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クラロワ | 2016年10月28日は、スケルトンラッシュが登場した日。夜は墓場で運動会!
おつかれさまです、kabutomです。
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「クラッシュ・ロワイヤル」(クラロワ)の歴史をカジュアルにふりかえるシリーズ企画「 #クラロワ今日は何の日 」。今回は、10月28日です。
更新履歴
2024/10 カードの歴史、使用デッキを更新
【2016年10月28日】は、クラロワにスケルトンラッシュが登場した日。夜は墓場で運動会!
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2016年10月28日は、クラロワに新カード「スケルトンラッシュ」が登場した日です。
はじまりは2016年9月18日のアップデートプレビュー。ここで、2週間おきに新カード4枚がリリースされることが発表されました。その後、①メガガーゴイル、②インフェルノドラゴン、③アイスゴーレムが順番にリリースされてゆき、4枚目でトリを飾ったのがこのスケラでした。
スケラは、2016年10月27日のアプデプレビューで情報解禁され、その翌日10月28日に正式リリースされました。1年目のクラロワは、リリースされるカードも多かったですし、1枚1枚への盛り上げはあっさり味でしたね。
Hold on to your robes, a spooky new card is here! pic.twitter.com/8CVi47Atel
— Clash Royale (@ClashRoyale) October 28, 2016
それはそうと、このPV怖すぎませんか?
子供泣くぞ。大人でも夢に出るぞ。笑
スケルトンラッシュ(Graveyard)とは?
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スケルトンラッシュ(Graveyard)
コスト:5 レア度:UR タイプ:呪文
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サプライズパーティーの始まりです! アリーナのあらゆる場所でスケルトンのパーティーを開きましょう! イェーイ!
スケルトンラッシュは、5コストのウルトラレア呪文です。ウルトラレアの呪文はスケラとウッドの2種類しかありませんから、設定上のレア度以上にクラロワ界で希少な存在と言えます。
スケラという呪文の効果は、軽快な音楽と共に一定時間、範囲内にスケルトンが湧き続けるというものです。呪文ですから、自陣でも相手陣でもアリーナのどこにでも放てます。
それって、相手タワーにいきなりスケを大量発生させられるじゃん、強そう!と思いきや、リリース当初の評価は高くありませんでした。
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スケルトンの数で言えばスケルトン部隊(3コスト)の方が数も多いしコストも少なく済みます。どこでも出せて攻撃できると言っても、ゴブリンバレル(3コスト)やディガー(3コスト)の方が、低コストだし便利に思えます。わざわざ5コストもかける意味がどこに・・・?
それに、2016年当時のウルトラレアの価値は今とは比べ物にならないほど高く希少なものでした。魔法アイテムもなく、トレード機能もなく、高レアを早く育てようと思えば、宝箱に廃課金して集めるしかない時代。つよいと分かっているカードなら投資する気にもなるけども・・・
そんなスタートダッシュに失敗したスケラの強さが”発見”され、テクニックが開発され、定番の人気カードになるまでの流れについては、この動画でけんつめし選手の語りを聞きましょう! 【その時クラロワが壊れた】の中でも屈指の傑作回です!
カードの歴史(2016年~2023年)
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このカードの歴史を、バランス調整を中心に振り返ってみましょう。(クラロワ攻略メモ Wiki)
2016/10/28 リリース
2017/08/11 下方修正(効果時間:10秒→9秒、召喚するスケルトン数:-2)
2017/10/09 リワーク(効果時間:9秒→10秒、半径:5→4、1体目のスケルトン召喚時間0.5秒増、スケルトン召喚ランダム性を制御)
2020/11/02 リワーク(スケルトンがリングの端で召喚されるように。半径3~4の範囲→半径3.5~4の範囲)
2020/11/18 再々調整(11/02アプデの前の状態に戻す)
2020/12/09 下方修正(初期スケルトンのスポーン:2秒→2.2秒、スポーン時間の遅延の影響により、スポーンするスケルトンの数:-1)
2022/04/04 下方修正(効果時間:10秒→9.5秒、召喚されるスケルトン数:-1)
2024/03/05 下方修正(効果時間:9.5秒→ 9秒)
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スケラの歴史には大きな変更が2度ありました。
1度目は、2017年10月。効果半径が5→4とせまくなり、スケルトンの湧き方が範囲全体からではなく範囲の端から出るようになったことで、厄介な攻撃手段となりました。
2度目の大きな変更は、2020年11月。スケルトンの湧き方がよりリングの端になった(半径3-4⇒半径3.5-4)のですが、狙いと裏腹な大幅強化となってしまい、不評により約2週間で撤回という運びに。”撤回”という選択はクラロワではかなり珍しい対応だったので驚きました。
◇
規則通りに動くクラロワのカードの中にあって、スケラはランダム性を持つ唯一のカードとして異彩を放っています。「スケラからランダム性をなくしてくれ」「湧き方を一定にしてくれ」という声が昔から根強くありますが、スケラのアイデンティティと正面衝突する意見な訳で、そこは将来的にも変わらないのではないかと思います。
よく使われているデッキ(2023年10月)
このカードはどんなデッキで使われているのでしょう?(RoyaleAPI)
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2023年現在、スケラが最も使われていたデッキは遅延スケラ(スケラ・ポイズン)でした。”遅延”とは、アイスウィザード・トルネード・ベビドラ・墓石などのカードによる防衛シナジーを指す界隈用語で、鉄壁の防衛力で知られています。昔からずーっと強いデッキの1つです。
がっちりと守ってエリアドを稼ぎ、チャンスが来たらカウンターでスケラ+ポイズンを決める! これが遅延スケラの必勝パターンですね。
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スケラの使用率で2番手に来たデッキは、スケフリ(スケラ・フリーズ)でした。こちらはフリーズとの相性を活かしてのインドラ採用が多めです。(私怨ではないですが、スケフリ使いは本当に嫌らしいタイミングでフリーズを決めてくるのできっと性格が悪いです。私怨ではないですが)
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スケポイ、スケフリ以外のスケラデッキと言えば、ジャイ・スケラが有名ですが、現環境ではあまり使われていないようでした。2023年10月のバランス調整でジャイが強化されると聞いた時はもっと増えると予想したのですが。
よく使われているデッキ(2024年10月)
このカードはどんなデッキで使われているでしょう?(RoyaleAPI)
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2024年10月時点のスケラ使用率1位デッキは、ゴブリンシュタイン型のスケフリでした。遅延スケラ(スケポイ)は1位こそ譲りましたが、ランクインしたデッキの8割がたが遅延スケラの亜種という占有率の高さでした。実質的な1位は遅延スケラと言って良いのかも。
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ゴブシュタ登場前まではジャイスケラも一大勢力だったのですが、いまは辛うじて12位に1デッキが食い込むのみ。スケラのトップ勢はほぼ全員がゴブシュタ型の遅延スケラを使っていますし、このデッキでランキングが染められるのも時間の問題かもしれません。
◇
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今回はここまで・・・。
それではまた次の「 #クラロワ今日は何の日 」でお会いしましょう!■
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+ 関連:当時の紹介動画
▽きおきお
▽ドズル
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+「#クラロワ今日は何の日」とは?
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「 #クラロワ今日は何の日 」とは、「クラッシュ・ロワイヤル」(クラロワ)の歴史をカジュアルにふりかえっていく、筆者kabutomの年間企画です。2023年を通して、note・X(Twitter)・Instagramで展開しています。
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