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クラロワリーグ | CRL2023 | 4月マンスリー決勝戦の8人

2021年王者と2022年王者が初戦で激突、Mohamed Light vs むぎったん!

おつかれさまです。kabutomです。

クラロワリーグの4月マンスリー予選が4月8日、9日に行なわれ、世界中のクラロワプレイヤーの中から選ばれたファイナリスト8人が出揃いました。今回のnoteでは、4月15日・16日におこなわれる4月マンスリー決勝戦の見どころ出場8選手紹介をやっていきます。

更新履歴
2023/04/15 日本語配信情報を追記

CRL2023・4月マンスリー決勝戦とは?

クラロワリーグ(CLASH ROYALE LEAGUE, CRL)とは、『クラッシュ・ロワイヤル』(クラロワ)の公式eスポーツリーグのことです。2023年のフォーマットでは、7カ月連続でマンスリー大会が開催され、ゴールドチケット(冬の世界一決定戦への出場権)をかけたサバイバルレースが展開します。

4月は、そのシーズン2です。4月マンスリー決勝戦の優勝者が、今年2人目の世界大会出場者となります!


主なルール

  • 日時:2023年4月15日(土)、16日(日)

    • 日本時間 23:00~

  • 大会形式:ダブルエリミネーション方式

    • 敗者復活ありトーナメント。2敗で敗退

    • 決勝でLosers勝者が勝った場合はリセットマッチ

  • 試合形式:デュエル・BO3(2本先取)

  • 公式ルールブック:日本語版


表彰(賞金+CRLランキングポイント)

  • 1位:$16,000(約213万円)+ 100 Pts + ゴールドチケット

  • 2位:$10,000(約133万円)+ 80 Pts

  • 3位:$7,000(約93万円)+ 65 Pts

  • 4位:$4,000(約53万円)+ 50 Pts

  • 5-6位:$2,000(約26万円)+ 40 Pts

  • 7-8位:$1,000(約13万円)+ 30 Pts


日本語配信

今月の日本語配信は、ラッシュさん(@Rush_Clash)、ライキジョーンズさん(@raikijones0331)がそれぞれのチャンネルで担当します。


CRL2023についてもっと知りたい方へ


4月マンスリー決勝戦の見どころは?

4月マンスリー決勝戦、初戦の対戦カード

4月マンスリー決勝戦の見どころを4つ紹介!


見どころ1: 超ハイレベルな闘い。8人中6人が世界ランク1位!

  • シーズンベスト世界1位:

    • Mohamed Light(※7回)

    • Samuel Bassotto(※4回)

    • むぎったん(Mugi) (※2回)

    • xopxsamPANDORAPedro

  • シーズンベスト世界4位:Tico

  • シーズンベスト世界18位:Clown

まずこれですよ、調べていてびっくりしました。決勝進出8人のうち6人が世界ランキング1位経験者です。”世界一”プレイヤーがこれほど密に集まった決勝大会は、ちょっと記憶にありません。

うーん、天下一武道会かな?


見どころ2: 8人中5人が公式世界大会出場者。実績も十分!

2022/09/25
  • 世界大会出場 2020,2021,2022:むぎったん(Mugi)

  • 世界大会出場 2021,2022:Mohamed LightSamuel BassottoPANDORA

  • 世界大会出場 2020:xopxsam

しかも、今月のファイナリストは大会経験も豊富ときていて、8人中5人が公式世界大会への出場経験を持っています。うまいだけでなく、強い。クラロワをプレイしている人なら、どこかでその名前を聞いた覚えがあるであろう有名な選手たちが顔を揃えました。

これは観る側としてもテンションが上がらざるをえません!


見どころ3: 第1試合で、2021年王者と2022年王者が激突!

先月、3月マンスリー決勝戦は、1回戦から”2022年世界大会決勝の再現”となる「Mohamed Light vs Morten」という対戦カードで話題になりましたが、今月もエライことになりました。1回戦のしかも第1試合で「Mohamed Light vs むぎったん」という”2021年世界大会決勝の再現”にして”新旧世界チャンピオン対決”が実現します!

