クラロワリーグ | CRL2022 | ゴールドチケット大会⑥ RoyaleMSTRS Golden Editionとは?
速報! 6番目のゴルチケ大会は、日本からも参加できます。
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2022年6月26日、6つめのゴールドチケット大会「RoyaleMSTRS Golden Edition」(ロワイヤルマスターズ・ゴールデン・エディション)の概要が遂に発表されました。
本大会は、これまでにおこなわれた他のゴルチケ大会とは一味違った大会形式と試合形式なのが特徴です。こりゃ日本クラロワ界隈に”情報難民”が出るぞと危機感を覚え、寝ぼけ眼をこすって大至急でnote化した次第。
クラロワリーグ2022の概要とゴルチケ大会
「クラロワリーグ」とは、2018年に始まった『クラッシュ・ロワイヤル』の公式eスポーツリーグのことです。2018-2020年はチーム戦形式でしたが、2021年以降は個人戦形式で開催されています。
2022年の年間フォーマットでは、2通りの方法(①ゴールドチケット大会、②8月の”6週間CRL仮”)で世界への切符が手に入ります。9月に行われる「世界一決定戦」に出場できるのは、世界中からたったの16人です。
「ゴールドチケット大会」とは、優勝者すれば「ゴールドチケット」(=世界一決定戦への出場権)がもらえる大会のことです。クラロワ界での実績がある大型コミュニティ大会8つが認定されています。
今回の「RoyaleMSTRS Golden Edition」は、その6番目の大会です。
RoyaleMSTRS Golden Editionの全貌
ここからは「RoyaleMSTRS Golden Edition」の大会概要を紹介します。
情報は大会公式ルールブック(英語)に基づきます。
(※日本語版のルールブックが必要な場合は、大会Discordの #support-center でチケットを発行し、サポートの方に「日本語版のルールブックをください(例:Would you please publish a Japanese version of the rulebook?)」とお願いしましょう)
対象地域
地域制限はありません。世界中から参加できます(もちろん日本からも)
試合はすべてオンラインで行われます
大会の流れ
「RoyaleMSTRS Golden Edition」は、大きくは3つのフェーズで構成されています。
オープン予選(Week 1-3)7/2-3, 9-10, 16-17
ワイルドカード予選(Week 4)7/23-24
プレイオフ(Week 5)7/30-31
「オープン予選」3回分の合計ポイント上位4名と、「ワイルドカード予選」の上位4名、計8名の選手が「プレイオフ」へ進出できます。そして、プレイオフで優勝した選手には、優勝賞金$10,000とゴールドチケットが授与されます。
クラロワリーグ世界一決定戦の予選の位置付けとは言っても、5週間をかけて世界一を争う本大会は、まぎれもない”世界大会”と言えるでしょう。
試合形式:”RoyaleMSTRS版デュエル”とは?
「RoyaleMSTRS Golden Edition」の最大の特徴は、”RoyaleMSTRS版デュエル”がすべての試合に採用されている点です。
通常のデュエル:勝ち負けに関係なく一度使ったカードはもう使えない
”RoyaleMSTRS版デュエル”:
勝った試合で使ったカードはもう使えない
負けた試合で使ったカードは再度使ってよい
この特殊なデュエル形式を使って、予選ではBO3(2本先取)、予選の決勝戦とプレイオフではBO5(3本先取)で試合を決めます。
◇
この試合形式のいいところは、勝った方にハンデがつくので、BO3やBO5での中だるみやワンサイド展開が起こりづらく、緊張感のある闘いになる点です。視聴者的にも先の読めない試合が期待できます。
悪いところは、他の大会でほとんど見かけない形式なので、選手とアナリストがいつも以上に大変だという点です。tightさんがげっそり痩せちゃわないかちょっとだけ心配ですね。。
Week 1-3 オープン予選
第1週から第3週は「オープン予選」です。毎週、土日の2日間をかけて予選大会を行ないます。
オープン予選/OPEN QUALIFIERS
DAY 01:スイス形式(7ラウンド)。4グループの上位各4人がDAY 02へ
DAY 02:16名 シングルエリミ方式トーナメント
試合形式:基本的にBO3。決勝戦のみBO5
プラットフォーム:Battlefy & Discord
オープン予選のスケジュールは以下の通りです。各日共に最初の試合は、5:00PM UTC(翌日2:00AM JST)開始とのことです。DAY2は日曜深夜なので日本の学生さんにはちと大変ですが、昼寝などでうまく調整を。。
【追記2022/06/30】6月28日に発表があり、Week 1(7月2日・3日)のみ当初予定より1時間遅く、6:00PM UTC(翌日3:00AM JST)に開始するとのことです。これは他の大型大会に日時が重なったことへの対応になります。
■オープン予選の日程
Week 1:7月2日(土)~3日(日)
Week 2:7月9日(土)~10日(日)
Week 3:7月16日(土)~17日(日)
オープン予選の各回で獲得できるポイントは以下の通りです。3回分の合計獲得ポイント上位4選手がプレイオフ進出となります。同点者がいた場合はタイブレークで判断します(①直接対決、②ゲーム勝率、③決定戦)。
■ポイントシステム
1位 - 15 points
2位 - 12 points
3位 - 10 points
4位 - 8 points
5-8位 - 6 points
参加登録・大会進行は、BattlefyとDiscordで行います。
参加はオープンであり、Week 1の受付はすでに始まっています。参加希望の方はお早めの登録を!
