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【ショートショートではなく詩】春ギター(428文字)

いつだって 迷路のような毎日だ
地図がなくても 君の旅路は続くから
進んでは 行き止まりを見つけて
見えない ゴールを ただ羨んで

それでもなお 背広を着て 行かなくちゃ
朝は来るから 目を開けずとも 眠くとも
満員電車 押し込まれる そんな日を
何度も 何度も ただ繰り返してる

目新しいことなんて 何もないんだよ
君も 周りも 変わりはしないんだろう
それでも 緑の小鳥の声が そう
やけに 心地よく 響くんだろう

平凡な毎日で 何が悪いんだ
こんなにも 愛おしいのに
恨みつらみ妬み愚痴も
全部音に 変えてしまおう

いつでも 手塩にかけ育てた種が
芽を出してくれはしないよ その度に
落ち込んでしまうけれど 諦めず
春が来るのを 待ちわびている

気にすることなんて 何もないんだよ
僕も 周りも 変わりはしないから
そのままで過ごすのが 一番いいはずだ
きっと 花には蜜が あるのだから

豪快に笑って 何が悪いんだ
こんなにも 愛らしいのに
喜びや怒り悲しみも
全力で 抱きしめてしまおう

平凡な毎日で 何が悪いんだ
こんなにも 愛おしいのに
恨みつらみ妬み愚痴も
全部音に 変えてしまおう



*たらはかに(田原にか)さんのこちらの企画に参加しております。


今回のお題はPJさんの【春とギター】企画に乗っかっているということだったので、乗っかって作詞で参加してみました。

「春ギター(緑の妖精)」が新社会人にこんな感じの背中押してくれる歌を演奏してくれたら良いな〜と思った次第です。

作詞は専門ではないので、大目に見てやってください。
もし気に入った物好きさんがいらっしゃれば改変OK・勝手に楽曲化OKです。

※自分で音を当ててみてあまりにも歌いにくかったので4/24に歌詞修正しました。

※サムネイルはAIによるものです。
投稿してから靴を履いているのに右足の先が出ているのに気がつきました!

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