いやまあ、この8人の中でファンが対戦を観てみたいマッチアップ第1位であろうことは間違いないですが、よりによって初戦ですか! 対戦カードは現時点のCRLポイントランキング順で機械的に決められたもので、運要素は絡んでいませんが、それにしてもですよ。

4月15日(土)23時、このビッグマッチを見逃すだなんてとんでもない!

なお、この2人のどちらかが必ず落ちてきてしまうルーザーズも地獄と確定した模様。面白くなってきました(笑顔)


見どころ4: 2カ月連続の決勝進出は1人。先月惜しくもベスト32だった選手が3人

3月のベスト32
  • 3月決勝・4月決勝:Mohamed Light

  • 3月ベスト32・4月決勝:Pedro、Samuel Bassotto、Clown

CRL2023通算での成績を見ていくと、2カ月連続でベスト8入りした選手が1人先月惜しくもベスト32で今月ベスト8入りした選手が3人いました。この記録を知っただけでもう(きっと先月の悔しさをバネにして、今月みごとに雪辱をしたんだ!)と、彼らを応援したくなってきませんか?


4月マンスリー決勝戦の出場選手8人!

ここからは、4月マンスリー決勝戦の出場選手8人を、マンスリー予選の戦績を中心に紹介していきます。(CRLポイントランキング順)

  • Mohamed Light(エジプト)

  • CAL Pedro(ブラジル)

  • Samuel Bassotto(ブラジル)

  • Clown / KickAsh(韓国)

  • SK xopxsam(ドイツ)

  • PANDORA(日本)

  • Tico(ブラジル)

  • むぎったん / Mugi(日本)


Mohamed Light(エジプト)

伝説の道レース レーティング:3733(1位)☆
マンスリー予選DAY 1 10-0 (18-2 90.0%)☆
マンスリー予選DAY 2 
5-1 (11-5 68.8%)

”クラロワ界最強の王”Mohamed Lightは、4月決勝大会の大本命です。

2022年の世界チャンピオンにして、3月マンスリー大会で優勝して今年も早々と世界大会出場を決めており、今月も伝説の道レースで1位を記録し、マンスリー予選DAY 1もDAY 2も1位で通過と、一分の隙もないぶっちぎりの成績で4月決勝大会に進出しました。

今月、彼を止める選手は現れるのでしょうか?

マンスリー予選DAY 2では、勝負のかかった大事なゲームで迫撃ホグデッキを使っていた印象です。今一番自信のあるデッキなのかも?

▽マンスリー予選DAY 1(スイス)試合結果

  1. 2-0 maxirus

  2. 2-0 うどんりぼーん *不戦勝

  3. 2-0 Amikichi_YT

  4. 2-0 Герыч Оксанович

  5. 2-1 Sosaa

  6. 2-0 Csv Soudy

  7. 2-0 Stardust|繁星

  8. 2-0 Z

  9. 2-1 Surgical Goblin

  10. 2-0 CAPGUN

▽マンスリー予選DAY 2(グループ)試合結果


CAL Pedro(ブラジル)

伝説の道レース レーティング:3620(7位)
マンスリー予選DAY 1 8-2 (14-9 60.9%)
マンスリー予選DAY 2 
6-0 (12-2 85.7%)

4月2日に18歳になったばかりのブラジル人プレイヤー、SKCalalas(略称:CAL)所属のPedroは、いま世界で最も勢いがある選手の1人です。ここで、彼の最近の世界ランキングを見てみましょう!

  • 2022年11月シーズン 世界2位と4

  • 2022年12月シーズン 世界5

  • 2023年1月シーズン 世界2

  • 2023年2月シーズン 世界1位と3

  • 2023年3月シーズン 世界7

マンスリー予選DAY 2では、主軸カードとしてロイジャイドリルを多用しましたが、全く同じデッキという訳ではなく、サブユニットや呪文をその都度微調整していました。読みやすいようでいて、読みにくい?

