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株 クロス取引
株におけるトレードの中で、外貨と日本円の両方で配当を得られる取引がクロス取引というものです。これは1998年に東証とニューヨークのジャスダックで制定された、比較的新しい取引方法となっているのが特徴です。
以前は外貨を得るには必ず外為を実施しないといけませんでしたが、これを利用すると最大で70パーセントもの手数料が発生しました。投資家にとっては何らメリットを得るものではなかったので、年々利用者が減少するという現象も発生したわけです。
東証ではなるべく多くの投資家を確保して、安定した市場を維持する努力をなされた結果、世界最大の市場であるニューヨークジャスダックと提携して、クロス取引を成功させるに至りました。
2019年には約40万人のクロス取引投資家があらわれ、日本だけでなくアメリカ・香港でも数多くの方が利用されるにいたりました。なお株式市場でもこの影響が反映され、一時は3万円の大台を記録したほどです。