【📖効率的な四季報の使い方📖】
まずはじめに四季報は分析する為のツールではなく、あくまで新しい銘柄と出逢うきっかけに過ぎません。
四季報を読んだだけで満足するのではなく、その後の決算短信、決算資料、有価証券報告書、HP、アナリストレポートを読んだり、同業他社比較やIR取材などをすることのほうが遥かに大切です。
また、四季報の情報や業績予想だけを鵜呑みにせず、必ず自分自身で調べましょう。
特に今回の夏号で掲載されている独自2期予想は適当であることが多々あるので気を付けて下さい。
しかし上場企業3926社(2024年秋号時点)の中から、新しい銘柄を見つけるという点においては、四季報以上に優れたツールはありません。
是非四季報を読破しましょう✨
⭕四季報読み込みの例 (紙面ver.)
①3926社を一気読みして、気になった銘柄に付箋をつける。
1銘柄10〜20秒くらいの流し読み程度でOK。
40000〜80000秒(11〜22時間ほど)で終わるので、初見の方でも丸1日もあれば読み終わります。
※今まで何十回と読み込んでいる人は、知っている銘柄が半数以上あり、読むべき項目もわかっているので数時間ほどで読み終えます。
だいたい100〜200銘柄ほどピックアップします✍
⭕選定のポイントは人それぞれだと思いますが、私が重視している一番のポイントは『今後業績が拡大していくかどうか』です。
あと現在の業績が好調でなくとも、気になった商品やサービスを展開している企業や身の回りの企業を調べるのもオススメです✨(とても勉強になります)
②ピックアップした100〜200銘柄をすべて、直近の決算短信やチャート等をザッと確認して、気になる銘柄があればさらに深掘り。
⭕ここがかなり時間がかかるので、ピックアップしておいた銘柄に優先順位(A〜Cランク)をつけておいて、優先順位の高いランクから調べるようにしましょう。
200銘柄の中から50銘柄ほどをガチ分析銘柄に。
ここから1銘柄あたりしっかりと時間をかけて、IR取材や同業他社比較などを行います。(※銘柄分析&IR取材まとめ例)
分析や調査が進むにつれて、四季報独自2期予想が違うなっと思うことが多々あります。
→実際直近でもボツになった銘柄が、本決算で来期予想(四季報予想より悪い)が出て株価暴落といったパターンがありました。
⭕最終的に残るのは4000銘柄の中から10銘柄ほど(どれだけ多くとも20銘柄ほど)になります。
以上が四季報を辞書代わりとして使う効率的な読み方となります。
※四季報オンライン版の読み込みの仕方やスクリーニングの仕方も需要があれば記事にします✍
⭕四季報秋号で使える四季報の裏技📝