HENNGE 2020/2Q決算
今回HENNGEの決算を見ていきます。
事業内容
中核のHENNGE One事業とプロフェショナルサービスおよびその他事業に分れます。プロフェショナルサービスおよびその他事業は売上は横ばいで売上比率も1割強程度なので今回説明は省略します。
HENNGE One
主要事業であるHENNGE OneはSaaSを使っている企業向けのクラウドセキリティでID統合とアクセスコントロールを主なサービスとして提供しています。
ID統合 複数のSaaSを利用している企業に社員が一人入社すると複数のIDとパスワードを設定する必要があり、退社するとその逆で複数のIDとパスワードを削除する必要があります。HENNGE OneのID統合を使用するとHENNGE Oneのパスワードで企業が使っている様々なSaaSに横断的にログインでき、ユーザー管理が簡単に、また、ユーザーもログインが簡単になるサービスとなります。
アクセスコントロール 企業が複数のSaaSを使用しているとそれぞれのSaaSによって使いたいシーンが異なってきます。例えば人事情報は人事のみ、ビジネスチャットはもっと多くの人、このようなIDごとにアクセスをコントロールし安全にSaaSを使うためにサービスとなります。
それでは主力事業であるHENNGE Oneを中心に決算をみていきましょう。
HENNGE2020年2Q決算概要
ここから先は
1,475字
/
5画像
¥ 100

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?