クラロワリーグ | CRL West | 2019-S1 | ウェストの12チーム(2/2)
『クラッシュ・ロワイヤル』の公式eスポーツリーグ「クラロワリーグ」(Clash Royale League, CRL) 2019 Season は、China・Asia・Westの世界3大リーグで構成されている。日本チームが所属しているのはCRL Asiaだが、今回は05/29にSeason1の開幕を迎えるCRL Westについて紹介していきたい。
全12チームと多いので、前編(1/2)と後編(2/2)にわけて参戦チームの紹介をしていく。でも、きっと皆さん”一気にチェックしたい!”と思うはずなので前後編を同時に公開。
本noteは「後編(2/2)」。旧CRL NA の4チームと旧CRL LATAM の2チーム、計6チームについて順番にご紹介。Let's go !!
▼クラロワリーグ | CRL West | 2019-S1 | ウェストの12チーム(1/2)
https://note.mu/kabutom/n/n794987c393b1
▼クラロワリーグ | CRL West | 2019-S1 | ウェストの12チーム(2/2)
https://note.mu/kabutom/n/n152c9385debc (※本note)
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⇒(前編)ウェストの12チーム(1/2)
Overview
1. DIGNITAS
2. FNATIC
3. TEAM LIQUID
4. MISFITS
5. TEAM QUESO
6. SK GAMING
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7. COMPLEXITY
COMPLEXITY(COL) NA('18)>West('19) Wiki
coltonw83/Razzer/Adrian Piedra
IN: VULKan/airsurfer
OUT: Chache/El Jefe
COMPLEXITY(COL)は2018年、「CRL NA : 地区2位(8チーム中) & Playoff2位」という好成績だった。ただ、NAのリーグを開幕から首位で走っていながら最後IMTに逆転され、世界大会までも逃した彼らには、悔しさの方が色濃く記憶されているにちがいない。
そんなCOLの2019 S1開幕ロスターは、残留選手3人+移籍選手2人という選手構成。coltonw83 & Razzerは、2v2ゲーム勝利数(2v2G+)・2v2ゲーム勝率(2v2G+%)ともにNA 1位の"北米No.1"ペア。RazzerはKOHで2試合連続 All Killをやってのけた猛者でもある。メキシコ出身Adrian Piedraは昨季の1v1エースだ。彼ら2018年の主力3人が揃って残留したのがまず大きい。
そこへ前TEAM SOLOMIDの2人、VULKanとairsurferが加入した。VULKanは、1v1ゲーム勝利(1v1G+)・1v1ゲーム勝率(1v1G+%)の両方でNA 3位という1v1エース。airsurferは、ゲーム内「Global Tournament」で3度も世界1位を獲っている急成長株だ。
今年からブランドロゴも一新され、”全米オールスターチーム”と化した2019シーズンのCOLは大注目して損なしの存在である。
8. IMMORTALS
IMMORTALS(IMT) NA('18)>West('19) Wiki
Royal/ah craaap/thegod_rf
IN: Lopakati
OUT: OH YEAHHH
IMMORTALS(IMT) は2018年、「CRL NA : 地区1位(8チーム中) & Playoff1位 & 世界大会出場」という好成績をあげた。「世界一決定戦2018」1回戦で日本代表PONOSと熱戦を繰り広げたことで日本のファンにもおなじみの強豪チームだ。
IMTの2019 S1開幕ロスターは、残留選手3人+新人1人という選手構成。結果を残したチームの常として人事面での動きは少なかった。
ルーマニアの英雄的ゴーレム使いRoyalは今季もIMTと契約。1v1ゲーム勝利(1v1G+)・1v1ゲーム勝率(1v1G+%)ともにNA 1位を記録した彼へのマークはとても厳しくなることが予想される。ah craaap & thegod_rfは、2v2勝利数(2v2G+)・2v2勝率(2v2G+%)ともに優秀な"北米No.2"のペア。結果を残すチームにはやはり強力な2v2ペアがいるものなのだ。
新加入するLopakatiはロシア出身のルーキー。侮るなかれ、彼も2019年1月・2月に連続でゲーム内ランキング世界2位を記録したワールドクラスの選手だ。国対国の関係でVISA的な問題が発生しなければよいのだが。
動きが少なく派手さはないものの、2019シーズンのIMTは”盤石”と呼ぶにふさわしい布陣となった。
9. NRG
NRG(NRG) NA('18)>West('19) Wiki
Hazard/Carter
IN: xPedro15/lichpentakill
OUT: Guanek/PP
NRGは2018年、「CRL NA : 地区7位(8チーム中)」とかなり苦しんだ。2v2は強力だったのだが、1v1・KOHでとにかく勝てなかったのだ。
NRGの2019 S1開幕ロスターは、残留選手2人+移籍選手1人+新人1人という選手構成。Hazard & Carterは、昨季の主戦2v2ペア。2v2の成績だけ見ると、とても7位のチームとは思えない。移籍選手xPedro15(前MAD Lions E.C.)は、1v1ゲーム勝利数(1v1G+)でLATAM 3位を記録した1v1エース。チームの大きな穴を埋める役割が彼には期待される。もう1人の新加入選手である新人のlichpentakillも同じベネズエラ出身だ。この新加入2人による2v2もオプションの1つとして考えられる。
