休校46日目(教科書配布日)
次女は元気に起きてきた。
熱もない。
なんだったんだ一体。
今日は小学校に教科書を取りに行く必要があるため、朝食を食べさせて、
「ピンポン鳴ったらお父さんに声かけるんだよ。」と伝えて家を出る。
正門に校長先生と長女の昨年度の担任の先生が並んでいて、
「長女ちゃん元気ですかー?」
と声をかけられる。
「今、オンライン授業受けてます、家で。」
と伝えると、校長先生と一緒に
「えーー、すごい!」
と驚いていた。
こ、これは小学校は全くオンライン授業は考えていないな。
教室に入ると、ランドセルを入れる棚に教科書が入っており、それを取って名簿に丸をつけて帰る、という流れになっていた。
担任の先生に聞くと、宿題は出ていないとのこと。
GW明けに授業再開できると踏んでいるのだろうか。
そんなこととても無理だろうと思うのだが。
Twitterではたくさん宿題が出た話を読んでいたので拍子抜け。
中身を見るとドリル等はなく、本当に純粋に教科書だけだった。
「りにんした先生にお手がみをかきましょう」
という宿題が出ていたので、次女の勉強は教科書の名前書きと手紙にした。
久しぶりに鉛筆と色鉛筆を駆使して、
「右手がつかれた。」と言っていた。
その後、次女は
「ジョジョリボンをつくりたい!」
と言っており、リボン製造装置を作っていた。
うちにあった布切れでリボンを作ろうと格闘しており、最終的には「くしゃくしゃになった布」が完成していた。
100円ショップが近くにあれば色々材料も買えるのだろうが、歩いていける範囲にないため、
「進級のお祝いにリボン買ってあげるよ!」
と言って、メルカリで好きなリボンを選んでもらった。
ジョジョリボン…初めて知った。
きゃりーぱみゅぱみゅがつけてそうだな。
せっかく外出したし、マスクがもったいないため、勢いでコンビニと郵便局にも行く。
坂元裕二の朗読劇、5列目という奇跡に近い席が取れていたのだが、泣く泣くコンビニで払い戻し。
久しぶりのコンビニに興奮して、サンドイッチや冷凍食品を爆買いする。
レジには透明のビニールのれんがかかっていて、飛沫感染しないようになっている。
郵便局はディズニーランドみたいにロープが張ってあって、人が立つ場所には赤いテープが貼られていた。
窓口にはコンビニと同じく透明ののれん。
知らないうちにどこもコロナ体制になっているのだった。
帰ってきたらぐったりして、仕事する気になれない。
体力が明らかに落ちている。
朝6時に起きて弁当を作り、仕事をして帰ってきて学童にお迎えに行き、夕飯作って食べさせて…。
コロナがなかったらあり得た日常が、もう送れそうにない。
コンビニで冷凍食品買っておいてよかった。
昼食はもちろん冷凍食品を温めて食べた。
午後は在宅勤務しよう!と思うも、やる気が出ないのでやる気を出すためチョコレートとおせんべいをバリバリ食べる。
それでもやる気がどうにも出ず、結局昼寝した。
まぁこういう日もある…。
長女に「コンビニで買ったお菓子、食べてないじゃん!」と指摘されるが、あまりにも自分の態度が良くないので、さすがに自重した。
明日、在宅勤務できたら食べようっと。
夜、「【重要】e+より コント集団カジャラ第五回公演『無関心の旅人』公演中止」というメールが届いて凹む。
予想はもちろんしてた。
けどきちんと落ち込むんだな…。
夕飯は冷凍餃子を焼こうと思う。
まぁこういう日もある…。