クラロワリーグ | CRL2022 | ゴールドチケット大会④ Masters Challenge by Bernard Chongとは?
2022年5月14日、4つめのゴールドチケット大会の情報が解禁されました。大会名は「Masters Challenge by Bernard Chong」(マスターズ・チャレンジ・バイ・バーナードチョン)。今回もお馴染み"リボ爺"(Revol Aimar)の大会です!
今回のnoteでは、大会の全貌をわかりやすくまとめました。参加勢も観戦勢も、今読むか後で読むかはさておき、この1本で予習しておきましょう!
クラロワリーグ2022の概要とゴルチケ大会
まずはいつものおさらいから。
「クラロワリーグ」とは、2018年に始まった『クラッシュ・ロワイヤル』の公式eスポーツリーグのことです。2018-2020年はチーム戦形式でしたが、2021年以降は個人戦形式で開催されています。
2022年の大会形式では、世界行きのチケットが16枚あり、2通りの方法(①ゴールドチケット大会、②6週間のCRL仮称)で獲得することができます。
▽(くわしくはこちらのnoteで)
ゴールドチケット大会とは
「ゴールドチケット大会」とは、2022年版クラロワリーグの「ゴールドチケット」(=世界一決定戦への出場権)を優勝者が手に出来る大会のことです。大型のコミュニティ大会8つが認定されています。
今回の「Masters Challenge by Bernard Chong」はその4番目の大会です。
◇
今回の5月14日の発表の”前フリ”として、5月5日にCRL公式Twitterのこんな投稿もありました。残る4大会の発表がいつになるのか? 世界大会と地域大会の比率がどうなるのか? 気になる点は多いですが、僕らに出来るのは待つことだけです。(いい焦らしと悪い焦らしがあるとすれば、今年の情報公開は悪い焦らしだと個人的に思ってます。大きな大事な大会はもっと前もって発表をして、選手も観客も満を持して準備してから臨むべき!派なので)
Masters Challenge by Bernard Chongとは
「Masters Challenge by Bernard Chong」(マスターズ・チャレンジ・バイ・バーナードチョン)とは、クラロワの世界的コミュニティ大会「Bernard Chong Cup」の流れをくむ新しいブランドの大会です。主催Bernard Chong氏、運営Revol Aimar氏というタッグは変わりません。
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Masters Challenge by Bernard Chong
Revolチームのゴルチケ大会は、これで4つ中3つ目になります。
2022年のフォーマットが公開されたときから、「世界中のプレイヤーが誰でも参加できるコミュニティ大会」を運営するハードルの高さが指摘されていました。それをクリアする大会主催者が世界に何人いるのかという懸念も。(Revolチームが優秀なのは確かですが、いったいあといくつ彼らがやることになるのか、負荷の面で少々心配です)
Masters Challenge by Bernard Chongの全貌
ここからは「Masters Challenge by Bernard Chong」の大会概要を見ていきましょう。情報は、5月14日時点の大会公式ルールブックに基づいています。(英語とスペイン語の2か国語で日本語版はありません)
▽【参考】機械翻訳日本語版(※5月14日時点版。あくまで非公式です)
参加資格
「Masters Challenge by Bernard Chong」の参加資格は以下の通りです。
16歳以上であること
「サービス利用規約」および「安全で公平なプレイのために」の順守
大会ルールの順守
大会Discord Serverへのアクセス(プレイヤー名と同じ名前で)
大会の流れ
「Masters Challenge by Bernard Chong」は、全部で4つのフェーズで構成されています。
Round 1. オープン予選 (05/16-22)
Round 2. スイスTOP288 (05/24-29)
Round 3. グループステージ (06/03-05)
Round 4. ファイナル (06/10-11)
1番目のゴルチケ大会「BCCGolden」と似たフォーマットですが、2次予選がシングルエリミネーション方式からスイス方式に変わったところが最大の特徴です。(ざっくり言えば”運要素”が減りました)
Round 1. オープン予選 (05/16-22)