2018シーズンの実績的にもネームバリュー的にもNRGにド派手な選手はいない。だが、2019/05に開かれたカップ戦「BGW Finals」(Battleground Weekly)に新チームのメンバーで参加して優勝するなど、チームバランスはいいし、結果も出ている。面白いチームになりそうだ。
10. TRIBE GAMING
TRIBE GAMING(TRB) NA('18)>West('19) Wiki
TOMMY/B-rad/JMonte
IN: Nitram/Spades
OUT: Oxalate/King Joao
TRIBE GAMING(TRB)はチームオーナーがあの有名YoutuberChief Pat氏という人気チームだ。2018年は「CRL NA : 地区5位(8チーム中)」という成績だった。4位とは同勝ち数ながら順位判定で及ばず、Playoff進出を逃した。
TRBの2019 S1開幕ロスターは、残留選手3人+移籍選手1人+新人1人という選手構成。エースはニカラグア出身のTOMMY。2018シーズン、彼はチームへの合流が遅れたもののそこから快進撃で勝ち続け、1v1ゲーム勝率(1v1 G+%)でNA 2位、Totalのゲーム勝率(G+%)でNA 1位を記録した。主に1v1で結果を残したもう1人のエース、B-rad("ディガーポイズン"デッキで有名)もチームに残留。彼とTOMMYで1v1を担うことになるだろう。2v2は、実績のJMonte & B-rad組や、スペイン語圏のTOMMY & Nitram (前SandStorm)組、アメリカコンビでJMonte & Spades(新人)組など複数のパターンが考えられる。
相手チームにしてみたら、先発オーダーが読めないやりにくいチーム。それが2019年のTRBだ。
11. CREAM ESPORTS
CREAM ESPORTS(CRM) LATAM('18)>West('19) Wiki
Kodigo/Flash
IN: Lince/LucDubs/Jose Brayan/DiegoE
OUT: YoSoyRick/Gabriel RA/Viktor/Fusgo
CREAM ESPORTS(CRM)は2018年、「CRL LATAM : 地区1位(8チーム中) & Playoff2位」という好成績だった。”1位から5位までが同じ8勝6敗で並ぶ”という大混戦のLATAMを制しながらもPlayoffでVivoKeyd(West2019不参加)に敗れ、東京(世界大会決勝の地)に行くことはできなかった。
CRMの2019 S1開幕ロスターは、残留選手2人+移籍選手2人+新人2人という選手構成。CRL Westで6人ロスターなのは、今のところCRMのみ。チームはさながら”中南米オールスターズ”の様相を呈している。
昨季の1v1エースであるコロンビアのKodigoは、1v1ゲーム勝利(1v1G+)でLATAM 2位の活躍を見せた。2v2ではもう1人の残留選手、メキシコのFlashが強く、彼の2v2ゲーム勝率(2v2G+%)はLATAM 1位だった。
その2人に加え、2018年LATAMでMVP級の活躍をしたLucDubs (前 RED Canids) が移籍で加入。ブラジルのスターLucDubsは、Totalゲーム勝利(G+)・Totalゲーム勝率(G%)の両方でLATAM 2位と大活躍したトッププレイヤーで、1v1・2v2・KOHのすべてで結果を残したオールラウンダーでもある。もう1人の移籍組でアルゼンチン出身のLince(前SandStorm)もKOHゲーム勝率(KOH G+%)でLATAM 1位という危険な選手だ。
この主力4人に大きなトラブルが起こらなかった場合、Jose Brayan(チリ出身)、DiegoE(メキシコ出身)の新人2人に試合出場の機会が訪れるのかどうか心配になる。それほど2019シーズン版CRMの選手層は分厚い。
12. PAIN GAMING
PAIN GAMING(PNG) LATAM('18)>West('19) Wiki
WEN/Surg TS
IN: Renan Cava/Karnage
OUT: Guuh/JohanLM
PAIN GAMING(PNG)は2018年、「CRL LATAM : 地区2位(8チーム中) & Playoff 3位」という好成績だった。CRM同様、PlayoffでVKに敗れ悔しい思いをした。
PNGの2019 S1開幕ロスターは、残留選手2人+移籍選手2人という選手構成。チームの中心は今季もSurg TS。昨季は1v1・2v2・KOHにまんべんなく出場して勝ち星を積み上げ、Totalゲーム勝利(G+)でLATAM 2位、Totalゲーム勝率(G+%)でLATAM 5位と大活躍した。Surg TSはまた、「CR Nations Cup」(2018年。約60の国と地域の代表チームが戦う国際大会)でブラジルチームを優勝に導きMVPを獲得した”南米クラロワ界のスター”でもある。同じPNGのWEN、Renan Cava(前Vodafone Giants)はその時の優勝メンバーだ。WENも昨季はTotalゲーム勝利(G+)でLATAM 4位に入る活躍をした南米屈指のプレイヤーの1人。
そんなブラジル3人衆に加えて、スペインからKarnage(前NOVA)が参戦することが新たに分かった。SNS上で色々物議をかもしたことで最近話題になった彼だが、ぜひ公式戦での自身の活躍でその評判を上書きしてもらいたい。「世界一決定戦2018」の優勝メンバーでありながら5人の中で唯一出番のなかったうっぷんを晴らすときは、今なのだ。
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League Information - CRL West
「クラロワリーグ ウェスト」Clash Royale League West, CRL West
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