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ライブの盛り上がり方、どっちがお好き?

オタクが柵ジャンを始める瞬間、個性が出るからつい見ちゃう。

地下アイドルオタクのかべのおくです。


最近、大規模フェスが続いています。SPARK 2022 in YAMANAKAKOは3日目のみ、SEKIGAHARA IDOL WARS 2022 関ケ原唄姫合戦は2,3日目の参加ですが、目一杯楽しんできました。


今週末はTIF2022が待っています。果たしてどんなアイドルたちの「表情」が見れるのでしょうか。今からとても楽しみです。

そんな中、多くのアイドル達のステージを見ていて気になるのは「ライブ中の盛り上げ方」です。前回に続き感覚的なんですけど、全オタクに刺さる形で、自分なりの分析をお話したいと思います。



盛り上がり方は2つのタイプがある

大まかに次の2タイプの盛り上げ方があって、これはグループや現場の雰囲気に大きく影響していると感じています。

  1. 「みなさんもご一緒に」タイプ

  2. 「考えるな感じろ」タイプ

違いは、アイドルがオタクに対して求める前提知識の多さです。それぞれのタイプを簡単に説明します。


①「みなさんもご一緒に」タイプ

典型的なタイプと言えるのが、見ている側に盛り上がり方も含めて手とり足取り教えて、その場を楽しいものにしちゃうグループです。最近出てきたアイドルだと、iLiFE!は明らかにタイプ①だと思います。

私と貴方で作り上げる、それがアイドルだよね。

当たり前なんですけど、初心者に優しくて分かりやすいのは圧倒的にこっちでしょう。もちろんこの曲ほど振り切っていなくても、初見のオタクでも振りコピやサイリウムなどでライブに参加できる、つまりバカになれる曲はどのグループも必ず持っています。


②「考えるな感じろ」タイプ

①とは逆というか、アイドルが煽るまでもなくオタクが勝手に盛り上がっている現場も存在します。これを「考えるな感じろ」タイプと名付けます。典型例はDevil ANTHEMでしょう。もはや紹介するまでもありませんが、誰一人サイリウムを持たないライブの異様な雰囲気ったらありません。

あと最近知ったのですが、HO6LAというグループもこちらに近いと思います。もともとアキシブprojectやCY8ERを率いた「苺りなはむ」がプロデュースする圧倒的な世界観が魅力です。

うちらが最強卍。お前らもサイコウだよ。。。

どちらにも共通するのはフロアの熱量の高さです。誰に指図されるともなく、オタク全員が積極的にライブを作り上げています。多少の暗黙知があるので最初は戸惑うこともありますが、これはこれで一度知ったらやめられません。

タイプ②のタイプ①との決定的な違いは、オタクがいなくてもアイドルが既に成立していることです。このためオタクには「現場を作る」権利もありませんが義務もありません。各々が自由に現場を楽しんでいるように見えるのはこのためと考えられます。


2タイプはどっちがいいのか

ここまでで、ライブの盛り上げ方には

  • タイプ①:アイドルが率先して盛り上げる

  • タイプ②:オタクが自発的に盛り上げる

の2タイプがあることを紹介してきました。じゃあ、果たしてどちらの方が良いと言えるのでしょうか?僕は「どっちでもいいけど、タイプチェンジは慎重に」と思います。

ここまで述べて来たように、2つのタイプによってオタクのタイプも異なります。タイプ①が好きなオタクはアイドルが自分の目線まで降りてきてくれるのが好きなんだと思います。それなのにいきなりタイプ②になって、自分から遠いところに行ってしまったら戸惑うことでしょう。

逆にタイプ②が好きなオタクは思い思いに楽しむのが好きなので、「みんなでライブ楽しもうよ~」みたいなこと言われると「いや、え、もう楽しんでるし。。。」となってむしろ醒めるんじゃないかと思います。今っぽくいうと同調圧力を徹底的に嫌うZ世代的、悪くいえば斜構なのです。


しかしこれからは、この2タイプの融合が求められるように思います。声出しが出来ない時期が長く続いたことで、独自の世界観や楽曲性を確立するグループが増えてきたからです。時には憧れられる対象でありつつ(タイプ②)、時にはオタク目線でライブを盛り上げられる(タイプ①)アイドルこそが、スタンダードになりつつあるのではないでしょうか。


おわりに

まとめます

別にどっちでもいいんだけど、TIFは楽しいライブがたくさん見たい。

以上です。

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