大河ドラマのような雰囲気がこの本からは醸し出されていた。大正時代から昭和の日本人有名経営者について記されているだけのことはある。
もちろん、渋沢栄一や豊田喜一郎、出光佐三などの創業エピソードも学ぶことができる。
私は以前、敵対的買収に関する書籍を読んだ。その際に感じたこと、それは「戦国時代はまだ続いている」ということだ。大河ドラマでの武将同士の戦から商いに至るまでのやり取りが現代の企業競争とそっくりである。民を大事に=従業員を大事に、年貢は税金、戦は敵対的M&A、同盟はM&Aどうする家康。う~ん、構図がそっくりである。経営者の多くが歴史好きということと関係がある気がする。
とすれば、骨董品収拾とゴルフは何に関連して好まれているのだろう・・・。これらについてはまだ謎である。
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