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中国チベット カイラス巡礼 旅の記憶
ここに記す文章はかつて大学院生中に旅をした時に書いたノートの中の日記をそのまま記したものです。約半年の旅の中で中国・チベットを訪れ、2泊3日のカイラス山巡礼を行なった後に記したものである。
正直、良い経験というのはすぐに実感がわきにくいものである。
チベット、カイラス巡礼というのは、そのことを強く感じた場所である。
2週間のチベットツアーの中で、2泊3日のカイラス巡礼は今となっては遠くの思い出のようである。
今、思い出せるだけ、名前を思い出し、今、現在考えれることを書いておこうと思う。
カイラス山2泊3日の巡礼、充さんが途中でギブアップしたので仁さん、ドルマさんと3人で行くことになる。
ドルラマ峠(5,600m)は想像していたよりもきつくなく、1時間程度で頂上に着く。
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シャングリラでのトレッキングが活かされているように思う。頂上は雪がちらつきものすごく寒い。チベタンが何人も登頂している。登った後はひたすら下り、アップダウンは少ない。頂上すぎの湖が美しい。
五体投地はここでもおこなわれているのか。山の中をひたすら歩く。チベタンは途中でお祈りをしている。
家族のような団体でくるチベタンも多く見る。ドレッドの少女は終始同じペースだった。
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何かを期待していくような場所ではないし、何か良いことがあると期待すべき場所ではない。
“神山”と書くカイラス山はチベット仏教、ボン教、ヒンドゥー教、ジャイナ教の聖地である。我々はそこにお邪魔させてもらい、巡礼しているに過ぎない。
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グゲ遺跡:
崖の中につくられた遺跡、ここは外側から見ても美しくないが登っていくと、すごく率直だ。
周囲を川、岩山に囲まれているのだが、view pointを考えて造られており、必ず良い場所が展望所になっている。また、王様は一番上になっており、そこまでまわるように登っていく。
マナサルワール湖:
近くに温泉があって3ヶ月ぶりに湯舟につかることができた。お湯で洗濯もできる。50元と高いようだが、一人一人にお湯を用意してくれる。
今日、一番変化を感じたのが、ネパールとの国境にさしかかった時、突然、村、街が現れ、人が変わり、チベットとはあきらかに異なる空気が流れた。
きた意味をここで実感する。
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チベットツアーの感想
110923 タメル喫茶店にて