【ライブレポ】2024/3/30,31 NATUZOME2024 振り返り
わざわざ泊まり込みで通ったオタクおったのマジ?
船橋のカプセルサウナ快適でした。地下アイドルオタクのかべのおくです。
2024年3月30日、31日に行われた「NATUZOME2024」に、行ってきました。
熱い季節は、熱い思いを連れてくる。
3月とは思えない異例の暑さと快晴に恵まれた2日間、「夏フェスってこんなだったなあ」と、つくづく実感しました。せっかくなのでそんな夏のはじまりを、振り返っていきます。
ライブ概要
NATUZOME実行委員会(コロナ以前は、アイドル横丁にサポーテッドされて開催されていた)によって、毎年春に開催されるフェス。
場所は今年も、稲毛海浜公園の野外音楽堂。個人的には2020年の初開催以来、実に4年振りの訪問となった。
ちなみに春に開催されるのが「NATUZOME」であり、7月頃に開催されるのは「超NATUZOME」である。
1日目(2024/3/31)
超NATUZOME2023のメインステージ争奪戦を制したラナキュラ(当時はピコリモード)をトリに据えて、昨年の各フェスで順調に結果を残してきた強者揃い。旬な顔ぶれが並ぶ初日となった。
お目当てはドラマチックレコード。個人的には4人体制初のリンワン、太陽月夜がとてもいい流れで登場するのでそこにも期待。
以下、印象に残ったグループを記す。
Mirror,Mirror
ミラミラと言えば「セスナ」。この曲を青空の下で聞ける季節がまたやってくるんだなと、夏フェス本番を想像して胸が踊った。
太陽に踊れ月夜に歌え
「太陽に踊れ」「月夜に歌え」の2組から構成されるグループ。最初に太陽月夜で1曲、太陽で1.5曲(たぶん?)、月夜で2曲、最後は太陽月夜で1曲と、20分とは思えない充実感。
会場にもグループのTシャツを着ているオタクが多く、集客力では他と全くひけを取らない。今年の夏フェスでは、要注意かつ要チェックな存在かも。
MIGMA SHELTER
脳がトリップするミシェルのレイヴ、この感覚は久しぶり。6月に活動休止が決まっていることを知ったのはこの後のことで、この機会に見られたのは貴重だったなと思い返す。
Ringwanderung
4人体制になってからはじめて見るライブ。音楽性と表現をギリギリのところで両立させるスタイルは健在。
増田陽凪さんのセトリツイートを掲載しておきます(お疲れ様です!)。
この日はフェスということもあり楽しめな曲が多かったものの、「燃える火曜日」「ササル」で見られたギリギリを削り出しているのは「これだよ、これ…!」という感じ。「魔界X」もフェス向きでよき。
QUEENDS
「orz」から始まる4曲は、フェス受けのよいQUEENDSの本領発揮というセトリ。
MAHOさんのツイートを掲載しておきます(ありがとうございます)。
なぜだろう、「Wayyouhope」を聞くとフェスの終わりを意識してしまうことがある。20分の短さを感じさせないストーリーが詰まっていた。
THE ORCHESTRA TOKYO
個人的に、この日ベストパフォーマンスだったかもしれない。オケトー目当てのオタクも明らかに多く、始まる前から「これ絶対楽しいやつ」オーラに満ち満ちていた。
青空の下での「マーメイドオーシャン」は神がかっていた。このためにチケット代全て投げ打っても惜しくはない。
ドラマチックレコード
「マリンブルー・スクランブル」の衣装で登場したドマレコが届けるは、誰もが待ち望んだ夏セトリ。
新居歩美さんの投稿をお借りしておきます(ありがとう!)
発表時期的に冬曲っぽかった「夜空のよすが」も、夏フェスで聞くとまた違った装いを感じる。こればぜひ超NATSUZOMEの夜に聞きたい。
2日目(2024/3/31)
初日も凄かったものの、それ以上に「夏を牛耳るものたち」が集結した2日目。どこを切り取っても最高の瞬間であることが予想された。
お目当てはFES☆TIVE。他にも爽やかな夏曲を有するMyDearDarlin'や、KAWAII LAB.から送り込まれた新人SWEET STEADY、現体制として最後の夏を迎えるDevil ANTHEM.の動向も気になった。
1日目と同じく、印象に残ったグループを記す。
のんふぃく!
