【楽曲紹介】今年の夏、地下アイドルはこの10曲でいい。【2024/7/6版】
今年はぜったい夏バテしないぞ。
去年はお盆の中ごろに夏風邪を引きました。地下アイドルオタクのかべのおくです。
もうすっかり夏ですね。ということで僕が最近見ている現場の中から、この夏におすすめの10曲を厳選してプレイリストを作成しました。
いちおう皆さんに聞いてもらえるように、以下の選定基準を設けています。
夏について書かれた曲であること
サブスクが公開されていること
このあと各曲についての軽い紹介をしているので、ぜひ上記のプレイリストを再生しながらお聞きください。
2024年地下アイドル夏曲10選|新曲5つ紹介
というわけで、まずは2024年に発表された新しい夏曲から5つ選びました。
きっと夏のせいだ(透色ドロップ)
ナツソラ(JamsCollection)
灼熱Glitter(Peel the Apple)
夏色ドラマチック(ラナキュラ)
86 SUMMER FILM(Merry BAD TINE.)
超人気どころから新鋭グループまで、ここ知っておけばとりあえずドヤ顔できますよ。
①きっと夏のせいだ(透色ドロップ)
名曲メーカーこと透色ドロップに爆誕した、この珠玉の失恋ソング。友達枠だなんて分かっているけど、それでもこの夏を一緒に、できるだけ長い時間を過ごしたい。君がいつもより輝いて見えるのは、きっと夏のせいだ。
②ナツソラ(JamsCollection)
秋に日本武道館公演を控えるジャムズの、この夏の勝負曲。「青いペディキュア」で芽生えた恋心は、一年越しの暑い季節につられて加速してゆく。今年の夏は一度きり、推しメンと最高の夏を迎える覚悟はあるか。
③灼熱Glitter(Peet the Apple)
2024年のぴるあぽ夏曲は、多田慎也氏による最強の王道ソング。誰もが輝ける季節がやってきたワクワク感があふれ出た歌詞と少しクセのあるメロディーは、この夏のテーマソングになること間違いなし。
④夏色ドラマチック(ラナキュラ)
昨年のNATSUZOMEメイン争奪覇者であり、すでに今年は2つのフェスでメインステージが決まっているラナキュラ、大注目の夏曲。疾走感あふれた曲調と甘酸っぱい歌詞、「青春」がこれでもかと詰まっている。
⑤86 SUMMER FILM(Merry BAD TINE.)
雨のち晴れ、奇跡みたいな“ハチロク”の空に生きた、すべてのオタクへ向けられた賛歌。バチュンの夏は、35mmに収まりきらない。「ぼっちじゃないよ」のメッセージを頼りに、今年も最高の瞬間を切り取りに行こう。
2024年地下アイドル夏曲10選|押さえておきたい曲5つ紹介
次に、新曲ではないものの、フェスを回るうえで押さえておきたい夏曲を5つピックアップしました。
いま踏み出せ夏(真っ白なキャンバス)
ひと夏ボーダー(Task have Fun)
サカサマサマー(FES☆TIVE)
初恋のひと。(高嶺のなでしこ)
プラネタリウム(MyDearDarlin’)
ご覧いただければ分かる通り、かなり書き手の主観が入っています。なんとなくですが「代表曲以外に、もう1曲聴きたいとしたらこれかなあ」という感じで選んだので、参考にしてもらえればと。
⑥いま踏み出せ夏(真っ白なキャンバス)
夏になると「何か始めなくちゃ」と焦りたくなるもの。でも等身大の自分のまま、恐れることなく飛び込めばいい。白キャンが迎える最後の夏、肩組んで見上げる景色は一生忘れることないものになると思う。
⑦ひと夏ボーダー(Task have Fun)
夏にピッタリの楽曲をたくさん持つタスクの中でも、蒸し暑い空気を吹き飛ばしてくれるかのような、涼しげで爽やかな一曲。9年目の3人が自然体で魅せるステージが今年も楽しみ。
⑧サカサマサマー(FES☆TIVE)
一部の界隈では密かに人気急上昇中の一曲。発表からすでに4年になるものの、全く色あせない刺激の強いサウンドを、ぜひ野外ステージの大音量で聞きたいところ。青葉ひなりが迎える最後の夏、熱くない夏は夏じゃない。
⑨初恋のひと。(高嶺のなでしこ)
NATSUZOMEでの初披露からそろそろ一年、何度聞いても飽きの来ない完成度の高さ。振り付けもさながら群像劇で、何度見ても目が足りない。落ちサビで「”君”だと言った」のあとに振り向く松本ももなさんのヒロイン感も最高。
⑩プラネタリウム(MyDearDarlin’)
昨年の山中湖ステラシアターワンマンでお披露目された、夏の夜に染み入るような一曲。アコギにストリングスのサウンドが特徴的。夕闇が落ちた野外ステージでは、この曲でマイディアの音楽を全身で感じたい。
地下アイドルにとって夏曲はなぜ重要か?
これで終わりでもよかったのですが、最後に「なんでこんなプレイリスト作ったの?」という目的を語っておきます。
ぼくは春夏秋冬ある中でも、夏曲は地下アイドルにとってとりわけ重要だと考えています。それは、地下アイドルとそのオタクにとって、夏が最も重要な季節であり、それを彩るのが夏曲だからです。
アイドルオタクの醍醐味といえば、大規模フェスは外せないでしょう。実際、僕もTOKYO IDOL FESTIVAL(TIF)にフラッと訪れたことをきっかけに地下アイドルオタクを始めました。
アイドルの数もそうですが、やってくるオタクの数・質ともに普段の対バンとは段違いです。フェスという場所には、そこにしかない魅力が詰まっていることは誰もが否定しがたいでしょう。
そして温暖化が進行し続けている2024年現在においても、いわゆる大規模なアイドルフェスはそのほとんどが夏場に集中しています。したがって、夏フェスでどんな曲を歌うか・聞けるかが重要みを増してくるわけです。「強い夏曲」があるグループは見つかりやすくなりますし、オタクからしてもライブ1回ごとの充実度が全然違ってくるでしょう。
オタクが夏曲を聞いておく意味とは?
じゃあ、夏曲はフェスだけで聞けばいいのか?と言えばそんなことはないと思います。知っている夏曲が増えると目的が生まれ、夏フェスを回るのがより楽しくなるからです。
先ほども言った通り夏フェスには多くのグループが出演します。たとえばTIF2023には233組のグループが出演しており、普通に考えればいったいどこをどう回っていいのか、皆目見当不明です。かといって、知っているグループだけを見て終わるのもあまり面白くありません。
そこでおすすめするのは、夏曲先行で見るグループを決めるという方法です。知っている曲があれば、タイテの空き時間に「ちょっと見に行ってみようかな」と足を延ばすきっかけが生まれます。そうした偶然の出会いがフェスって重要だと思いますし、おそらくイベンターの望むところなんじゃないかと思います。そうして推しが増え続けた末路が今の僕です。
というわけで皆様におかれましては、最高の夏曲と共に、最高の思い出を作りに行きましょう。
おわりに
まとめます。
ほんとは、配信されてないけどいい曲だっていっぱいあるんだよなあ。
以上です。