順張りか逆張りか?
順張りか逆張りの定義ってすごい曖昧だ。よく言われるのがトレンドにのってるのが順張り、トレンドが反転することにかけるのが逆張り。
それはそのとおりだけど、なんかもやもやすると思っていた。
しかし、よく考えると、実はわりと簡単だということに気がついた。
基準より上で買うか下で売ると順張り、上で売るか下で買うと逆張りなのだ。
この基準となるのはたいてい移動平均だとは思うけれど、人によっては半値とかBB全体のように基準が幅を持っている場合もあるだろう。また、この基準の水準も人によるので、明確な基準というものはない。
もっと簡単にいうと、値段がいつもよりあがっていってるぞ。このまま上がるかもしれないな。が順張り。上がりすぎやろ、これはもとに戻るはずだが逆張りなのだ。
順張り逆張りはこのように基準に対してのエントリーのことだが、エグジットも定義できる。順張りも逆張りも基準に戻ったらエグジットなのだ。たまに逆張り志向で基準よりもさらにいくことを期待して途中から順張りになっている人もいるかもしれないが、その場合はそこでエグジットしなくてもいいけれど、考えは順張りになったと考えるべきだ。
そう考えるとグロース投資は順張りでバリュー投資は逆張りという言い方もできる。企業の成長にかけるのがグロース投資、動きのない大型株が下がったら買うのがバリュー投資なので、やってることは順張りか逆張りかというだけだ。
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