イベントをしっかり楽しむチェンマイ:クリスマス編
タイは仏教国だからクリスマスなんて全然何もやらないだろう、という認識の方が多いだろう。私も移住して来るまでそう思っていた。
部分的にしかチェンマイを巡らない観光客としてチェンマイに来ると、観光地ほど、クリスマス感を出さないように努力している感はある。観光客が持つタイへのイメージをしっかり守ってあげようとするあたり、インバウンドに慣れている国だな、という印象を持つ。
タイっぽいところではクリスマスは控えめ。でもローカルでは実はめちゃめちゃクリスマス。
しかし、タイも日本同様、クリスマスを存分に楽しむ。家の周辺のいわゆるローカルなところでもクリスマスツリーで店を飾ったり、イルミネーションしたりする。カフェの窓にはクリスマスらしい絵が書いてある。日本人同様、クリスマスを宗教的イベントとして捉えるのではなく、冬(タイでも「冬」がある)のイベントとして捉えてそれぞれに楽しむ。
私が執筆しているカフェでもこんな感じ↓
メリークリスマスだらけ。
住んでいるコンドミニアムでも、大層に飾り付けられている。タイはツリーの下にちゃんとプレゼントを模した飾りを置くのが特徴的だ。
ローカルな市場でも普通にマネキンはクリスマス仕様。
タイのクリスマス文化:ちゃんと職場、学校でもコスプレ
主に大学生以上だが、ちゃんとコスプレする。アグリーセーター(ugly sweaterで調べてみると出てくる英語圏のクリスマスの時しか着られないような派手でダサいセーターを着る文化)もその辺で売っていて、みんなそれを着たり、サンタのコスプレをする。ディズニーに行く時のように耳も常時つけている。そういう姿勢が好き。
タイのクリスマス文化:新年とクリスマスは同じもの
去年1年住んで分かったのは、タイの旧正月ソンクランが4月にあるが、それまでずっとクリスマスデコレーションが残っている。中華系の人々が多い場所では中国風の飾りに変更されるがそうでなければずっとクリスマスが残っている。そりゃ盛大に飾り付けしたからもうちょっと残したいってのはわかる。イベントを盛大に祝うわりにその辺がなあなあなのがタイらしい。
タイのクリスマス文化:トナカイデコレーションカー
写真を撮れなかったのだが、車の改造に寛容なタイは、トナカイの角を模した飾りを車に取り付ける。トナカイが町中を駆け巡っている。トナカイバージョン以外はまだみたことない。また来年に期待。ちなみに寛容だけれども一応罰金対象。タイ人はみんなやっているので、もし外国人がそんなことをしていたら交通警察に罰金を払わせられるのだろう。
タイのクリスマス文化:サンタは来ない
タイの友人にクリスマスは何するの、と聞くと、学生は必ずと言っていいほどプレゼント交換するらしい。でもサンタさんは来ない。タイではサンタは営業許可を得られていないのかもしれない。その代わりに誰かからプレゼントをもらえるようにクリスマスプレゼント交換が行われる。
そしてクリスマスにちゃんと定番のお菓子があって、それはみんな飽きているからプレゼント交換会では「禁止」になることもあるらしい。
まとめ:「タイにクリスマスはない」は大間違い。タイ独自の受け入れ方をされていた
まだ移住から1年半しか経っていないのでまだまだ面白い文化があるかもしれません!ぜひコメントで教えてください!