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生物の遺言
顕微鏡のしぼりの使い方
しぼりを絞ると視野が暗くなる・・・
これは、こう変えると分かりやすい。
「目を細くすると視界が暗くなる」
この間、顕微鏡について調べた。ふと気になったのだ、しぼりが。
まず、顕微鏡とはなんぞや?
生物の探求の過程において最もよく使われる実験装置のひとつとして顕微鏡がある。ここではまず、一般的な光学顕微鏡について説明する。
手順
①顕微鏡の持ち運びと設置
顕微鏡の持ち運びは一方の手でアームを握り、他方の手で鏡台を支えて行う。観察は、顕微鏡を直射日光の当たらない明るい水平な机の上に置いて行う。
②レンズの取り付け
鏡筒内にゴミが入らないよう、まず接眼レンズを取り付け、次に対物レンズを取り付ける。
③しぼりの調節と反射鏡の調節
レポルバーを回して最低倍率にした後しぼりを開き、接眼レンズをのぞきながら反射鏡を動かして視野をむらなく明るくする。
低倍率で観察するときは平面鏡を使い、400倍以上の高倍率で観察するときは凹面鏡を使う。
④プレパラートのセット
スライドガラスに試料をおいてカバーガラスをかけ、試料が中央にくるようクリップでとめる。
⑤ピントを合わせる
調節ねじをまわして、対物レンズとプレパラートを近づける。このとき対物レンズとプレパラートが互いにぶつからないように横から見ながら行う。つぎに、対物レンズとプレパラートを遠ざけながらピントをあわせる。
⑥しぼりの調節
しぼりを調節して像が鮮明に見えるようにする。
普通は低倍率の時はしぼりを絞り、高倍率のときはしぼりを開く。
顕微鏡のスタイル
17世紀に発明されて以来、試行錯誤されながら制作されてきたが、カール・ツァイス社のエルンスト・アッペにより基本的基礎が築かれ、21世紀の学習用顕微鏡などのデザインとして受け継がれている。
カール・ツァイス社
光学者カール・ツァイスにより1800年代に設立された。
エルンスト・アッペ
カール・ツァイスの共同経営者。ドイツの光工学者、実業家。
顕微鏡の遺言