2024年の脚本コンクール戦績~自戒を込めて~
応募していたTBS NEXT WRITERS CHALLENGEの結果が出た。
私は一次落ち。残念無念である。
さて、これで今年応募した脚本コンクールの結果が出揃った。
せっかくなので結果をまとめてみよう。
-結果
テレビ朝日新人シナリオ大賞⇒一次選考突破(『シグマメモリー』)
創作テレビドラマ大賞⇒一次選考突破(『夢、あこがれ、恋焦がれ、宇宙』)
ヤングシナリオ大賞⇒一次落ち
城戸賞⇒一次落ち
TBS NEXT WRITERS CHALLENGE⇒一次落ち
-結果を受けての所感
うーむ、厳しい。
私は2024年の2月から脚本を書き始めた新参者なのだが、正直言って舐めてた。何事もそうだけど、ほかの人を蹴落として上に立つというのは簡単なことではない。
いや、わかっている。わかってはいるんだけど、作品が完成すると謎の自信がモリモリと湧いてきて、選考なんていくらでも突破できるんじゃないかと思ってしまう。
で、落選。
まぁそんな簡単にはいかないよね~とは思いながらも、やはり落選は受け入れがたいものでして。
わかってるんだよ。わかってるんだけどさ!
いやはや、人間というのは愚かなものだ……。
-敗因は?
となるとやはり興味の対象は敗因である。
一次落ちや二次落ちで作品の講評がもらえるわけもないので、これに関しては自分で推測するしかない。
ほかの多くの事象と同じく、脚本コンクールの結果もいろいろな要因が絡み合って生じるものだと思う。負けたという結果だって、様々な理由のもと生じている。
だから、敗因は一つではないはずで、それを突き止めるのは往々にしてなかなか難しいものだ。
でも、2024年の私に関しては、明らかな敗因が一つある。
コンクールにおける、最もシンプルかつ最も重大な敗因。
そう、勉強不足である。
-限られた時間をいかに使うか
おそらく、脚本コンクーラーのほとんどはニートではない。
それぞれ仕事があったり、学校に通っていたりするなかで、脚本を執筆している。かくいう私もそのうちの一人である。私生活の詳細は伏せるけど。
時間は限られている。その時間をどう使うかが問題である。
2024年の私は、ほかの人が書いた脚本をほとんど読まなかった。
限られた時間のほとんどを、自作の執筆に充てていたのだ。
それもそれで悪くはない……はず。なにもしていないよりは。
でも、たぶん成長は遅れるし、各賞の傾向もつかめない。
何より、脚本というものに慣れることができない。
ほかの人が書いた脚本を読むことは、自分で脚本を書くのと同じくらい大事なことであるはずなのだ。
モノづくりには経験と知識が必要である。
例えば、作曲。
なんの楽器の演奏経験もない人がいきなり作曲をしようだなんて無理な話だし、作曲には音楽の深い知識が必要であることは想像に難くない。
脚本だって同じだ。
脚本をたくさん読んで書くという経験。
物語創作に対する深い知識。
どちらが欠けてもいい脚本は書けないはずなのだ。
2024年の私は、脚本を読むという経験が不足していたのである。
もちろん、脚本を書くという経験も、創作に関する知識もまだまだ足りないけれど、読む経験は特に足りていなかった。
大いに反省しなければならない。
とはいってもね~!!! 経験と知識? それができたら苦労しないんだわ。いや、それが難しいから苦労してるんだけど。
モノづくりって大変なんだなぁ……いや本当に。
-来年は……
ということで、2025年の目標!
脚本をいっぱい読む!
もちろん書く手を止めるつもりはない。日テレとか、今年は時間がなくて見送った賞もぼちぼちある。来年はその辺の賞にも応募したい。
目指せ最終選考……いや受賞!
脚本とは関係ないけど、来年は小説も書きたいな。カクヨムもよろしくね。
アイデアだけはいっぱいあるんだよ……やはり最大の敵は時間……!
-おわり
ということで、ろくに結果を出せていない素人の駄文でした。
全部読んでくれる人が現れるかわからないけど、もしいるのなら全力で感謝します。本当にありがとうございます!
これからもよろしくお願いします。
さんざん偉そうなこと言ったけど、結果出せてないんよな、私。
まぁ、気楽にいきましょう。気楽に……。