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【ととのう】FES☆TIVE全国ツアー 鹿児島・奄美大島振り返り【ライブレポ】

サウナに入る時間は、その日の気分次第。

4,5月は遠征の民になることが確定している、地下アイドルオタクのかべのおくです。


FES☆TIVE全国ツアー #フ活 〜鹿児島公演/奄美大島公演〜」に行ってきたので、そのレポートになります。

FES☆TIVE全国ツアーの日程

ちなみに#フ活とは、「FES☆TIVE(フェスティブ)に通う活動 全国ツアーで汗を流し「ととのう」さま。」だそうです(公式発表ママ)。通常のアイドルの遠征といえば東名阪福(東京・名古屋・大阪・福岡)と言われています。しかしFES☆TIVEはその定石を全く無視して、国内外含む10箇所が発表されました。

その中でも国内の目玉となっているのが、鹿児島・奄美大島遠征。まさかアイドルを応援してて、離島に行くことになるとは…でもライブ見るついでに旅行できるなんて実質タダじゃん!という理由で参戦を決めました。

というわけでこのnoteはライブレポではあるものの、半分くらいは旅行の記録です。推しメンが鹿児島とか奄美大島に行くことがあれば是非参考にしてください(ならない)。


鹿児島振り返り

行程(東京〜鹿児島)

早朝8:00に成田発の飛行機に搭乗、10:30に鹿児島空港着。空港で特にすることも無かったので、鹿児島市内へ。ちなみに鹿児島空港からの交通手段は、バスか自家用車しかないので注意が必要です。

夜の公演までは特にする事がなかったので、普通に観光を楽しみました。


ラーメンこむらさき
ラーメン豚とろ


「天文館むじゃき」のしろくま

鹿児島の繁華街は、「天文館」と、ターミナル駅の「鹿児島中央」の間に広がっているようでした。その間には路面電車やバスが走っていますが、一応歩くこともできるくらいの距離です。

用事を一通りこなしてからゲストハウスにチェックイン、すぐにライブハウスに向かいました。


鹿児島公演ライブレポ

FES☆TIVE全国ツアー #フ活 〜鹿児島公演〜」は、天文館に近いライブハウス、SRファクトリーで開催。遠征民はもちろん、鹿児島をはじめ九州各地から馳せ参じたオタクも多く見られました。

オタク達のワクワク感をビシビシ感じた。

久しぶりにFES☆TIVEを見る人たちも多かったのか、最初は乗り切れない部分も見られましたが、ライブ後半に差し掛かるにつれ、定番曲になるとすっかり熱が乗り切った感がありました。著者自身も前のライブから1週間空いてしまっていたものの、すっかりブランクを取り戻しました。

セトリはこちら。

アンコール開けの人類ロングイントロが、振り返っても最高のととのいポイント。声を出して熱くなった身体がじんわり冷たさを感じて、気分は完全に外気浴。

余談ですが、SRファクトリーは少し天井が低く、推しジャンすると危うくサイリウムを突き刺しそうになりました。

奄美大島振り返り

行程(鹿児島〜奄美大島)

この日も鹿児島の出発は結構早め。10:10鹿児島発、11:10奄美着の便に搭乗しました。奄美大島ではオフ会も予定されていたので、参加するオタクはほぼこの飛行機に乗ることになりました。

離陸前には、整備クルーからの粋なメッセージも。

西郷どん。。。

到着してからは、予約したレンタカーにオタクと同乗。バスの本数が少ない奄美大島でレンタカーを借りたのは大正解で、おかげで色んなところを回れました。


奄美大島ハートロックがある海岸線


奄美大島の郷土料理、鶏飯(けいはん)。


ファンミーティング@奄美大島

ほどなくして、「サンセット大浜」で行われたファンミーティングに参加。晴天に恵まれた海沿いでの野外バーベキューでした。

ファンミーティングの予定

実は奄美大島は雨の日が多いらしく、この2日間がとても過ごしやすい気候だったのはとても幸運だったようです。「昨日FES☆TIVEを知った」というフッ軽な宮崎人から、「FES☆TIVEの遠征が好き」という変なオタクまで、個性豊かなメンツとの会話を楽しみました。

「アイドルと何を話したらいいのか分からない」という声を時々見かけますが、こうやってオフ会にやってくると時間制限という概念が吹っ飛びます。そして挙句の果ては「推しメンと同じ空間を楽しむ」という本質に気づきます。この感覚は、任意のアイドルと話す時に応用可能です。一度掴むと話すことにあまり困らなくなるので、オフ会の機会があるのなら参加してみてはどうでしょうか?

ファンミーティングが終わると、再びオタクアイドルとも名瀬の中心街に大移動、ホテルのチェックインなどを済ませ、ライブに備えます。

遠征オタクがよくやるアレ


奄美大島公演ライブレポ

「FES☆TIVE全国ツアー #フ活 〜奄美大島公演〜」は、奄美の中心街、名瀬にあるレトロなライブハウス、ROAD HOUSE ASIVIにて開催。昨日の鹿児島公演の余熱が冷めやらぬ中のライブとなりました。


遠征の醍醐味って、これなんだよ。


昨日と被らないように曲目をチョイスしつつ、見せるところは見せる、盛り上がる所は盛り上がるというメリハリのあるセトリでした。コンパクトなライブハウスだったこともあって、前とか後ろとか関係なく、しかもなぜか普段は物販を回しているスタッフさんがサークルに加わってきたりと、フロアはフロアで楽しんでいました。


今回感じたライブの良さ、それは「共犯意識」に起因していると思いました。遠征では、現場に至るまでの過程とその体験が、全てのオタクに強烈に付加されるからです。普段のライブの場合、オタクは個人それぞれの事情を抱えて現場にやってきます。学校終わり、仕事終わり(仕事中の人も)など、オタクの置かれている状況は異なっているので、どうしてもそれらの文脈のうえでライブを見てしまいがちです。しかし遠征となると、みんなで(ほぼ)同じ飛行機に乗り、現地のご飯を楽しみつつ、少なからざる時間とお金をかけて現場にたどり着きます。その結果、個人の事情はどうでも良くなって、皆が同じ目線でライブを楽しめているように感じられたのです。


今やTIFでメインステージを任されるほどの人気・実力を持つFES☆TIVE。規模が大きくなればなるほど、ファン層は多様化しますし、方向性が見えにくくなるでしょう。しかしこういった「コッテコテのライブ」を見せられて、「彼ら(運営・アイドル含む)が本当にやりたいのは、こういうことなんだな」というのが少し掴めた気がします。


遠征振り返り

人生で一度は行ってみたかった、鹿児島と奄美大島。まさかこんな機会で訪れる事になるとは思いませんでした(何度目)。

とくに奄美大島は、離島経験がほとんどない筆者にとって、本土とは全く違った情緒を感じられる場所でした。調子に乗ったオタク、帰りの飛行機の前にはマングローブカヌーにまで乗りました。

マングローブカヌー体験

そして、そんないつもと全く違う環境でライブが見られたのは、とくに自慢出来るわけではないものの大きな価値のある体験になりました。

今後もFES☆TIVEのツアーは続きますが、参加出来る公演では遠征の非日常を楽しみつつ、普段とは違う現場で推しメンを応援できる喜びを噛み締めたいと思います。


おわりに

まとめます。

遠征先での出費、全部無かったことにならないかな。

以上です。

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