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星とアイドルに関する考察①

「星に願いを」という言葉がある通り、星についての楽曲って本当にたくさんあるなあ、と感じたわけです。


なかでも有名になることを夢見て努力を続けるアイドル楽曲には、彼女たちの様々な感情が反映された素晴らしい曲がたくさんあります。


そんなわけで、最近自分に響いた曲について考察したいと思います。

BiSH-星が瞬く夜に

BiSHにおいて最も有名な曲と言ってもいいと思われます。

かつてTIF2016に出演した時は、この曲を9回連続で歌って帰ったこともあるらしいですね。

そんなこの曲の冒頭には、ツリーチャイムと呼ばれる楽器による効果音が入っています。

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ポップスに問わず、やっぱりキラキラした音って星を表す事が多いのかも知れませんね。ちなみに、イントロとアウトロで2回だけ使われています。


曲のサビパートに、次のような一節があります。

言わないで 化け物だって気にすんだ
星が瞬く夜に keep my face
裏返しでもなんでもいいよ
すぐ欲しがりだね 行っちゃうの?

今までのアイドルの概念を大きく覆す、"Brand new"な怪物であることを求められたBiSH。


夜に瞬いている星というのは、自分たちが目指さなくてはいけない希望であったり、型からはみ出ようとすることをあざ笑う周囲の目線のようなものであると解釈することもできるのかも知れません。


この曲を聞くと、曲自体のかっこよさだけじゃなくて、この曲に込められた思いというか、「どんな気持ちでこの曲は作られて、そして歌われて来たのだろう」という、歴史に思いをはせざるを得ません。


BiSHが所属する事務所WACKといえば、先日柏木由紀さんが全グループに所属する事が発表されました。AKBの黄金期を知っている自分としては「ついにこのコラボが来たか...!」という気持ちです。今後の化学反応が楽しみですね。


奇跡≒スターチューン(煌めき☆アンフォレント)

「宇宙」と「煌めき」がコンセプトのキラフォレ。電子音が多用される楽曲が持ち味で、「星」というテーマに相応しいアイドルです。

「奇跡≒スターチューン」は2017年に発表され、キラフォレが三重のご当地アイドルから全国区へとなり始めた2019年に、満を持してシングル化された楽曲です。ちなみに読み方は「みらくるすたーちゅーん」です。


前述のBiSHと比べると、星というものをとてもきらびやかなものと捉えているようで、曲中にもツリーチャイムが多用されています。


歌詞の中にも、以下のような一節があります。

ときめく想いはスターチューン
キュンときて 息が出来ないよ
もっと もっと 輝けシューティングスター!!

東海地方から飛び出したキラフォレが、自分達と流れ星を重ね合わせ、さらに成長してゆくという決意と願いを込めた曲のように感じられます。


そんな煌めき☆アンフォレント、2020年末に大幅な体制変更があり、元AKB48の達家真姫宝ちゃんが加入し、現在圧倒的なセンターオーラを放っています。


アイドルというのは輝いているときが全てではありません。時にはメンバー本人には全く責任がないのに、その舞台を去らなくてはならないことだってたくさんあります。


しかし、流れ星のようにいつかいなくなってしまう儚い存在だからこそ、今という瞬間を懸命に輝いている。新体制のキラフォレのパフォーマンスは、そんなアイドルの本質を教えてくれるように思うのです。


以上、また書きます。

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