トレードとは偶然性を味方につけること

FX、株などのトレードは、偶然性を味方につけることだ。もちろん分析はする。テクニカル分析やファンダメンタルズ分析をして、いざエントリーした後は実際どちらにいくかはわからない。

もし逆行したとして、それは分析がたらなかったのか?そうかもしれないし、分析してもあてられなかったのかもしれない。100%あてるということは確実に不可能である。

トレードとはあたるかどうかはわからないのである。次の瞬間にどちらにいくかも分からなければ、そのトレードからどれくらいの利益がとりだせるのかもわからない。

しかし、よく考えると、実際の商売も同じようなことはある。好立地条件の場所に店をだして、開店直後に売れるかどうかはわからない。失敗は自分が勉強していなかったせいだと思うかもしれない。そうかもしれないし、そうでないかもしれない。

リアル商売だと考えることは多いだろうが、トレードはそこまで考えることは少ない。そして、トレードは確実ではないということは誰もがわかっている。だからトレードはギャンブルだとも言われる。(ギャンブル性が不確実性を意味しているならリアル商売でも同じだ)

ただ、いくら儲けられるかは私にはわからないことであって、いくら損するかをストップすることは私にはできるだけのことなのだ。すなわち、偶然性が味方になるときはつきあい、敵になったらとっとと切り離すことが大事だ。

トレードで負けている人は損のコントロールが下手な人だ。これは絶対にそうなのだ。

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