FXや株はギャンブルか?

不確実性なものに賭けるという点ではギャンブルだ。しかし、人生において不確実性なもの以外あるのか?ビジネスも売れるかどうかには不確実性があり、入学すらも定員がある限り不確実性がある。人と出会えるかも不確実性だ。そういう意味ではすべてがギャンブルだとも言えるわけで。

では不確実性なものに賭けるものと、いわゆるギャンブルとは何が違うのか?それは人為的に創出されたハイリスクな場かそうでないかの違いだ。

要するに、ギャンブルが悪とされる理由は、明らかなハイリスク・ハイリターンの場を提供しているからだ。少額でかけるからハイリスクではないと思っているかもしれないが、宝くじなどは当たるチャンスがかなり低い。つまり、少額であろうと確実に失う確率の方が高いわけでこれはハイリスクである。一方あたれば大きい、ハイリターンだ。この人為的に作られたハイリスクハイリターンの場がギャンブルの特徴なのだ。これをほとんどの人は不確実性に賭けることと誤解しているのだ。

一方、それ以外のものはリスクは自分でコントロールできる。ビジネスなら最初は小資金から始めるべきだし、入学試験なら自分の学力と競争率の低いところを受ければいい。人との出会いにリスクがあるかどうかはわからんが、あるとしたら、あまり自分とあわない人たちが多くいるところにはいかないことか?

株やFXもリスクコントロールできる。つまり、株やFXをギャンブル化してしまうのは自身のリスクコントロールというわけだ。そして、うまい人はリスクコントロールがうまく、下手な人はリスクコントロールが下手というだけなのだ。やりようによってはハイリスクハイリターンになるのが、FXや株である。

これからわかるように、株やFXをギャンブルにしない方法というのは実は簡単で、ハイリスク・ハイリターンにしないことになる。FXでは資金管理がもっとも重要だし、資金管理を徹底すると自然とローレバになる。株の場合は分散投資、長期投資となるだろう。


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