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クラロワリーグ | CRL21 | マンスリー大会・ラウンド3(3-4月)の結果まとめ。日本勢初の快挙達成、優勝は”たぁ”!

おつかれさまです、kabutomです。

『クラッシュ・ロワイヤル』(クラロワ)の歴史をカジュアルにふりかえるシリーズ企画「 #クラロワ今日は何の日 」。今回は、4月18日です。

▽関連note


【2021年4月18日】CRL2021のラウンド3・マンスリー決勝戦がおこなわれ、日本の"たぁ"選手が優勝した日。

2021年4月18日は、『クラッシュ・ロワイヤル』(クラロワ)の公式eスポーツリーグ『クラロワリーグ(CRL)2021』のマンスリー決勝戦・ラウンド3がおこなわれ、日本のたぁ選手が優勝した日です。

CRL2021のラウンド3(3-4月)は、先月先々月と同様に日本勢がトロフィーレース、マンスリー予選をリードする展開に。

マンスリー決勝戦は、その顔ぶれからドイツの古豪Morten選手、ブラジルの世界ランク1位男Samuel Bassotto選手、韓国の成長株SandBox選手の3強に日本の2人が挑む構図になると予想されました。しかし、ふたを開けてみれば何ということでしょう、3強のうち2人を直接対決で倒して優勝したのは、”ノーマーク”に思われた日本のたぁ選手だったのです。

たぁ選手が達成したクラロワ公式世界大会での日本人初優勝は、日本のクラロワ界隈にとってまさしく悲願でありました。

クラロワ世界一決定戦 2017 ※個人戦
フチ:0勝1敗。ベスト16
アマテラス:0勝1敗。ベスト16

日本一”のプレイヤーが世界の壁に跳ね返された2017年ロンドン。

CRL世界一決定戦 2018 
PONOS(みかん坊や、フチ、ライキジョーンズ、天GOD、Rolaporon):1勝1敗。ベスト4

2018年、日本初開催の大舞台で”みかんバルーン”が日本に初勝利をもたらす。

CRL世界一決定戦 2019 
FAV Gaming(けんつめし、JACK、きたっしゃん、だに):0勝1敗。ベスト4

初めてシード権を獲得するなど、本当に惜しかった2019年ロサンゼルス。

CRL世界一決定戦 2020 
PONOS(RAD、ライキジョーンズ、天GOD、焼き鳥、KK、むぎ):2勝1敗。3位入賞
FAV Gaming(けんつめし、JACK、きたっしゃん、X-Bow Master、Hajime):0勝1敗。ベスト8

オンライン開催となった2020年は、8チーム中に日本からなんと2チームも出場。PONOSが日本勢として過去最高成績となる3位入賞を果たす。

たぁ選手の優勝は、クラロワプレイヤーとしてファンとして日本勢の闘いを追ってきた身からすると、これまでの世界への挑戦と涙が走馬灯のように一気に脳内を駆け巡る感慨深き瞬間でした。同じ気持ちで感動をおぼえたのは、きっと僕一人ではなかったはずです。

さらに、この重い扉をこじ開けたのが、プロ選手でも有名アマチュア選手でもない無名の高校2年生だったのも衝撃でした。たぁ選手は遅延スケラデッキの名手として知る人ぞ知る存在ではありましたが、彼がこの月に優勝すると予想できた人が世界中にいったい何人いたことか……

彼の勝利は、日本クラロワ界の層の厚さを実証するとともに、若き出世前のプレイヤーたちに勇気刺激を与えるものでもあったのです。

その後のたぁ選手ですが、同年夏には「ステージゼロ」の全国大会に出場、2022年には日本人で2人目となるグラチャレ通算500勝を達成。2年がたった2023年現在は、セミプロ選手として競技シーンにその身を置きつつ、クラロワの攻略動画を毎日投稿する忙しい日々を送っています。プレイはもちろん、解説の切れ味も鋭いんですよ、彼。

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◆ ◆ ◆

CRL2021・ラウンド3(3-4月)の結果まとめ

▽CRL2021 観戦ガイド


CRL2021 マンスリー大会とは?

CRL2021は、2021年に開催されたクラロワの公式大会のことです。世界中の誰でも挑戦できるオープン参加の個人戦でした。8カ月連続8ラウンドのマンスリー大会で構成され、各マンスリーには3つのフェーズがありました。

  1. トロフィーレース

  2. マンスリー予選 

  3. マンスリー決勝戦 

マンスリー予選と決勝戦の試合形式に「デュエルBO3」が全面採用されたのも、クラロワ競技シーンとしての大きな変更点でした。


トロフィーレース(2021年3月1日~4月4日)

CRL2021各ラウンドの第1フェーズにおこなわれたのがトロフィーレース。ゲーム内1v1マルチのシーズン成績がそのまま1次予選となりました。

  • ラウンド3・トロフィーレース

    • ゲーム内1v1マルチ(Ladder)

    • 2021年3月1日~4月4日(Season 21)

    • 世界ランキング1,000位以内

RoyaleAPI

RoyaleAPI調べによる国別集計では、1位2位は3ヶ月連続で、日本(195人)とメキシコ(81人)。以下、3位 ブラジル(51人)、4位 ドイツ(50人)、5位 アメリカ・フランス(44人)が続きました。


