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電源無い、Wi-Fi環境無い一棟マンションの外壁に防犯カメラを導入した方法 (塚本無線 亀ソーラー3 Plus)WTW-EGR1844SW

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おはようございます。エスエスです。
自主管理している一棟物のマンション、防犯カメラが付いておらず、周辺環境や入居者の出入りを確認するためにわざわざ物件まで出向いて確認せねばならず、不便に感じていました。



画像はイメージです。

このようなマンションの入り口部分に人の出入りを監視するための防犯カメラを設置し、その画像をスマホから確認できる環境を作るのが今回のミッションです。

防犯カメラを導入するためにいろんな業者のサイトで見積もりを取りましたが、少なく見積もっても導入に10万円以上かかり、毎月のランニングコストが数万円かかるような内容だったので、コストかかり過ぎと断念しました。

自主管理大家といえばDIYです。いかにコストをかけずに(導入コスト、ランニングコスト)クオリティの高い防犯カメラを自力で導入できるかが問われます。そこで、いろいろと調べてわたしなりの最適解を導きました。今回はその結果をお伝えしようと思います。この方法であれば、初期費用は25000円くらいで完了しました。毎月のランニングコストは900円です。


物件の概要

今回防犯カメラを取り付けた物件は3階建ての一棟物の鉄骨造のマンションです。図のごとく、道路から敷地内に入り、左手にゴミステーションと自転車置きがあります。物件内に入るには図の赤い部分を通る必要があり、この赤い部分を監視できれば、物件への出入りをすべて把握することができます。(道路からのみ物件に入れる)防犯カメラは一台で足りるでしょう。設置場所は集合ポストの位置あたりで、高さは2階部分を考えました。

カメラ本体をどれにするか

問題が2点
1. マンション自体にはWi-Fiを導入しておらず、入居者は各自でインターネット環境を準備している(防犯カメラの映像を送るWi-Fi環境がない)
2. 電源がない

この2つの問題をクリアし、赤い部分を常時監視できる環境を整えたので、この方法をNoteに共有しようと思います。


導入するカメラはこれにしました。

塚本無線の亀ソーラー3 Plusです。詳細は楽天市場やアマゾンにお任せしますが、国内メーカーの防犯カメラで、
・ 安価で高品質
・ Wi-Fi対応(アクセスポイントモードもある)
・ ソーラーパネル付き(パネル一体型なので、パネルを別途設置しなくて良い)

の条件で検索して一番コスパが良さそうな亀ソーラー3 Plusを選択しました。楽天市場にて購入します。20790円。WTW-EGR1844SW


亀ソーラー3 Plus

かなり重厚な作りで、筐体がプラスチックかと思っていたら金属でできていてかなりの重量があります。頑丈です。

電源問題をどうするか

2階共用部にはコンセントが無く、電源コンセントを設置しようと思ったら壁に穴を開けるような大掛かりな電気工事が必要となり、大金がかかります。亀ソーラーはその名の通り頭にソーラーパネルがついており、しかもかなり面積が大きいソーラーパネルですので、少し太陽が当たる場所なら電源は一日以上維持されます。
電源問題を解決するために、ソーラーパネル式の亀ソーラー3 Plusにしました。

さて、Wi-Fi問題をどうやって解決するかが今回の最大の問題です。ここからの解決策部分では実際の画像や、設置後のカメラの動画を公開します。すこし個人情報も含みますので、有料とします。

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