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【GIGAスクール初めて日記】⑧Jamboard×クラゲチャート

この記事はこんな方にオススメです

・ICT担当の先生
・Jamboardの活用事例を知りたい先生
・「対話的な学び」の実践にお悩みの先生

 「対話的な学び」が大切なのは、よくわかってる!!だけど、控えめな子どももいるし、考えをまとめるのが苦手な子どももいるから、対話的な学びの実践は難しい。というような話を耳にしました。同じように悩んでいる先生方もいらっしゃるのではないでしょうか。
 そこで本記事では「GIGAスクールはじめて日記」の著者たちが実践している、話し合いを促進させる指導法について「国語」を題材にして紹介していきます。

①国語の文章読解に活用

Jamboardの背景に思考ツール「クラゲチャート」を設定

 国語の物語文で、登場人物の人柄を読み取る際に、Jamboardと思考ツールを活用しました。
 Jamboardの背景に思考ツール(クラゲチャート)を設定し、付箋機能を使って記入しました。付箋は書き込む部分によって色を変え、視覚的にわかりやすくしました。
 思考ツールへの書き込みは個人で行い、グループ交流でお互いの意見を交換しました。その後、教師が作成したスライドの表にグループの意見をまとめる作業を行いました。

②Googleドライブでお互いのデータを見る

すべての子どもたちがお互いのデータを見合えるようように

 子どもたち個人のデータを見合うために、Googleドライブを活用しました。
 Classroomでは、課題を「各生徒にコピーして作成」すると、教師のGoogleドライブ上の「Classroom」フォルダ内に、配布した課題のフォルダが作成されます。このフォルダには子どもたちに配布したデータが一覧になって保存されており、教師は各自のデータを見ることができます。しかし、この状態では教師しか見ることができず、子ども同士がお互いのデータを見ることができません。
 このふぉるだをのリンクをClassroomで共有することによって、全ての子どもたちがお互いのデータを味合えるようになりました。

③思考ツールとクラウドの組み合わせ

思考の整理が難しい子どもたちにとっての足場かけ

 これまでは一人でワークシート上に書き込んだり、ホワイトボードにグループ協働しながら書き込み、思考の整理と可視化を行っていました。これがクラウドで活動できるようになれば、一人で取り組んでいたとしても、他の子どもたちの整理方法も見られるようになります。思考の整理が難しい子どもたちにとっては、このことが足場掛けになります。

最後に

 思考の整理が苦手な児童への支援として、「クラウド上での活動」があるというのは、新たな気づきでした。また、クラスメートに見られるという緊張感が、1人1人の考えの質を向上させる効果も期待できるのかも、、、。しかし、そうなると緊張感をプレッシャーと感じる子も出てくるかもしれない。良い意見を書かなきゃ、、、、、、、、、。のように。

・意見の共有のメリット・デメリット

について、みなさんの意見をお聞かせください!
お気軽にコメント欄にご記入いただければ幸いです。

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