投資で破産しない方法

投資で破産しない方法は実に簡単である。防御に徹することだ。すべて現金だった場合、破産のしようがない。破産するのはリスク資産に破産するだけ投資しているからということになる。

ということは、まず、破産する方法を考えてみて、それをやらなればいいだけの話だ。

まず、思いつくのがレバレッジのかけすぎだ。信用取引やFX等で、追証がかかるようなトレードをする。これは破産する確率が高い。

次に破産する方法は、同じものに全額かけることだ。当然ながら、これもなくなる可能性が高い。株でも上場廃止やら、ひたすらS安などになったらもう終わりだ。

そう考えると破産しない方法とは、レバレッジをできるだけかけないこと。分散することになる。とてもよく言われていることだ。

レバレッジをかけて破産しない方法はあるのか?値動きが想定できる範囲内であればレバレッジをかけてもいいのではないか?ドル円等の為替は値動きが小さい。1日に3%ほど動くぐらいのレバレッジであれば、株並であるのでまだコントロールできそうだ。計算するとそのレバレッジは3-5倍であるのでそれぐらいなら比較的安全だ。ただし、値動きが小さいものにレバをかけるのはいいと思うのだが、最初から値動きがあるものにレバをかけることはとても危険なのだ。

あるいは許容損失を見積もって、確実にそれを越えたら損切りができればいいのだが、逆指値もずれることがあるし、株だとS安S高になると決済できないことすらありえるのだ。

想定以上の損失を被るから破産するのであって、最初から想定内の損失であれば破産はしないのだ。想定内の損失にするにはロット数に制限をかけることと逆指値注文を併用することだ。S安S高が考えられる場合はそれすらも考慮しておく必要がある。

儲けることばかり考えていて、損失を被ったときを想定していないのが破産の原因だ。実は株やFXの本質とはほとんど負けて、たまに大きく勝つことである。そうであれば、多く儲けようとして賭け金を多くしてはいけないのだ。


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