儲かる仕組みの思考法 山崎 将志
ビジネスは失敗するようにできている。これをやれば必ず利益が出る法則は存在しない。。。。いきなり心穏やかではない前書きから始まり興味を引きます。
筆者は、ベストセラー「残念な人の思考法」で知られる山崎 将志さん東京大学を卒業後、ビジネスコンサルタントを長くされているため深く幅も広い。
成熟市場で利益を出している会社は何をしているか
・価格半額・売上5倍の法則
10円コピーを5円で利用出来れば5倍の売り上げになる。
・経費になるなら使う需要もある
領収書が出ればコピー以外にもコインランドリーにも広がる。
・バットとボールどっちが儲かるか
サプライ品のボールの方が単価が安いが消耗品のため、儲かりやすい。
・ジレットモデルの死角
カミソリの刃のような本体に付随する消耗品やサプライ品で利益を取るビジネスモデル、インクジェットプリンターやネスプレッソコーヒーは消耗品で利益がでるモデルであるが、サードパーティが交換インクなどを供給していく。
AIを使う人AIに使われる人
現在のAIでは、東大の入試問題で合格はできない。
私たちが生活で身につけてきた常識的なことが会得できないため、難しい、偏差値57(平均よりも上位)
しかし、AIは進歩するため今後10~20年でアメリカの労働者の47%の仕事は自動化されるとの報告がある。
置き換えられない能力として感性、協調性、創造性、好奇心、問題発見力がある。つまり要求される仕事の中身が変わっていくと考えたら良い。
考えるのは人間で、どれだけ高度化されてもAIはツールである使いこなすためにも目的を持って磨いていく方が良い。
ビジネスは失敗するようにできている
これをやれば必ず利益が出る法則は存在しない。。。
結局のところ
失敗は、新しいアイデアを生み出すチャンス、うまくいかない方法を学べるチャンスです。何もしなければ成功の確率はゼロ
スランプに陥ったときこそ、いまのやり方で一生懸命頑張ることをせず、一歩引いて「必要なムダ」に時間を使いながら、チャンスが来るのをじっと待つ
うまくいくのは、千に三つの精神でじっくり挑戦するしかない。
粘り強さに代わりうるものはこの世に一つもない。成功のカギを握っているもの、それは粘り強さと強い意志だけ(レイ・クロック マクドナルドの創業者)
学問にもビジネスにも王道はない。じっくり挑戦していかなければならない。そんな大事なメッセージを心にしまい、お仕事に就きます。
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