カルシウムパウダー自作

雑人とは手当たり次第色々なことをやる人のことをそう呼ぶ様にしました。

今回は卵の殻が大量にあったのでカルシウムパウダーを作ることにしました。

鶏卵の殻の主成分は炭酸カルシウム。これを粉々にしたのがカルシウムパウダー。

用途は色々あって、ゴキブリにふりかけて栄養価をあげたり(爬虫類の餌)、土壌に撒けば石灰の代わりになる。

まず10個くらいの卵の殻を鍋でブクブクと煮た。卵の内側についていたタンパク質が白い塊となり浮いている。これは卵白に含まれているタンパク質で主にオボアルブミン、オボトランスフェリン、オボムコイドという成分だ。

ちなみにオボというのは「卵」という意味。オボアルブミンとオボトランスフェリンは加熱によりアレルゲン性が低くなるがオボムコイドは変わらない。

話はそれたが、浮いてきたタンパク質をすくい取り加熱した殻をザルにあげた。それを手で大雑把に潰していく。このとき小さくなった殻が手に刺さって痛いので注意。

ある程度細かくなったら電子レンジでチン。これで湿気が飛ぶ。あとはミルサーでミルミルするだけだ。

ミルサーでミルミルすること1分たらずでさらさらした危ない粉のような状態になる。

これをまた電子レンジで加熱することでようやく完成した。

全く山も谷もなかったが、これはこれで良い。

割と労力を使った気がしたが卵10個分くらいで70g程度しかカルシウムパウダーは作れなかった。

卵の殻は卵の10%を占めており、卵はMサイズで約50〜60g。つまり殻は5g〜6g。それの10個分なのでいい量が取れていることにあとあと気がついた。

読んでいただき感謝。

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