感染して隔離や自宅待機する前のこころの準備part2
じゅんこママは子どもを入院・出産・育児という経験を、感染してから入院そして退院した後にどうこころを回復させるプロセスと似ているなと感じましたのでまとめてみました。
①自身の体調や仕事や将来について心配になる
まず、コロナに感染すると物理的に入院か自宅待機という形で隔離されてリモートワークをしていない人は仕事を休むことになります。自分のカラダは元気になるのか不安なのはもちろん、やり残した仕事を引き継ぎとかもなく突然職場に行けなくなり入院するのですか、職場の人に迷惑をかけているなと感じるものです。
また、私は結婚と出産を節目に2010年に開業した整体のお店を廃業してテナント物件も契約を解除しました。
整体に来ていたお客さんとFacebookなどのSNSでは繋がっている人がいたとはいえ週一で会えていた常連さんと会えなくなり、引っ越ししたので、お客さんと道やスーパーの買い物中にばったり出会い、
「先生今日は玉ねぎとにんじんとじゃがいもと糸こんにゃくで今日の晩御飯は肉じゃがですか?」とたわいもない会話もなくなるのか
20代でなんの実績もない女の子にテナント物件を貸してくれた大家さん
そして、整体の技術を教えてくれた先生や先輩とも勉強会などで会えなくなる
そう考えると私は今までのキャリアを捨てて出産後、ただのお母さんになるのか?と不安になったものです。
でも、過去を振り返って仕方がありません。
出産や病気により入院したことは、これは今このタイミングで自分は乗り越えられるものだと信じる
将来や仕事について不安を抱き焦るというココロの反応は、誰にでも起こりうるものだと考えて今は治療に専念しましょう。
②自由が制限されることで怒りや不安を感じる
妊娠したらつわりでゲロゲロ
出産はもうすぐ予定日なんだかそわそわ
育児は3時間おきに授乳とオムツ換え、骨盤は安定しないため重いものを持てない自転車も乗れないと買い物にもいけずに気がつけば1ヶ月を過ぎる
まさに、STAY HOMEな日々を送るお母さんが一般的です。
妊娠して十月十日そしてオムツ外れする3歳までは母というのは子どもと離れて10日間仕事で出張に出るわ。こどものことはよろしく
なんて言えるのはごく一部の人か女性国会議員さんぐらいでしょう。
また、お酒とタバコは禁止され、体重管理のために大好きな唐揚げやコロッケを辞めるよう指導、母乳が出にくくなるからドーナツなどの甘いお菓子は厳禁
夜外出して飲みに歩くなんて、夫やお姑さんや実母が寛容な考え方でない限り、日本の一般家庭ではほとんど許されることはありません。
独身時代は自由にできていたことはできなくなることでストレスが溜まり、追い詰められたお母さんは子どもを家に残して突然家を出たり、実家に帰りますと夫と離れて実母と一緒に子育てするなどする人もいます。
今は、世界中の人が感染拡大を抑えるために行動制限を受けている状況です。
怒りや不安を抱えて、時にはやけになり逃げ出したくなる。
逆に路上飲みなどをして騒いでストレス発散という強行手段に出ることも心理的にはありえることだなと考えます。
そんな時は、今までの当たり前を疑うということです
外で飲み歩くのが好きだった人は
外で飲み歩くことは本当にストレス解消だったのか?
バーや飲み屋さんで出会えた友人は本当に自分のことを気にかけてくれたり助けてくれたり、また友人が困った時に自分は助けられる人間なのか?
考えてみましょう。
私は子どもを妊娠してみて初めて気づきました。
実は飲み会というものが苦手だったことに
すごく、社交的でアクティブに周りから見えるけど、実はそれは小学生の時に父が病気になり脳の病気だったので死ぬ間際は、虫が飛んでる助けてくれ~と幻覚で夜中叫んだりと家でリラックスして過ごせる環境ではないから、学校では明るく楽しい人で、学校が終わっても家に帰らなくていいようにあえてスパルタな部活に入部してスポーツに打ち込み、そしてファミレスやフードコートで勉強や本を読むなどしてから帰宅するという生活をして寝る以外のことは忙しくしていたのではないかと気づきました。
私はお家にいてもいいだ
お家が安全で安心できる場所だったのだと気がついた時に、自由が制限されて家で子育てだけに専念する日々がなんだか新鮮なものに感じました。
そして、今では幼稚園に子どもを送ってからnoteを執筆したり、株や投資について勉強するなど家にいることが苦痛ではなく、今度は○○をやりたいなどやりたいことがたくさんありワクワクが止まらない。
人前に立ち、話しをしたり大勢の人が注目する中カラダの動き見本や肩こり腰痛体操を指導するなど運動するのって楽しいこれは私の天職だわと感じていた私が
パソコンの前でカタカタとタイプしたり、じっと黙って株価のチャートを分析するなど結婚して夫の苗字に変わる前の私を知る人たちから見ると別人のように感じるかもしれません。
自由が制限されるからこそ、自分の意外な一面に気づいたり
サッカーのように足しか使ってはいけない等の厳しいルールがあるからこそ、オーバーヘッドキックなんてものが生まれるように