マンスリー予選DAY 1(2021年4月10日)

CRL2021各ラウンドの第2フェーズがマンスリー予選DAY 1の1日で、最大1,000人の有資格者を一気に32人に絞り込む過酷な関門で、クラロワの競技シーンでは初となるスイス形式が採用されました。

  • ラウンド3・マンスリー予選DAY 1

    • スイス形式(11回戦)/デュエルBO3

    • 2021年4月10日(土)※タイムスロットx4

    • 各スロット上位8名(計32名)


▽Time Slot 1 (08:00AM GMT) - Battlefy

1. 出場登録:138人、完走:79人、途中棄権:34人

▽Time Slot 2 (12:00PM GMT) - Battlefy

2. 出場登録:136人、完走:98人、途中棄権:27人

▽Time Slot 3 (04:00PM GMT) - Battlefy

3. 出場登録:144人、完走:98人、途中棄権:32人

▽Time Slot 4 (08:00PM GMT) - Battlefy

4. 出場登録:129人、完走:87人、途中棄権:29人


マンスリー予選DAY 2(2021年4月11日)

RoyaleAPI

DAY 1翌日のマンスリー予選 DAY 2は、4人組8グループに別れてのラウンドロビン。ここで、予選通過者32人が8人に絞り込まれました。

  • ラウンド3・マンスリー予選DAY 2

    • 2回戦総当たり形式/デュエルBO3

    • 2021年4月11日(日)

    • 各グループ上位1名(計8名)


▽Group A (06:00PM GMT) - Battlefy

▽Group B (06:00PM GMT) - Battlefy

▽Group C (06:00PM GMT) - Battlefy

▽Group D (06:00PM GMT) - Battlefy

▽Group E (06:00PM GMT) - Battlefy

▽Group F (06:00PM GMT) - Battlefy

▽Group G (06:00PM GMT) - Battlefy

▽Group H (06:00PM GMT) - Battlefy


4月のファイナリスト8人

RoyaleAPI

マンスリー予選DAY 1,2を勝ち抜き、マンスリー決勝戦へ進出したのはこの8選手です。日本ドイツから2選手ずつが勝ち上がり。

  • SK Morten(ドイツ)

  • Samuel Bassotto(ブラジル)

  • TRB SandBox(韓国)

  • BIG Schwarzen(ドイツ)

  • Bobtherock(オランダ)

  • DarkAngel(スペイン)

  • RAD(日本)

  • たぁ(日本)

▼関連note:選手紹介と見どころ


マンスリー決勝戦DAY 1(2021年4月17日)

CRL2021各ラウンドの最終フェーズがマンスリー決勝戦。賞金と大会ポイントをかけて、敗者復活戦アリのトーナメント(DAY 1,2の2日間)を実施しました。大会の模様は、複数言語の公式番組で生放送されました。

  • ラウンド3・マンスリー決勝戦DAY 1,2

    • ダブルエリミネーション方式/デュエルBO3

    • 決勝戦でルーザーズ勝者が勝った場合、リセットマッチを実施

    • 2021年4月17日(土)、18日(日)

▽トーナメント表(DAY 1)

8人中7人がプロ経験者。唯一のアマチュア選手が"たぁ"

▽試合スコア(DAY 1)

Match 2は元チームメイト対決。私選ベストバウトはMatch 3,5,7。日本の新鋭"たぁ"が快進撃!

▽Match 1

▽Match 3

▽Match 5

▽Match 7


マンスリー決勝戦DAY 2(2021年4月18日)

▽トーナメント表(DAY 2)

Match 11(Winners決勝)は日韓対決に

▽試合スコア(DAY 2)

Match 12はドイツ対決。Match 11,14,15は日韓対決、たぁ vs SandBox!

▽Match 10

▽Match 11

▽Match 12

▽Match 14

▽Match 15


トーナメント結果

▽Round 3 Monthly FInal - Battlefy

日本選手が公式大会で遂に世界一に…


順位表

▽Round 3

  1. たぁ(日本)

  2. TRB SandBox(韓国)

  3. SK Morten(ドイツ)

  4. BIG Schwarzen(ドイツ)

  5. DarkAngel(スペイン)

  6. RAD(日本)

  7. Samuel Bassotto(ブラジル)

  8. Bobtherock(オランダ)


まとめ

  • ラウンド3もトロフィーレース、マンスリー予選を日本勢が引っ張る

  • Morten、SandBoxらを倒し優勝したのは、日本の高校2年生”たぁ”!

  • 彼の勝利は、クラロワ公式世界大会での日本人初優勝だった。悲願成就…


▽ハイライト


◆ ◆ ◆ ◆ ◆

+ 関連SNS(選手)

▽たぁ

▽RAD


+ 関連SNS(コミュニティ)

▽RoyaleAPI

▽らくだ

▽KIB2

▽wanisanq

▽綾鷹

▽kabutom
たぁ選手は同年夏のステージゼロ全国大会にも出場しました


◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

+ YouTubeアーカイブ

▽マンスリー決勝戦


+ リーグ情報/Information

クラロワリーグ/CLASH ROYALE LEAGUE(CRL)
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