1次予選は、ゲーム内の1000人大会です。世界各国のストリーマーが生放送を担当して、全部で48回開催されます。(「BCCGolden」が32回でしたから1.5倍に!)。
Round 1. オープン予選/OPEN QUALIFIERS
日程:2022年5月16日~22日
形式:ゲーム内1000人大会(3敗ルール)x 48回
条件:各予選の上位6名(計288名)が次のフェーズへ
世界中が対象の1000人大会ということで「ログインできるかなあ…」と心配な方もいるかもしれません。参考としては、前回の「BCCGolden」は1000人x2が埋まるのに数分がかかっていました。つまり、ストリーマーの生放送を放送開始から見張っておけばほぼ大丈夫と思ってよいです。(外国語配信回でも、大会名とパスを画面表示で公開してくれる人がほとんどでした)
主だった注意点(※ルールブックから):
※大会名とパスワードは各配信者の生放送で公開されます
※各ストリーマーが同時に2大会開催。最大で24回参加可能です
※予選通過者は残り枠へ参加禁止。ペナルティあり
※予選通過者は大会Discord Serverへアクセスし、年齢・本人確認を
予選終了後24時間以内に予選通過者から連絡がない場合、次の予選通過者と交代することができる。(※2022/05/23追記)
Round 1 の日程と配信者(※最新情報):
5月17日(火)(04:00 日本時間): RevolAimar [スペイン語]
5月17日 (火)(06:45 日本時間): Drekzzen [スペイン語]
5月18日(水)(04:00 日本時間): RevolAimar [スペイン語]
5月18日(水)(06:00 日本時間): Pompeyo4 [スペイン語]
5月18日(水)(21:00 日本時間): Rush CR [日本]
5月19日(木)(01:00 日本時間): iAmJP_CR [スペイン語]
5月19日(木)(04:00 日本時間): Kashmantv [英語]
5月19日(木)(06:00 日本時間): SergioRamos [スペイン語]
5月19日(木)(22:00 日本時間): SurgicalGoblin [英語]
5月20日(金)(02:00 日本時間): BigSpin [ドイツ語]
5月20日(金)(04:00日本時間): DC_System [イタリア語]
5月20日(金)(06:00 日本時間): Kodigogg [スペイン語]
5月20日(金)(21:00 日本時間): EuiChan (의찬TV) [韓国]
5月21日(土)(04:00 日本時間): Ouahleouff [フランス語]
5月21日(土)(06:00 日本時間): AdrianPiedra [スペイン語]
5月20日(金)(10:00 日本時間): YoSoyRick [スペイン語]
5月21日(土)(21:00 日本時間): Raikijones (ライキジョーンズ) [日本語]
5月22日(日)(01:00 日本時間): Bale [スペイン語]
5月22日(日)(03:00 日本時間): RevolAimar [スペイン語]
5月22日(日)(05:00 日本時間): RockstarCR [スペイン語]
5月23日(月)(00:00 日本時間): RevolAimar [スペイン語]
5月23日(月)(02:00 日本時間): JuicyJ [英語]
5月23日(月)(04:00 日本時間): Ultime Amino [フランス語]
5月22日(日)(09:00 日本時間): ArtubeClash [ポルトガル語]
全24回に皆勤したら正直言ってボロボロになると思います。現実的ではありません。スケジュール帳とにらめっこし、コンディションとも相談して、戦略的に参加しましょう。この計画段階からバトルは既に始まってます。
Round 2. スイスTOP288 (05/26-29)
2次予選は、1000人大会予選を通過した288人によるスイス形式のトーナメントです。144人によるスイス形式の大会が4回開かれ、各選手は2回挑戦できます。当初の発表では288人スイス大会が4回で、各選手4回挑戦可というルールでしたが変更されたようです。(※2022/05/23更新)
「何回参加するか」そして「どの回に参加するか」は選手の自由です。
Round 2. スイスTOP288/SWISS FORMAT TOP 288
日程:5月26日~29日
形式:144人スイス方式トーナメント x 4回(2回挑戦可)
試合:デュエル BO3
条件:各大会の上位6名(計24名)が次のフェーズへ
選手の割振りや大会の進行は、AppGradeモバイルアプリ(iOS / Android)で確認できます。少しでも早く知りたい方は要チェックですよ。
スイス形式とは?