▽マンスリー予選DAY 1(スイス)試合結果

  1. 2-0 FurkanArabacıGA

  2. 2-0 RAD

  3. 0-2 Sosaa

  4. 0-2 Panda

  5. 2-1 40K Nico

  6. 2-0 ゆぽん *不戦勝

  7. 2-1 DJ JONATHAN

  8. 2-1 BIO CruuzZ

  9. 2-1 Csv Soudy

  10. 2-1 Z

▽マンスリー予選DAY 2(グループ)試合結果


Samuel Bassotto(ブラジル)

伝説の道レース レーティング:3260(111位)
マンスリー予選DAY 1 8-2 (13-7 65.0%)
マンスリー予選DAY 2 
4-2 (9-5 64.3%)

世界ランク1位を獲ること4度、”マルチの申し子”Samuel Bassottoも4月の決勝大会に登場します。十八番は、言わずと知れたホグライダー

マンスリー予選DAY 2では、ホグ迫撃砲を主軸としたデッキを多めに使っていました。得意のホグは1勝2敗と苦い結果でしたが、もちろん相手も彼のホグを徹底マークしているはずで、さすがのSamuelも網にかかってしまったということでしょう。

▽マンスリー予選DAY 1(スイス)試合結果

  1. 2-1 Cristian

  2. 2-0 supu *不戦勝

  3. 2-1 Ascended

  4. 2-0 40K Tekuno *不戦勝

  5. 2-0 Neymar

  6. 1-2 Surgical Goblin

  7. 2-0 CAL Mateja

  8. 0-2 Coco

  9. 2-1 DarkAngel

  10. 2-0 iliane

▽マンスリー予選DAY 2(グループ)試合結果


Clown / KickAsh(韓国)

伝説の道レース レーティング:3149(170位)
マンスリー予選DAY 1 8-2 (17-6 73.9%)
マンスリー予選DAY 2 
5-1 (8-4 66.7%)

韓国の新鋭Clown(KickAsh)は、先月のベスト32(予選DAY2敗退)をバネに4月の決勝大会に勝ち上がってきました。クラロワリーグの表舞台に登場するのはこれが初めてですが、ロイヤル大会(サドンデス・2021年12月)での優勝経験を持つプレイヤーです。

マンスリー予選DAY 2のデッキ選択で面白かったのは、大事な初戦のBO3で迫撃スケラデッキを使っていたことです。アウトローの強化で見直されているデッキですが、2019年・2020年ごろのクラロワリーグアジアで韓国の選手たちが好んで使っていた記憶がふとよみがえり、少しだけノスタルジックな気持ちになってしまいました。

▽マンスリー予選DAY 1(スイス)試合結果

  1. 2-0 アニ❤️レオンハート

  2. 1-2 40K Tekuno

  3. 2-0 Armaun

  4. 2-0 Dess

  5. 0-2 GaboIsGod

  6. 2-0 VTR ケヴィンRA

  7. 2-1 Ryley

  8. 2-0 Rosner

  9. 2-0 Wil

  10. 2-1 CAL LordSeb

▽マンスリー予選DAY 2(グループ)試合結果


SK xopxsam(ドイツ)

伝説の道レース レーティング:3319(92位)
マンスリー予選DAY 1 9-1 (18-8 69.2%)
マンスリー予選DAY 2 
6-0 (12-1 92.3%)

ドイツの名門SK Gamingから、先月はMorten、今月はxopxsam(オーピーサム)が決勝大会に登場します。Mortenという巨人の陰に隠れている感がありますが、彼もまた世界ランキング1位(2020年4月シーズン)経験者の1人です。そして非常に背が高い。

マンスリー予選DAY 2で驚いたのは、ほとんど誰も使っていないジャイスパデッキを使って勝っていたことです。流行りのデッキの中にこういったデッキを散りばめるあたり、流石ベテランというか、余裕を感じてしまいます。

▽マンスリー予選DAY 1(スイス)試合結果

  1. 2-1 Andres Rc

  2. 2-0 くり

  3. 2-0 Mkers Dominik

  4. 2-1 night graveyard

  5. 2-1 CAL Yamacy

  6. 2-1 Tico

  7. 0-2 Surgical Goblin

  8. 2-0 arhat123

  9. 2-1 xAlee

  10. 2-1 CAL Sub

▽マンスリー予選DAY 2(グループ)試合結果


PANDORA(日本)

伝説の道レース レーティング:3017(281位)
マンスリー予選DAY 1 8-2 (17-6 73.9%)
マンスリー予選DAY 2 
5-1 (11-3 78.6%)