夏らしいタオル曲も含めた熱いセトリ、オタクが熱い。「プラトニックチョロイン」で尺を完全に無視して煽りまくるこるねさんが好き。
MyDearDarlin'
1曲目は「真夏の彼方」。今年の夏のプッシュ曲?ちなみにこの曲には「飛行機雲追いかけて」という歌詞があるが、ちょうどライブ中には飛行機が飛んでいたらしい。
是枝さんのセトリツイートを載せておきます(いつもありがとう!)
「アイスクリーム」のときには後方エリアで大運動会が開催されていた。今年の関ヶ原は、ぜひ現場で参加したい。
ちなみに是枝さんは前日のライブまでは声が出ず歌唱を控えていたものの、この日は復調。楽しみにしているオタクのために頑張ってくれたと思うと、感謝が止まらない。
高嶺のなでしこ
「初恋のひと」からの始まりは、思わず去年の超NATSUZOME2023のメインステージでの初披露を思い出す。「推しの魔法」は台湾のライブで先出しだったが、日本では初披露だったらしい。
ライブ中、葉月紗蘭さんのパートのたびに後ろのオタクが「ああ…さあら…かわいい…」とつぶやいてて(聞こえてるから割と大声)、彼とは仲良くなれる気がした。
SWEET STEADY
3月4日デビュー、KAWAII LAB.の新鋭が早くも夏の登竜門へ。
15分では物足りないと思わせるほどの堂々のパフォーマンス。夏フェス向きの曲としては、「ハートの魔法」がどこまで化けるのか気になるところ。
スイステは前日に名古屋のアイドル博に出演。過密日程の中でもはつらつとしたパフォーマンスを見られてありがたい限り。
真っ白なキャンバス
夏フェスには今年も白キャンありと、まざまざと見せつけられた20分。
「今、踏み出せ夏」でオタクが肩組む光景や、「SHOUT」の梓コールはオタクをDNAレベルで刺激する。
そんな熱い客席を見て涙腺が緩んでしまう小野寺梓さんを見ると、さらに夏が近づいていることを実感する。
Devil ANTHEM.
黄色基調に水色ラインの入った、去年の夏衣装で登場。コールしたり、MIX打ったり、推しジャンしたりと、「デビアンのライブが好き」という共通点だけでオタクが思い思いに楽しむ様は、いつ見ても圧巻。
「minnadeiko」で水野瞳さんと可変三連を打つオタクのやり取りに微笑ましい関係性が垣間見られた。こういう生でのやり取りがライブだよなと。
FES☆TIVE
つい9日前に新体制を迎えたばかりのFES☆TIVE、多分初めて(?)の野外フェス。
セトリは青葉さんのツイートを載せておきます(いつもありがとう!)
コズミックが対バンセトリとして定着しつつあるのはよい傾向。今年は祭Tとビブス軍団の大あばれを期待したい(自分もその輪に入ります)。
その他
さすがにAppare!まで見ると帰りが混みそうだな…と早めに会場を後にしたが、稲毛海浜公園から直線で徒歩15分くらいのセブンイレブンからでも「君だけのワンダーランド」のコールが聞こえてきた。オタクの声量ってどうなってんだ…
全体所感
やはり、野外フェスっていいなあと。別に冬のライブが嫌いなわけじゃないんだけど、夏の野外フェスは特別な感情をたくさん連れてきてくれる、貴重な場所だと実感しました。
ただ、フェスを回るうえでの体力がすっかり衰えているとつくづく実感しました。少なくとも僕にとって、ライブを見る体力とフェスを楽しむ体力は完全な別競技です。フェスがまったくない冬に、それが衰えてしまうのは仕方がないことでしょう。
そのことをこの時期に知られたのは大きな収穫なのかも知れません。徐々に現場でならしていくしかないのでしょう。
万全の準備をして、来るべき超NATSUZOME2024も精一杯楽しみたいと思います。
おわりに
まとめます。
フェスのレポ書く体力もつけなければ。
以上です。