「スイス形式」について耳慣れない方もいると思います。これは、昨年2021年のクラロワリーグ(マンスリー予選DAY 1)でも採用された対戦のやり方です。勝ち負けが同じ選手同士をマッチングしていき、全選手が同じ回数の試合をこなします。
(CRL2021は”勝利数=ポイント制”でしたが、今大会は”上位6人勝ち抜け”制なのも違いです。負けが先行したとき早めにリタイアするプレイヤーも増えそうな気がしますね。約5時間想定とタフなのでそれも戦術の1つかなと)
主だった注意点(※ルールブックから):
※勝者はAppGradeアプリ(iOS / Android)で結果を報告し、BO3の全試合結果を示すスクリーンショットを 添付すること
※全288名の選手は、4つの予選のうち2つに自動的に登録される。各予選をプレイするかどうかは、選手個人の判断で決定する。(※2022/05/23更新)
Round 3への出場権を獲得したプレイヤーは、残り枠に参加禁止
Round 2 の日程(※2022/05/24時点):
05月26日(木) 23:00 JST
05月28日(土) (03:00 JST→)02:00 JST
05月28日(土) (20:00 JST→) 23:00 JST
05月30日(月) (03:00 JST→)02:00 JST
Round 3. グループステージ (06/02-05)
3次予選はグループステージです。勝ち上がってきた24選手を、6人ずつ4グループに分けての総当たり戦をおこないます。組み分けは抽選です。
各組6名中4名が通過できるのはこれまでの予選に比べるとゆるい気がしますが、ここまで来た選手のレベルがレベルですからね。決して楽な闘いにはならないでしょう。
Round 3. グループステージ/GROUP STAGE
日程:6月2日~5日
形式:24名を、6名 x 4グループに分けて、総当たり1回戦
試合:デュエル BO3
条件:各グループ上位4名(計16名)が次のフェーズへ
※このフェーズから選手はカメラの使用が義務付けられる
グループ内順位決定の基準(※ルールブックから):
各Bo3の勝利数
2人が同点の場合は、直接対決の勝利数
3人以上が同点の場合、セットの勝敗の差
全レギュラーフェイズにおけるタワー数の差
Round 3 の日程:
06月02日(木) 24:00 JST グループ A
06月03日(金) 24:00 JST グループ B
06月04日(土) 24:00 JST グループ C
06月05日(日) 24:00 JST グループ D
Round 4. ファイナル (06/11-12)
最終フェーズは、トップ選手16人によるダブルエリミネーション方式(敗者復活あり)トーナメントです。
Round 4. ファイナル/FINAL BRACKET
日程:6月11日~12日
形式:16名によるダブルエリミネーション方式トーナメント
試合:デュエル BO3
※選手はカメラの使用が義務付けられる
Round 4 の日程:
06月11日(土) 24:00 JST DAY 1
06月12日(日) 24:00 JST DAY 2
配信情報
Round 1は、大会を開く各配信者によって放送される。
Round 2、3、4の配信情報については後日発表される。
参加選手はRound 1、2のみ放送できる。Round 3、4は禁止。
経験則から言えば、Round 1の担当ストリーマーたちがその後のRoundも放送してくれるはず。日本語だと、ラッシュ氏とライキジョーンズ氏の2人が有力です。
賞金プール
今大会の賞金総額は、$50,000(約640万円)です。
1位 $15,000 + ゴールドチケット
2位 $10,000
3位 $6,000
4位 $4,000
5位-6位 $2,000
7位-8位 $1,500
9位-12位 $1,250
13位-16位 $750
賞金総額 $50,000
◇
Samuel Bassotto、Mohamed Lightにつづいて世界行きのゴールドチケットをてにするのはいったい誰になるのでしょうか? そして、そのレースに日本勢はどう絡んでいくのでしょうか?
チャンスは世界中のプレイヤーに平等に開かれています。
貴方の腕を証明する瞬間は、今。■
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それでは、また次の記事でお会いしましょう! (kabutom)
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