石破ショック

実に面白かった。痛快やった。為替介入のような感じで、ドル円が下落したからだ。

市場は高市早苗になるかもと思っていた感がある。高市早苗はアベノミクスの継承者であるから、金融緩和をしたい人だからだ。このため、高市優勢がわかってくると、市場は円安方向に折り込み始めた。

1回目の投票で、高市が見事に圧勝した。この時点で多くの人が高市だと考えたようだ。しかし、よく考えてみろ。2回目は国会議員の票がウエイトを占める。ということは、小石河連合が続いているかもと考えると、小泉、河野の票は少なくとも石破に流れる。さらに、国会議員の多くは年寄りだ。年寄りがどう考えるだろうか?

高市は若い議員には人気があるだろう。なぜなら、耳障りのいいことを言っていると私は思うからだ。金融緩和で景気がよくなるというのは少し経済を勉強すればわかる。しかし、162円までドル円がいったときに、日本の国民はどう思ったか。生活苦だと思ったはずだ。おそらく、年寄連中はそれをたぶんわかっている。頭でわかっていなくても、肌感でわかっている。実際、岸田内閣はいいことをやっていたのだが、評価されなかったのは物価高になったからではないか?日本は高齢者の方が多い。高齢者に受けがよくなくては選挙にも勝てないのだ。

これは、石破にひょっとしたらワンチャンありかもなと私は思った。

総裁選の間はポジションをもたなかったのだが、石破に決まった瞬間に売りをいれた。すべるすべる。スリップして約定しない。実は2回約定したけど、いつもの注文同時の逆指値を自動でいれてしまってたので、あっという間に切られ、3回目に逆指値を外して注文してポジションをたてた。そのポジも2,3分しかもっていなかった。チキン利確だ。

結果、損を取り返すほど、儲かったことは儲かったけれど、なんだかな~という感じ。ああいうときは逆指値をいれたら駄目だ。損切りもスプレッドが広がっていたから凄い損失を出していたが。しかも、朝まで結果的には下がっていたではないか。もっともってればよかった。最初、142.8で利確しようかと思ったけれど、143.3ぐらいで利確してしまった。そのあとしばらくして、142.8までいってた。もう少し粘ればよかった。

売買比率をみると60%ぐらいがまだ、ロングだ。日足でみると、1週間分は巻き戻している。これは相当つかまっている。来週も下落が続く可能性は高い。

どうもデイトレなので、スワップがつく方で持ち越したいとは思わないのだが、持ち越すべきだったか?

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