海外投資家が買っている時に個人投資家が売っているのはなぜか?

日本人は逆張りが好きという話もあるけれど、実はそれだけではない。といか、これは当たり前の話なのだ。

トレードが成立するというのは、誰かが売ってるから買えるのだ。

売買が成立しているから市場が成立している。で、東証の7割が海外投資家と言われているが、個人はたぶん少ない。要するに海外の投資家のほとんどが、機関投資家、つまりプロなのである。

プロはそこそこ上手いに決まっている。そのプロが買っている時に誰が売っているのかというと個人が売っているというただそれだけのことだ。プロが買いの時はほとんどのプロも買いなわけで、そうなると残っているのは買い時も売りどきもあまりわかっていないアマといことになる。
つまり、必然的に海外投資家と個人投資家は動きが逆になるのである。

もちろん、個人投資家の中には賢い人もいてるけれど、平均すると賢くない人らが多いはず。そうでないと相場が成立しない。つまり、売買が成立するには賢い人らと賢くない人らが必然的にできるわけである。そして、日本市場の場合、海外投資家が多いので、それが海外投資家と個人投資家というように顕著に出てしまうというだけなのだと思う。


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