サイコロジーオブマネーで学べ。

サイコロジー・オブ・マネーと言う本をご存知でしょうか?


この本はお金に対する心構えが変わる一冊です。

・年収が高くないとお金はたまらない。

・お金が沢山ないと幸せになれない。

・貯金は目的を持って。

・お金持ちになるには高い能力が必要。

この本の冒頭に出てくるある人物

ロナルド・ジェームズ・リード
ガソリンスタンドの店員から清掃員を経て。

92歳で亡くなるアメリカ人

その人が亡くなった際に。
800万ドル(約9億円)の資産を子供や寄付に分配しました。

ガソリンスタンドの店員と言えば薄給のイメージ。
清掃員も到底高収入とは無縁のイメージですが。

この人はそれだけの資産を築いた。

僕も今まで「稼ぐ人が億単位のお金を残せる!」
と思っていました。
しかし。。。
僕も同じように「ダメ」なタイプの人間に歩みを進めていました。

もっと早くこの本に出会うべきでした。

毎年給料は上がる。
しかし、なぜかお金は減る。

気づかないうちに「エゴ」が強くなっていました。

いや毎年上がるし、ボーナスは多いし。
でも今年には大きな転機が。
6月に会社を辞めて3ヶ月間の無職期間を体験。
そこで「お金は必要だけど幸せになるためには正しい考え方が必要だ」と思い知らされました。

もちろん無職で妻も専業主婦だったため。
家族4人が生活すると毎月30万40万と出費が出ます。
僕のポケットマネーと、19年勤めた会社の退職金がわずかに。
それで生活をしていくためには。

とことん切り詰める事からスタートしました。

今まで「これは手放したくない」と言うものの。

追い詰められれば「売るしかない…」

とにかく売れるものは売り、手放すものは手放す。
生活のために必要なモノって意外と日常から使うモノであり、たまに使うモノではない。

「たまに使う」という事はそもそも「必要性の低い」
モノというわけです。

必要性の高いものは常に身につけていたり毎日必要なものです。

無職期間で感じたのは。
今までは「これはたまに使う」と思っていたものが負担になる。
仕事を辞めると「引越し」も想定に入ってきます。
しかし、家の中を見るとたくさんある「たまに使う」モノがたくさん。

心の中で「引越しするのにこれを処分しなきゃいけないただ捨てるだけならともかく、粗大ゴミなど兎に角コストがかかる」と感じました。
食器棚やテレビ、テレビラック、そこに収納されてるモノ。
運搬するだけでも労力でありモノが多ければ多いほど引越しするコストも上がる。

つまりモノはお金が変化してストックされた結果。
それが「処分」や「労力」の元になってしまう。
さらには「これを何とかしないと引越しも出来ない」と人間を固定化させます。
そこで僕は感じました。

モノは人を縛り。
モノは人を惹きつける
モノは羨望を増幅させ
モノは欲望を掻き立てる。
モノは獲れば喜ぶが。
モノは減ると精神的に辛くなる。

つまり、モノを持てば持つほど人は縛られる。

そして「エゴ」によって財布や口座にあるお金は全て「モノ」に変わる。

サイコロジーオブマネーを読み。
無職の期間を体験した僕にとって。
不要なモノを持つと一緒に不幸も付いてくる。

不要なモノがないと知恵が付いてくる。


あなたはどっちを付けますか?

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