マンスリー予選DAY1は「2敗」がボーダーラインと言われていますが、最初の3試合で1勝2敗と後がなくなってしまったところから、驚異の7連勝で突破して見せたのが日本のPANDORAです。暗めのTweetが多くて心配していましたが、ふたを開ければこの結果。積み上げてきたものは嘘をつきません。

マンスリー予選DAY 2ではラヴァデッキが好調でしたが、面白かったのはこの鏡ロイホグデッキです。単なる奇策というだけでなく、相性の悪いデッキ相手に勝ってしまうあたり習熟度も高いと見ました。

▽マンスリー予選DAY 1(スイス)試合結果

  1. 1-2 松倉未来

  2. 2-0 억까와의전쟁 (Ash-B)

  3. 0-2 19 Ardentoas

  4. 2-0 Over ゆーと

  5. 2-0 OLR GL7

  6. 2-0 FS | Endo

  7. 2-1 TTM 大卫Rooney

  8. 2-0 CAL Jonah

  9. 2-0 Rosen XIII

  10. 2-1 Герыч Оксанович

▽マンスリー予選DAY 2(グループ)試合結果


Tico(ブラジル)

伝説の道レース レーティング:2813(643位)
マンスリー予選DAY 1 8-2 (17-8 68.0%)
マンスリー予選DAY 2 
5-1 (10-3 76.9%)

ブラジルのTicoは、昨年のCRL2022のゴールドチケット大会の1つ「Masters Challenge by Bernard Chong」で4位に入った選手です。ちなみにこの大会で優勝したのがMohamed Light、準優勝がMugiでした。あれれ、どこかで見た覚えがある顔ぶれですね?

マンスリー予選DAY 2のデッキ選択で目に付いたのは、ファイナリスト8人の中で唯一三銃士デッキを使ったことです。とは言え、勝ち上がりが決まった後の試合だったので、”高度な情報戦”という可能性が無きにしも非ず。

▽マンスリー予選DAY 1(スイス)試合結果

  1. 2-1 Nexus

  2. 2-1 CAL Dudu

  3. 2-0 Wanderer

  4. 2-0 Mosalah11

  5. 2-0 GençAslan:)

  6. 1-2 xopxsam

  7. 2-1 John77

  8. 2-1 TLG Boozer

  9. 0-2 CAL Sub

  10. 2-0 CAL Vitor75

▽マンスリー予選DAY 2(グループ)試合結果


むぎったん / Mugi(日本)

伝説の道レース レーティング:3545(17位)
マンスリー予選DAY 1 8-2(17-7 70.8%)
マンスリー予選DAY 2 
4-2(10-4 71.4%)

2021年の世界チャンピオン”、日本の一等星むぎったんは、2023年も健在です。CRLランキングポイントの関係で第8シードになっていますが、その順番どおりの実力でないことはみなさんよくご存じでしょう。しかし、このシード順によって1回戦第1試合で”最強”Mohamed Lightとの直接対決が実現した訳で、何か運命的な引きの強さがありますよね。

軽量級~中量級のテクニカルなデッキを好む選手という印象がありますが、マンスリー予選DAY 2ではロイジャイエレジャイが多めだったのが意外でした。この辺は、アナリストの判断で裏をかいたのかもしれません。

とは言え、さすがに大型の雄ゴーレムラヴァを使うことはまずないでしょう。……いや、ラヴァは1度使ってましたね。もしかして?

▽マンスリー予選DAY 1(スイス)試合結果

  1. 2-1 Ouahleouff

  2. 0-2 Coco

  3. 2-1 Fisher 程度

  4. 2-0 麦わら | Youss

  5. 2-0 Ömer

  6. 2-0 うみったん

  7. 2-0 Abstruse

  8. 2-0 Hmble Keef

  9. 2-1 CMG SandBox

  10. 1-2 DiegoB

▽マンスリー予選DAY 2(グループ)試合結果


まとめ

  • 4月マンスリー決勝戦は、2023年4月15日(土)、16日(日)※日本時間 23:00から

  • 超ハイレベル! 8人中6人が世界ランク1位経験者

  • 1回戦第1試合で、なんと「Mohamed Light vs むぎったん」!

  • ゴールドチケットの行方、そしてポイントランキングはどう動く?

以上、4月マンスリー決勝戦の見どころと出場8選手紹介でした。

みんなでみよう、クラロワリーグ!■


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