「炎上しない」ために学んでいるの?
こんばんは。こちらは最近行った中で一番美味しかったラーメン「横浜家系ラーメン 侍 渋谷本店」の写真です。
僕は普段ソフトウェアエンジニアをやっていますが、プライベートではアイドルオタクの目線から心理学、経済学などについて学んでいます。
言葉で自分の思いを伝えるための学びの場として、このnoteを更新しています。
「学問への愛を語ろう」ということですが、
そもそも、人間はなんのために学ばなきゃいけないの?
学問って何のためにあるの?
ということについて語らせてください。
はんつ遠藤さんの炎上から
最近、「学ばずに思考停止してるとこうなるんだな」という事件がありまして。
元バイトAKB48の梅澤愛優香さんにセクハラを告発されたフードジャーナリストことはんつ遠藤さんという人が炎上しました。梅澤愛優香さんはバイトAKB48時代は知りませんでしたが、AKB48のオタクとして、「元バイトAKBがやってるラーメン店があるのか!」と注目していました。
炎上を呼ぶことになったのは、はんつ遠藤さん本人のブログ記事です。
こんなに読む気が失わせる文章が、いまだかつてあったでしょうか?
30分をゴミ箱に捨ててもいいなら、読めばいいと思います。僕は読みました。
はんつ遠藤さんはJALともコラボしてたりと、グルメ評論家としてはかなり有名な方みたいです。炎上する前の記事をいくつか読んで見ましたが、
「普通にいい記事書いてるじゃん。」
という印象です(めっちゃ失礼)。
はんつ遠藤さんのホテル宿泊のレポートがあったので載せておきます。
徹底的に取材されたであろうきめ細かなレポートはとても読みやすく、とても「おじさん構文」を書いたあの人と同一人物には見えません。
もはや、「なんで炎上しちゃったの?」と理解に苦しむレベルです。
しかし、はんつ遠藤さんが炎上してしまったのには、今なりの理由があったと考えざるを得ません。
炎上とフィルターバブル
グルメ評論家というのは、とても狭い閉じられた世界のように見えます。僕も正直、はんつ遠藤さんについては炎上するまで全く知りませんでした。
しかしある意味、グルメの世界で有名になってもそれは「お山の大将」になったに過ぎないのです。
今回の炎上を呼んだブログも、もしかしたらそのような気分で書いてしまったのかも知れません。
情報が溢れている昨今、検索エンジンやSNSのアルゴリズムのせいで、よほど気をつけないと自分に都合のよい情報だけが集まってしまいます。
このような現象を「フィルターバブル」といいます。
注意しないといけないのは、「バブル」の中にいると世間とは間違った常識が形成されてしまうことです。
そして、バブルの中での過激な発言が外の世界で拡散されてしまうと、「炎上」を招きかねません。
最近だと、メンタリストDaiGoさんの炎上は、フィルターバブルのせいではないか、という話もあります。
「バブル」から抜け出す方法
この「フィルターバブル」から抜け出すことが炎上を招くために必要だというのであれば、僕たちは学び続けなくてはいけません。
SNSやニュースアプリが自分に必要な情報を勝手に選んでくれるのでとても便利です。これらを使いこなすことは、現代では必須と言えるでしょう。
しかし、ひとつの情報源に頼ったり、ひとつのコミュニティにだけ所属することはあまりにも危険です。
思考停止に陥って、まるでひとりで「イノベーションのジレンマ」を起こしているような状態です。
そうならないようにするためにも、手を変え品を変え、複数のメディアや複数のコミュニティから情報を取る必要があります。
色々な思想や考え方を手に入れることで、多様性が求められる今の時代の中で「そういうのもありだよね」というバランス感を養うことができるのです。
学ぶことって本当にそれだけ?
しかし、その上で聞きたいことがあります。
「あなたは何のために学んでいるのですか?」と。
この答えは、「炎上を避けるため」ではいけないと思います。
知識は、自分を守る以上に、自分を成長させ、自分以外の人を幸せにするために使う必要があります。
物事を学ぶ時に忘れてはいけないのは、「知識を身に着けた時の感動」です。
自分の知識が初めて人の役に立った時の感動を忘れてしまっては、学びはただの作業となってしまい、苦行となってしまうからです。
別にこんなことを考えなくたって知識を身につけることはできるし、公共の福祉に反しない範囲で自由に発言する権利は、憲法で認められています。
しかし、世のため人のためになりたかったら、そこには何かしら一本筋が必要だと思うのです。
自分が学び続ける理由
「じゃあお前は何のためにこのnoteを書いているんだよ?」と疑問を持たれたかも知れません。
僕が何かを学んでいる理由、それは
大切な人を幸せにしたいから
です。
仕事も読書も勉強も、時にはオタ活や合唱だって、全ては自分のためだけではありません。
大事な人が困っている時に、自分が勇気づけられるように。
自分が嬉しいとき、相手に感謝の気持ちを伝えられるように。
それが僕のモチベーションの源泉です。
「大切な人」が誰なのかは、その時次第です。推しだったり、家族だったり、友人だったり、会社の仲間であったりします。
しかし誰であれ、自分を必要としている人のために、自分の力を使いたい。その力の一つが言葉であり、言葉を伝える手段がこのnoteです。
これからも、僕は伝え続けます。
おわりに
まとめます
普通に、なんにも考えずにラーメンすすってたい。
以上です。
雑記:エコーチェンバー可視化やってみた
最近、「エコーチェンバー可視化システム」というのをやってみました。わかりやすく言えば、「自分のTwitterが思想的にどれくらい偏っているか」が分かります。
僕のタイムラインの可視化結果結果はというと。。。
まさかの上位1%でした。
偏りには十分に気をつけつつ、発言するように心がけます。