予選DAY 2の結果(グループ7)
▽予選DAY 2の結果(グループ8)
3月のファイナリスト8人
マンスリー予選を勝ち抜き、マンスリー決勝戦まで勝ち上がったのはこの8選手です。日本からはきたっしゃん選手が元プロの意地を見せました。
Faust(ドイツ)
SandBox(韓国)
iliane / ChetiFLGod(フランス)
Morten(ドイツ)
Mohamed Light(エジプト)
Miniminter(ペルー)
Hasiel(メキシコ)
きたっしゃん / Kitassyan(日本)
▼関連note:選手紹介と見どころ
マンスリー決勝戦DAY 1(2023年3月18日)
CRL2023各シーズンの最終ステップがマンスリー決勝戦です。
8人のファイナリストが、ダブルエリミネーション方式(敗者復活方式)のトーナメントを2日間にわたって闘います。優勝者には、ゴールドチケット(世界大会への出場権)と$16,000(約213万円)の賞金が授与されます!
▽マンスリー決勝戦の賞金
▽トーナメント表(DAY 1)
▽試合スコア(DAY 1)
マンスリー決勝戦DAY 2(2023年3月19日)
▽トーナメント表(DAY 2)
▽試合スコア(DAY 2)
トーナメント結果
3月の勝者は、ディフェンディングチャンピオンMohamed Lightでした!
CRLの決勝トーナメントでLoserから優勝者が出たのは今回を含めて4例ありますが、そのうち3例が同じ選手だと言う……。絶句。
CRL2021・2月マンスリー決勝戦(Mohamed Light)
CRL2021・3月マンスリー決勝戦(Line)
CRL2022・世界一決定戦(Mohamed Light)
CRL2023・3月マンスリー決勝戦(Mohamed Light)
CRLポイントランキング
1カ月目が終わってのCRLポイントランキング(トップ8)。
1位のMohamed Lightは優勝者としてゴールドチケットを手に入れているので、ポイントランキングでの出場権争いで先頭に立っているのは、準優勝のHasielです。来月も、”誰が優勝するのか”と同じくらい”誰が準優勝するのか”に注目することで、CRL2023がより面白くなるでしょう!
まとめ
2021年同様、2023年も伝説の道レースを引っ張るのは日本勢
3月マンスリー予選DAY1終わって、ベスト32最多国はブラジル
3月マンスリー決勝戦をLosersから勝ち上がって優勝したのは、昨年の世界王者、ディフェンディングチャンピオンのMohamed Light! この男の治世は、いったいどこまで続くのだろうか!
以上、CRL2023・マンスリー大会の結果まとめでした。■
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+ リーグ情報
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