Week 4 ワイルドカード予選
第4週は「ワイルドカード予選」です。オープン予選とおなじく、土日の2日間で行ないます。形式も同じです。※既にプレイオフ出場が確定した4人の選手は出場できません。
ワイルドカード予選/WILD CARD OPEN
DAY 01:スイス形式(7ラウンド)。4グループの上位各4人がDAY 02へ
DAY 02:16名 シングルエリミ方式トーナメント
試合形式:基本的にBO3。決勝戦のみBO5
プラットフォーム:Battlefy & Discord
ワイルドカード予選のスケジュールは以下の通りです。こちらも最初の試合は、5:00PM UTC(翌日2:00AM JST)開始予定です。
■ワイルドカード予選の日程
Week 4:7月23日(土)~24日(日)
オープン予選との違いは、オープン予選はポイント制でしたが、ワイルドカード予選で重要なのはこの大会の順位だけという点です。ワイルドカード予選の上位4選手がプレイオフに進出できます。
Week 5 プレイオフ
第5週は最終ステージの「プレイオフ」です。オープン予選のポイント上位4選手と、ワイルドカード予選の上位4選手、計8人の選手が賞金とゴールドチケットをかけて激突します。
プレイオフ/PLAYOFFS
DAY 01-02:8名 ダブルエリミ方式トーナメント
試合形式:全試合BO5
プラットフォーム:Battlefy & Discord
※プレイオフでは選手カメラの使用が義務付けられる
今大会の敗者復活方式(ダブルエリミネーション方式)がは、Winnersから決勝進出した選手にはアドバンテージがあります。Losers勝者が優勝するには、決勝戦で2度勝つ必要があります。
なお、1回戦の対戦カードは、オープン予選・ワイルドカード予選の結果に基づいて決まります。
■プレイオフのシード
シード1位~4位:オープン予選の1位~4位
シード5位~8位:ワイルドカード予選の1位~4位
■プレイオフの日程
Week 5:7月30日(土)~31日(日)
配信情報
配信は大会公式YouTube、Twitchで行われます。
また、出場選手は、自分の試合を自分の視点で配信できます。
各国のストリーマーによる多言語配信があるかないかは、執筆時点では不明です。(※分かり次第ここに追記します)
賞金プール
今大会の賞金総額は、$50,000(約670万円)です。24年ぶりに低い円安水準とあって、ドル円換算するといつもよりお得感がありますね。
▽オープン予選(第1週~第3週):総額 $7,000(各予選)
1位 $2,500
2位 $1,500
3位 $800
4位 $400
5-8位 $250
9-16位 $100
▽ワイルドカード予選(第4週):総額 $4,000
1位 $1,200
2位 $800
3位 $400
4位 $200
5-8位 $150
9-16位 $100
▽プレイオフ(第5週):総額 $25,000
1位 $10,000 + ゴールドチケット
2位 $6,000
3位 $3,000
4位 $2,000
5位 $1,500
6位 $1,000
7位 $800
8位 $700
プレイオフでの優勝賞金は、$10,000(約135万円)。そして、世界一決定戦への切符「ゴールドチケット」が授与されます。
◇
執筆時点でこの「ゴールドチケット」を手にしているプレイヤーは、世界広しと言えどたったの4人しかいません。(※5つめのゴルチケ大会「All Stars Golden Edition」は、北米南米の地域大会で現在進行中のため)
Samuel Bassotto (@Samuel_Bassotto)
Mohamed Light (@MohamedLightCr1)
むぎ (@Mutyan_cr)
GencAslan (@_kadir_CR)
本大会の一風変わった大会形式と試合形式を制し、このそうそうたるビッグネームに続くのは、いったい誰になるのでしょう?!■
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それでは、また次の記事でお会いしましょう! (kabutom)
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