厳しいルールであるからこそ工夫して自分が変われるチャンスになれると考え方や見方を変えることで怒りのエネルギーを良い方向に向けることができると思います。
③周囲の人が感染していたらどうしようかと心配になる
自分のせいで周囲の人が感染したらどうしよう。
そう自分を責める気持ちになる人もいると思います。
しかし、相手が防護服を来て毒ガスマスクのような完全にウイルスを遮断装備をして陰圧室という特殊な換気システムの中会話したとしても、防護服の脱ぐ時にうっかりウイルスが付着している部分を触ることで感染することもとても低い確率ですが、0ではありません。
残念ながら100%感染しないそしてさせない方法はありません。
確かに気の緩みや無知から今の状況を招いたのは事実かもしれませんが、100%あなたが悪い訳ではないので、自分以外のことは保健所や医師などのプロにお任せしましょう。
また、自分を責めるのは辞めましょう。
④起こりうる最悪の事態を考えてしまい、思考が現実離れしたり、落ち着きが奪われたり、恐怖が強まったりする
これは妊婦さんあるあるですが、ちょっとコケたりお腹に野球ボールをぶつけただけでこの衝撃が原因で障害児が生まれてきたらどうしよう。
夜泣きがうるさくて、近所の人が迷惑していないだろうか
ついカッとなり赤ちゃんに怒鳴ってしまい
虐待してる家があると警察に通報されて逮捕されたらどうしよう
など実際に現実に起きる確率の低いこと妄想してしまいがちです。
未知のウイルスの感染してパニックにならない方が奇人変人もしくはサイコパスだというぐらいに考えて、もしも入院中紙に書くやスマホのメモに入力する元気があれば自分の頭の中にある不安を全部書き出してみましょう。
全部書き出したものを見直した時に、少し考えすぎだなと落ち着いて自分を見れる時期がくるとドッシと構えておきましょう。
⑤他人との交流が制限されているために、孤独や寂しさを感じる
家族や友人や職場の人とLINEやビデオ通話などで会話すればいいと言うけれど、感染したことを人には知られたくないし、職場の人なんて仕事を放棄して入院している訳だから忙しいそうだし何をしゃべればいいか・・・
とリモートで会話することに慣れていない人は億劫に感じつつも毎日暇だし寂しい
そんなあなたは、友人や家族と離れると寂しいものという自分の思い込みを捨てて、本を読んだりYouTubeの動画を見たり、TVに出てくる芸能人やアニメや本の主人公などに話しかけてみるのはいかがでしょうか?
えっ!それ痛い人やん看護師さんに見られたら恥ずかしい
いやいや、別に声に出さなくても自分の頭の中でもいいし、手紙を書いてもいいです。
TV出てくる芸能人はあなたを知らなくていいし、夏目漱石の坊ちゃんを読んで感動したので死んだ夏目漱石さんにファンレターを書いてもいいんです。
それを出版社に送れば喜ばれますよ
孤独や寂しさというものはたくさんの友人や自分のことを気にかけてくれる家族がいるから埋められるものではありません。
あなた自身の心で感じるものです。
今までの常識や思い込みを捨てて、偉人や憧れの人と私は時空をこえて繋がっている。
そういう感覚で本や動画などでさまざな人と出会い、入院して時間があるからこそ偉人の素晴らしい言葉が私の人生にとって良い方向にいくきっかけになれただから寂しくない。
かっこいい○○さんのライブ映像みるだけでうっとり
可愛い○○ちゃん写真集をみるだけでも癒される
そんな感じで寂しさや孤独感を乗り越えていきましょう。
⑥イライラしたり、腹をたてやすくなる
イライラしたり腹がたつのはもうこれは仕方がありません。
みんな、なんで俺が私がこんな目にあうのだと思うものだという認識で人によって対応のやり方が違います。
じゅんこママの場合は、カラダが疲れている、思うようにカラダが動かない時にこのようなイライラしたり腹が立つという感情がわくタイプなので、何もせずただただぼーとする
ぼーとしてもなんかむしゃくしゃするようなことしか思い浮かばない場合は
1・2・3・・・・・・1001・・・10000
1から順番に数え初めて1万まで言うか
円の円周率3.1419とか無限の数字をひたすら言い続ける
人は考えることを辞めるから、悪いことばかり不安なことに目がいくように脳は仕組みとしてできているのだと思い
それでなんとか対処してもダメなときは
あ~も~ダメダメだどうせ私はダメ人間もういい寝ると寝て疲れをとることが良いのではないかなと思います。
「感染症流行期にこころの健康を保つために」シリーズの紹介 日本赤十字社 より引用
以上感染して隔離や自宅待機する前のこころの準備はいかがでしたか?
このように事前に考えておくことで、実際感染して入院したときのココロの準備ができているので、イライラしてもなんとか対処することができます。
次回は「コロナ陽性となり入院する時に準備リスト」ついてまとめました。
コロナの陽性になるとすぐに隔離されて、ペットは諦めてくださいと1人暮らしの人が医師から言われてエサは足りるのかなと心配だったという人もいたほど、事前に持ち物や誰に連絡するのか?また、飼っているペットをどうするのか。そういうことも一緒に考えていきましょう。