【ライブレポ】FES☆TIVE ASIA TOUR THE CARNIVAL 〜札幌〜振り返り
試されるのは、オタクかアイドルか。
地下アイドルオタクのかべのおくです。
2024年5月18日、FES☆TIVE ASIA TOUR THE CARNIVAL〜札幌〜に、言ってきました。
最高のツアーになる、そんな予感がする。
この日はFES☆TIVEのステージデビュー11周年。唯一のオリジナルメンバーである青葉ひなりさんの卒業が発表されたなか、「オリジナルメンバーのいるFES☆TIVE」のステージデビューをお祝いできる最後の機会でした。
ステージとフロアがそんな特別さをビシビシ感じながら呼応しあい、まさに「ここにしかない空間」が生み出されたと思います。
ライブ概要
国内・海外含め8都市を巡る、FES☆TIVE恒例の大型ツアー2会場目は、札幌すすきのにあるSound lab moleで開催。
2013年5月19日ステージデビューしたFES☆TIVEは、この日がちょうど11周年。ということはオリジナルメンバーである青葉ひなりさんもデビュー11周年を迎えたということ。会場にはファンからのスタンドフラワーも用意されていた。
ライブ当日には想定内(?)のトラブルも発生したものの、神ムーブによってメンバーは全員無事に北海道へ。
おそらく青葉さん最後の北海道遠征ということもあり、会場は青葉推しの姿が比較的多く見られた。しかしそれ以外にもFES☆TIVEを待ちわびていた北海道のオタク、姉妹グループの遠征ついでに来たオタクなど、ほぼ満員に埋め尽くされた会場でライブの幕が上がった。
ライブ振り返り
セトリ
青葉さんのセトリ投稿をお借りします(いつもありがとう!)
「大和撫子サンライズ」を聞けたのは久しぶり。2019年頃の定番だったこともあって、嬉しさと懐かしさが同時にこみ上げた。
「夏リア旋律」は先日のVDC Liveでも披露されたが、卒業が発表された今となっては特別な感情を禁じ得ない。青葉さんが卒業したあと、この曲を聞いたらどんな気持ちになるんだろう…「君」と過ごせる最後の夏を後悔なく過ごしたいと、聞くたびに決心する。
「あの日のファンファーレ」も久々の歌唱。「どんなに強くなれてたって 君がいないと始まらないんだよ」「こんなに近くにいるのに 全ては知れない君の痛みが」など、今の自分の琴線に触れる歌詞が散りばめられているのはズルすぎる。最後にこれを聞くときには、笑顔で手を振り会えるんだろうか。
アンコール開けは「人類!WE ARE ONENESS!」は、色んな難局を乗り越えてきた時期、コロナ禍を経て育てられてきた楽曲。長めのアウトロには客席も青葉さんも、思わずこみ上げてしまうものがあったように思う。
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感想
個人的には、FES☆TIVE(と青葉さん)に関連してそこそこの思い入れがある北海道。後悔が何一つ残らない遠征になったと思います。
少しここで、自分のレポをもとに北海道の思い出を振り返ってみます。
2022年、Sound lab moleで行われた対バン・ツアー公演は、コロナ禍のいろいろな陰鬱さを解き放つきっかけになりました。
念願のタイトル未定とFES☆TIVEの2マンライブと、単独ライブが2本あった2023年ツアー小樽。どっちも殺人的に楽しかったです。
青葉さんがSAPPORO COLLECTIONに出演し、はじめてランウェイで推しを眺めるという経験をしたのも、北海道でした。
「どうしてこんなにちゃんとレポ書いてるんだろう?」と思うくらいやたらレポが残ってますが、たぶん帰りの飛行機がよっぽど暇なんだと思います。
そして青葉さんが迎える最後のツアー北海道。これまでのFES☆TIVEを振り返りつつ、これからのFES☆TIVEを振り返る内容だったように思います。ステージデビュー11周年ということもあり、青葉推しのオタクが沢山いる中でライブが見られたのも、楽しさの要因だと感じます。ライブってステージだけじゃなくて、フロアもあって完成するものなのだと改めて知りました。
青葉さんの卒業が発表されたとき、僕には同時に「オタクは推しメンの卒業までの期間を、どのように過ごすのが幸せなのか?」という大きな問いが投げかけられました。しかし正直なところ、「4か月後には青葉さんはステージに立っていない」という事実に全く実感が湧かず、受け止められていない自分がいます。
この問いに対する答えはまだ出ていませんし、多分卒業公演を見終わったあとか、それよりももっと先に明らかになるんだと思います。そのためにも僕が今できることは、できるだけ多くのライブを見に行くこと、そしてその記憶を記録として残すことしかないのかなと。日々を大切に、後悔なく過ごしたいと思います。
おわりに
まとめます。
北海道、全然暑かったんだが???
以上です。